OPPO Reno3 Aは買いなのか?従来機のOPPO Reno Aとスペックで比較

先日発表され、すでに予約も開始されてるOPPO Reno3 Aは昨年10月に発売されたOPPO Reno Aの後継機です。低価格ながら防水・おサイフケータイに対応し、スペックも十分でヒットした(今も売れ続けてる)機種の後継として注目が高まっています。

OPPO Reno3 Aのコンセプトは「余裕が進化したスマホ。」です。OPPO Reno Aが「いろいろと余裕のスマホ。 」だったのでコンセプト事態も後継を意識したものになっています。ではその「進化」とはいかほどのものか、スペックから比較してみようと思います。

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本音を言えば、OPPO Reno Aが評判いいのに買うタイミングを逃してちょっと悔しかったので、Reno3 Aは買ったほうがいいのか、理由がほしいだけなんですけどね。

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OPPO Reno3 AとOPPO Reno Aのスペック比較

OPPO Reno3 A OPPO Reno A
OS ColorOS 7.1 (Android 10ベース) ColorOS 6 (Android 9ベース)
CPU Snapdragon 665 Snapdragon 710
RAM 6GB 6GB
ストレージ 128GB 64GB
128GB(楽天モバイルモデル)
外部メモリ microSDXC (最大256GBまで) microSDXC (最大256GBまで)
ディスプレイ 6.44インチ 2400×1080 (FHD+)
有機EL(AMOLED)
画面占有率:89.9%
6.4インチ 2340×1080 (FHD+)
有機EL
画面占有率:91%
アウトカメラ 約4800万画素(f/1.7)
+ 約800万画素(f/2.2)
+ 約200万画素(f/2.4)
+ 約200万画素(f/2.4)
1600万画素(f/1.7)
+ 200万画素(f/2.4)
インカメラ 約1600万画素(f/2.0) 2500万画素(f/2.0)
バッテリー 4025mAh
急速充電(Quick Charge 2.0)対応
3600mAh
サイズ 160.9 × 74.1 × 8.2 mm 158.4 × 75.4 × 7.8 mm
重量 約175g 約169.5g
通信方式 GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900MHz
WCDMA: Bands 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
FDD-LTE: Bands 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28
TD-LTE: Bands 38 / 39 / 40 / 41
GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900MHz
WCDMA: Bands 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
LTE FDD: Bands 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 26 / 28
LTE TDD: Bands 38 / 39 / 40 / 41
GPS GPS / Beidou / GLONASS / GALILEO / QZSS GPS / Beidou / GLONASS / Galileo / A-GPS
Bluetooth 5.0 5.0
Wi-Fi 2.4/5GHz 802.11 a/b/g/n/ac 2.4/5GHz 802.11 a/b/g/n/ac
NFC 対応(FeliCa対応) 対応(FeliCa対応)
防水防塵 IP68 IP67

OPPO Reno3 AとOPPO Reno Aの違い

外見含めてとても良く似ているOPPO Reno3 AとOPPO Reno Aですが、大きく違うポイントはOSとCPU、カメラ、バッテリーです。

OS

OPPO Reno3 AはAndroid 10ベースのColorOS 7.1、OPPO Reno AはAndroid 9ベースのColorOS 6です。発売時期が半年以上離れているので仕方ないことではありますが、Reno AがColorOS 7.1へアップデートされるかどうかがポイントです。

もともとOPPOは日本のスマホでのOSアップデートにはかなり消極的で、メジャーバージョンアップはまず無いものと考えたほうがいいくらいでした。しかし2019年11月にFind XとR17 Proの2機種がOSアップデートされました。この時にReno Aについても期待する声が大きかったのですが、どうやらこの2機種についてはあくまで「特例的」だったようです。

このあたりはOPPOラボさんが詳しくまとめられているので参考にしてください。

今回後継機としてReno3 Aが発売されることで、「新しいOSバージョンが良ければReno3 Aを買ってください」とも取れます。なのでReno AのOSバージョンアップは、期待できないと思います。まぁあくまで予想でしかありませんけど。

CPU

CPUについてはReno3 AがSnapdragon 665でReno AがSnapdragon 710です。数字でわかるように、後継機なのに性能が下がっています。今回の後継機発表で一番悩むのがここではないでしょうか。唯一ここだけがウィークポイント、と言っても過言ではないと思います。

とはいってもSnapdragon 665とSnapdragon 710の性能差がどれくらいあるのかと言えば、そこまで大きなものではありません。Snapdragon 710のReno AのAnTuTuスコアは18.7万点ほどで、Snapdragon 665は例えばmoto g8が16.5万点ほどでした。この約2万点の差をどう捉えるか、ですね。

カメラ

カメラはReno3 Aになって大きく進化したポイントでしょう。Reno Aの2眼から4眼へとパワーアップしています。メインカメラは16MPから48MPへとなり、119°の超広角レンズもあります。ほかの2つはモノクロ撮影対応と、レトロなポートレート撮影対応となっています。ウルトラナイトモードもあるので、カメラを使うのが楽しくなるのではないでしょうか。

まぁこのあたりは実際に作例を見ないとなんとも言えないものではありますが、スペック上はかなり良くなってます。

バッテリー

バッテリーもReno Aの3600mAhから4025mAhへと増えており、通常の使い方で不満を持つことはないでしょう。急速充電にも対応したので、夜寝るときに充電を忘れていても朝の支度の間にある程度は充電できます。

とはいえ、その急速充電はQuick Charge 2.0です。わりと、今更QC2.0?という気持ちがないわけではありません。無いよりはいいのですが…。

まとめ

まだReno Aが発売されてから半年と少し過ぎただけですので、Reno Aを持っていて特に不満があるわけでもなければ慌てて買い換えるほどのものではないでしょう。ですが、Reno Aは持っていないけどOPPOのスマホに興味がある、というのであれば、OSも新しくてカメラも4眼になったReno3 Aを選ぶ方がいいのではないでしょうか。CPUの違いが気になる方は、どうせならもっと上位機を買いましょう。

というわけで、Reno Aを買い逃してしまった私にはちょうどいいタイミングでの発売だったかもしれません。購入検討する意味も含め、次は各社の価格比較をしてみましょうか。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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