メイン端末のAndroidメーカー、日本はSHARP、アメリカはSamsung、中国はHUAWEIが1位【MMD研究所調査】

MMD研究所は10月3日、「日米中3ヶ国都市部スマートフォンユーザー比較調査」の結果を公開しました。それぞれの国でのAndroidとiOS利用の比率や、Android内での使ってるスマホのメーカーのシェアがわかります。

この調査は、日本(東京、大阪)、アメリカ(ニューヨーク州、カリフォルニア州ロサンゼルス、カリフォルニア州サンフランシスコ)、中国(北京、上海)に住む15歳~69歳のスマートフォンを所有する男女を対象に2022年8月23日から8月28日までの期間で行われました。

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メインでAndroid端末を使っているのは日本50.4%、アメリカ41.4%、中国66.3%

メインで利用しているスマートフォンの種類を聞いたところ、日本(n=557)は「iPhone」が49.4%、「Android」が50.4%、アメリカ(n=562)は「iPhone」が58.7%、「Android」が41.4%、中国(n=552)は「iPhone」が33.7%、「Android」が66.3%でした。

日本ではiPhoneが圧倒的なイメージもありますが、年代により(シェアも人口も)差があるので全体的にはわずかにAndroidのほうが多いようです。

iPhoneの機種、SEやminiが上位に入るのは日本だけ

メインで利用しているiPhoneの機種を聞いたところ、日本はiPhone SE(第2世代)(16.0%)、iPhone 8(12.4%)、iPhone 11(10.2%)で、アメリカはiPhone 13 Pro Max(13.6%)、iPhone 12(10.0%)、iPhone 11(9.7%)、中国はiPhone 13(21.0%)、iPhone 13 Pro(15.1%)、iPhone 13 Pro Max(12.9%)となりました。

日本は米中とは傾向がかなり違うように思えます。

日本では古いシリーズもまだ使われていて、どの世代もまんべんなくといったイメージです。中国は新しい方に偏ってますね。

メインで利用しているAndroid端末のメーカー

Android端末をメインで利用している方にその端末メーカーを聞いた質問では、日本はSHARP(29.5%)、SONY(18.9%)、Samsung(16.4%)となり、アメリカはSamsung(61.0%)、LGとGoogle(9.1%)が同率、Motorola(7.4%)で、中国はHUAWEI(37.4%)、Xiaomi(15.3%)、OPPO(11.2%)となりました。

ここはかなり国ごとに分かれている印象です。アメリカはSamsungが圧倒的ですね。


MMD研究所の調査ではここに掲載した以外にも、5G対応端末の割合、iPhoneの画面サイズ、メインで利用している通信事業者といった結果も掲載されています。興味ある方はそちらもチェックしてください。

また、今回の結果は第1弾ということで、今後はアプリ、オンラインショッピング、利用決済手段に関する調査の結果も予定されています。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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