猛暑日に外でスマホを使うのは控えたいースマホが正常に機能する気温はだいたい35℃まで

まだ7月ですが、当たり前のように昼の気温は30℃を超えています。暑いですね。

外を歩くときにスマホでドラクエウォークを起動しながらポケットに入れておくと、目的地に着く頃にはかなり熱くなっています。これはスマホにもあまり良くないだろうなぁとは思いつつも、外で歩くゲームだからなぁ…と悩ましいものです。

ところで、実際スマートフォンはいったいどれくらいの気温で使われることを想定されているのか、気になりませんか?実はどのスマートフォンも一応そういったことがマニュアル等に書かれています。いくつかのメーカーのスマホを調べてみました。

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Pixel 7aの場合

Pixel 7aの場合は「気温0℃~35℃の環境で正常に機能」とされています。保管の場合は、-20℃~45℃で、45℃を超える場所には放置しないでください、と書かれています。夏場の車の中は45℃くらいはすぐに達するので、車内放置は危険です。

なお、Pixel 7a以外も、Pixelスマートフォンはだいたい同じです。

iPhoneやiPadの場合

iPhoneやiPadの場合も同じで、「周囲の温度が 0° ~ 35℃ の場所でお使いください。低温下や高温下では温度調整のためにデバイスの動作が変化することがあります。」と書かれています。保管に関しては、やはり「-20º ~ 45℃」です。

その他のスマートフォンの場合

その他のメーカーのスマートフォンもだいたい似たようなものです。

AQUOS sense7 周囲温度5℃~35℃、湿度35%~90% ➡参考
Xperia 1 IV 周囲温度5℃~35℃、湿度35%~85% ➡参考
Xiaomi 動作環境は0℃~45℃、非動作環境は-20℃~45℃ ➡参考
Zenfone 9 0°〜35℃の周囲温度 ➡参考(PDF)
Galaxy S23 周囲温度5℃~35℃、湿度35%~85% ➡参考
OPPO Reno7 A 周囲温度5℃~35℃、湿度35%~85% ➡参考
TORQUE 5G 60℃で連続3時間の動作試験、高温保管環境70℃で連続4時間の高温耐久試験、30~70℃まで変化させる高温耐久試験をそれぞれ実施し、外装の変形・破損・故障しないことを試験しています ➡参考

さすがにTORQUEだけは違いますね。

35℃以上の環境で使用したからといって、ただちに異常が発生するというわけではありませんし、短い時間内なら35℃以上でも動作に問題がないと書かれている場合もあります。とはいえ、それを常用するのはさすがに控えたほうがいいでしょう。

なお、今は夏なので高い方の気温に目が行きがちですが、低い方の気温もなかなか厳しいですね。日本の冬で気温5℃以下になる地域は珍しくありません。冬は冬でまた別の対策が必要そうです。

冷却アイテムは効果があるのか?

スマホが高負荷状態で高温になることを防ぐための冷却グッズがあります。スマホクーラーや冷却シート系です。これらは夏の外で利用する場合に対しては効果があるのでしょうか?

気温が高いからスマホ内部も熱を持ちやすい→スマホ内部の熱を冷却する、と考えれば、まぁ効果はありそうです。

スマホ冷却ではこういったアイテムもあります。ただ上記商品は28℃以下で凍結する素材を使っているので、夏の屋外では役に立ちそうにありません。

こういったスマホに貼り付けるタイプが良さそうですかね?実際に使ってみたわけではないので効果の程はわかりませんが。
うーん、どれか買ってみようと思います。


夏の外でのスマホ使用は実は推奨環境外になりそう、という話でした。ただちに壊れたりするわけではありませんが、気をつけておきたいところです。

冷却系アイテムもそうですが、夏の熱対策になにか効果的なものがあれば、情報お待ちしております。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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