【2017/8/18更新】おすすめ格安SIMの比較と選び方:格安SIM歴7年で25社以上のSIMを使った管理人が選ぶ今契約すべきMVNO

ここ1,2年ほど、格安SIMと言われるものが広まってきました。通常のドコモやauといった大手キャリアとは別で契約し、月々の通信量が大幅に安くできるというのが大きな特徴となっているサービスです。

この格安SIMを提供している会社のことをMVNO(Mobile Virtual Network Operator=仮想移動体通信事業者)といいます。ところが、このMVNOはかなりの数があり、最初は一体どれを選んだらいいのかわからないという状態です。

私自身は2010年のXperia(SO-01B)を購入した時からMVNOのSIMを使用しており、ここ1年ほどは15社以上の格安SIMを契約しています。ネット上では様々な価格比較などのサイトがありますが、このページでは私がここ1年比較しながら使用した経験をもとに「今」おすすめの格安SIMを紹介します。

管理人が「今」おすすめする格安SIM

細かいことはこの後でも書きますが、読み進めるのが面倒な方もいると思いますので、いきなり結論というか、私がおすすめする格安SIMをいくつか紹介します。この中から選べばどれでもそう後悔することはないと思います。

LINEモバイル

linemobile

LINEモバイルはあのメッセージアプリで有名な『LINE』が提供する格安SIMです。それだけにLINEとの親和性は高く、残りの高速データ通信残量などをLINEアプリ内から確認することもできます。比較的新しい格安SIMですが、重要な速度もほかよりも速く、さらにLINEの機能のほとんどは使い放題となるのが特徴です。

■プランはシンプルに2つ

LINEモバイルのプランは、月額500円でLINEの通話・トークが使い放題となる「LINEフリープラン」、3GB~10GBの中から選択できて、LINE、Twitter、Facebook、Instagramはデータ消費ゼロ「コミュニケーションフリープラン」があります。それぞれの指定されたアプリはデータ通信量を使い切ってしまったあとでも高速で通信できます。スマホでやることのほとんどがLINEという人ならば、データ通信量をほとんど使わずに済んでしまいます。もう「ギガが足りない」なんて言わせません。

LINEフリープラン

高速データ通信容量 月額料金
データ通信のみ 1GB 500円
データ通信+SMS 1GB 620円
データ通信+音声通話 1GB 1200円

コミュニケーションフリープラン

高速データ通信容量 データ通信+SMS データ通信+音声通話
3GB 1110円 1690円
5GB 1640円 2220円
7GB 2300円 2880円
10GB 2640円 3220円

このLINEやTwitterが使い放題というのはかなり強力です。基本的に公式アプリやウェブからのものしかサポートされていませんが、公式以外のアプリでもカウントフリー対象となっているようです。(あくまでサポート外なのでいつ外れるかわかりませんが。)

■通信速度が速い

一般に格安SIMの多くはドコモやauといったキャリアのものに比べて通信速度が遅くなります。詳しくは格安SIMの速度測定を毎月2回行っていますので、その結果(後述)をご覧ください。特にお昼の時間帯は1Mbps程度しか出ない格安SIMも多いですが、LINEモバイルは比較的高速を維持しています。LINEモバイルは新しいMVNOですので、最初はユーザー数が少ないおかげかな、とも思ったのですが、速い状態を数ヶ月維持しているので、これは本物です。

主要な格安SIMとの速度比較(2016年11月1日12時過ぎの測定結果)

ダウンロード アップロード
LINEモバイル 16.72Mbps 4.05Mbps
OCN 0.86Mbps 5.09Mbps
IIJmio 0.49Mbps 3.03Mbps
BIGLOBE 0.43Mbps 2.74Mbps
NifMo 0.68Mbps 4.44Mbps
■データのみでもLINEの年齢認証ができる

LINEを使うときには年齢認証があり、これ行わないとID検索などができません。ドコモなどのSIMなら問題はないのですが、格安SIMだと通常は年齢認証ができません。しかしLINEモバイルならデータのみのプランでもOKです。(契約時に本人確認があるので。)なので最安のLINEフリープランデータ通信のみ(月額500円)でLINEをフルに楽しむことができます。これはほかの格安SIMにはない大きな特徴と言えるでしょう。

■LINEモバイルの弱点

LINEモバイルはLINEやその他のアプリがカウントフリーで、速度も出る、翌月へのデータ通信量の繰越も対応しているなどかなり良い格安SIMです。敢えて弱点を言うならば…

  • 専用アプリがなく、残量の確認はLINEもしくはウェブのマイページからのみ
  • 低速状態との切り替えスイッチが無い

と言ったところでしょうか。あまり弱点と言えるものでも無いかもしれませんね。速度でも機能でも充分な性能を持つLINEモバイル、かなりオススメです。

■LINEモバイルの申し込みはコチラから
LINEモバイル

DTI SIM

DTI SIM お試しプランLP
「DTI SIM」お試しプラン

低価格で始められるので初めての格安SIMに最適

DTI SIMは、「初めての格安SIM」としてはなかなかオススメできる格安SIMです。なぜなら…

  • キャンペーンで無料に近い月額で始められる

…という点にあります。

■最初の半年間は実質無料

DTI SIMは、初めて契約する方限定ですが、キャンペーンで最初の数ヶ月が0円に近くなります。時期によってキャンペーン内容が若干異なりますが、3GBプランが半年間月額3円になります。ユニバーサルサービス料としての3円やその他オプション料金は別途必要になりますが、かなりおトクです。

格安SIMを使ったことがない人にとっては、格安SIMがどんなものなのかは不安だらけでしょう。いきなりメインを切り替えて、その後で「こんなはずじゃなかった…」というのも怖いものです。DTI SIMなら初めての場合は半年間かなり格安となるので、まずは現在のスマホ契約とは別にDTI SIMを契約して、数ヶ月は平行して使ってみるというのがいいと思います。

速度やサービス内容としてはほかの格安SIMと違う部分もありますが、格安SIMがどういうものなのかは体験できると思います。まずは使ってみて、半年後にやはり元のドコモなりを使い続けるか、DTI SIMを続けるか、または他の格安SIMにしてみるか選択すればいいと思います。

■DTI SIMの価格表
容量 データプラン データSMSプラン 音声プラン
1GB 600円 750円 1,200円
3GB 840円
最初の半年間→0円/月
990円
最初の半年間→0円/月
1,490円
5GB 1,220円 1,370円 1,920円
ネットつかい放題 2,200 2,350 2,900
■DTI SIMの申し込みはコチラから
DTI SIM

mineo

au端末もドコモ端末もそのまま使える!【mineo(マイネオ)】

mineoは様々な特徴を持った、ユーザー目線に一番近いところで運営しているMVNOです。

大きな特徴の1つとして、ドコモ回線を使うプランとau回線を使うプランの両方を用意している、というものがあります。格安SIMを扱うMVNOの多くはドコモ回線を使ったものです。これらはドコモのスマホ端末であれば基本的のそのままSIMを挿すだけで使える(SIMロックを解除しないでも使える)のですが、auから出ているスマホ端末は使えません。mineoはau回線を使ったプランも用意しており、こちらのプランで提供されるSIMであれば、auのスマホを使うことができます。(ただしVoLTE対応している端末かどうかでもSIMが異なるのでその点は要注意)

機能面では、アプリで高速/低速を切り替える事ができたり、余った容量を次月に繰り越せることはもちろん、以下のようなmineo独自のサービスが用意されています。

  • パケットシェア…繰り越した分の高速データ通信量を家族で分け合えることができる
  • パケットギフト…友達などにメールやLINEでコードを伝えてパケットを分けることができる
  • フリータンク…mineoユーザー全体でパケットをシェアしてそこから毎月1GBまで引き出すことができる
  • チップ…ユーザー同士の交流サイト「マイネ王」で役立つ投稿などでチップとして10MB単位でパケットを送り合う事ができる

とくに、フリータンクは(引き出せるのは月の下旬に限りますが)毎月のプランが1GB増えるようなものであり、かなり強力にお得です。このような独自のサービスがどんどん生まれ、それぞれにユーザーの声を聞きながら成長しているのがmineoです。

また、格安SIMを契約するときに気になるのが初期費用です。mineoでは現在紹介キャンペーンを行っており、紹介リンクから申し込みをすると紹介者と紹介してもらった人どちらにもAmazonギフト券1,000円分がプレゼントされます。紹介した人、紹介してもらった人、mineoの3者がどれもwin-win-winになれるキャンペーンです。
私の紹介リンクはコチラですので、ぜひご利用ください。
http://mineo.jp/syokai/?jrp=syokai&kyb=F9H0C0U8R6

さらに、初期費用の代わりとなるエントリーパッケージというものがあるのですが、これがAmazonでは1,000円程度で販売されています。これを購入して紹介リンクから申し込みすれば、初期費用は実質ほぼゼロ円になります。これなら気軽に申込みできますね。

UQ mobile

UQ mobileはauの回線を使ったMVNOです。なのでドコモの端末は使えませんが、auの端末ならそのまま使うことができます。au回線を使ったMVNOはそう多くはなく、実質mineoとUQ mobileの二択となります。

mineoは上記の通り様々な機能が魅力ですが、UQ mobileは速度が魅力です。現在は少し状況が違いますが、以前はauの別会社がやっていたMVNOとでも言うようなもので、au自体とそれほど変わらないくらいの速度を出していました。基本的にドコモやauなどのMNOに比べMVNOの速度は落ちるものですが、UQ mobileの速度はその中で突出して速かったです。現在は会社の変更などで少し状況が違いますが、それでもMVNO全体の中でもデータ通信速度がかなり速い部類に入ります。速度にこだわるならUQ mobileにした方がいいです。

また、2017年2月19日からは月々のデータ通信量と音声通話1200円分がパックになった「ぴったりプラン」が始まり、このプランでは同時に端末購入で「マンスリー割」を受けることができ、これを活用することで端末代金をほぼ0円で購入することができます。格安SIMに乗り換えるときに端末も新しくしたい場合にはこういったものを使うと更にお得になりますね。

■UQ mobileの申し込みはコチラから
格安スマホならUQモバイル

ワイモバイル

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドのようなものなので一般のMVNOとは違います。しかし安いことは安いので格安SIMの仲間と言えなくもないです。(普通の3大キャリアと格安SIMの間くらいと思ったほうがいいかもしれません。)

何と言っても魅力なのは速度です。通常のMVNOは元となるドコモなどMNOほどの速度は出ませんが、ワイモバイルはMNO並の速度が出ます。お昼でもドコモ回線の格安SIMが1Mbps行くか行かないか、3Mbps出ればいいほうだ、と言っている間にサラッと30Mbpsを超えたりします。

格安SIMは速度が遅いと聞くし、不安が多くある、でも少しでも安くしたい、という人にはかなりオススメです。

■ワイモバイルの申し込みはコチラから
Y!mobileオンラインストア

おすすめ格安SIMの価格一覧

上記のオススメ格安SIMと、そのほか主要な格安SIMの価格をまとめます。
※スマホからご覧の場合は、表部分は横にスクロールできます。

ドコモ系定額制プラン データ通信のみ

500MB  1GB  2GB  3GB  4GB  5GB  6GB  7GB  8GB  9GB 10GB 12GB 13GB 15GB 20GB 30GB 40GB 50GB
IIJmio 900 1520 2560
DMM mobile 480 770 850 1210 1860 1980 2190 3280 3980
OCN 1100 1450 2300 4150 6050
BIGLOBE SIM 900 1450 2700
DTI SIM 600 840 1220 2100 3600 4850
楽天モバイル 900 1450 2260 4050 5450
mineo 700 800 900 1580 2520
NifMo 900 1600 2800
U-mobile 900 1480
Fiimo 900 1600 2650
FREETEL 499 900 1520 2140 2470 3680 4870 6980 9400 11800
LINEモバイル 500 1110 1640 2300 2640
nuroモバイル 700 900 1100 1300 1500 1700 1900 2100 2300
ロケットモバイル
イオンモバイル 480 780 980 1480 1980 2680 4480 6480 7480 10300
エキサイトモバイル 670 770 900 2250 4750 6980 9980 13800

*U-mobileのダブルフィックスは1GB以下は680円~、1GBを超えると3GBまで900円
*LINEモバイル3GB以上はSMS付き(データのみは無し)

ドコモ系定額制プラン 音声通話付

500MB  1GB  2GB  3GB  4GB  5GB  6GB  7GB  8GB  9GB 10GB 12GB 15GB 20GB 30GB
IIJmio 1600 2220 3260
DMM mobile 1260 1380 1500 1910 2560 2680 2890 3980 4680
OCN 1800 2150 3000 4850 6750
BIGLOBE SIM 1400 1600 2150 3400
DTI SIM 1200 1490 1920 2800 4300 5550
楽天モバイル 1600 2150 2960 4750 6150
mineo 1400 1500 1600 2280 3220
NifMo 1600 2300 3500
U-mobile 1580 1980
Fiimo 1600 2300 3350
FREETEL 1199 1600 2220 2840 3170 4380 5570 7680 10100 12500
LINEモバイル 1200 1690 2220 2880 3220
nuroモバイル 1400 1600 1800 2000 2200 2400 2600 2800 3000
ロケットモバイル
イオンモバイル 1180 1280 1380 1580 1980 2680 3280 4980 6980 7980 10800
エキサイトモバイル 1370 1470 1600 2950 5450 7680 10680 14500
500MB  1GB  2GB  3GB  5GB  6GB  7GB  8GB 10GB 12GB 15GB 20GB
UQ mobile 980
mineo 700 800 900 1580 2520
Fiimo 900 1600 2650
IIJmio 900 1520 2560
500MB  1GB  2GB  3GB  5GB  6GB  7GB  8GB 10GB 12GB 15GB 20GB
UQ mobile 1680
mineo 1310 1410 1510 2190 3130
Fiimo 1600 2300 3350
IIJmio 1600 2220 3260

au系定額制プラン データ通信のみ

500MB  1GB  3GB  5GB  6GB 10GB 12GB
UQ mobile 980
mineo 700 800 900 1580 2520
Fiimo 900 1600 2650
IIJmio 900 1520 2560

*IIJmioはSMS付き(データのみは無し)

au系定額制プラン 音声通話付

500MB  1GB  2GB  3GB  5GB  6GB  7GB  8GB 10GB 12GB 15GB 20GB
UQ mobile 1680
mineo 1310 1410 1510 2190 3130
Fiimo 1600 2300 3350
IIJmio 1600 2220 3260

ドコモ系従量制プラン データ通信のみ

500MB  1GB  3GB  5GB  6GB 10GB 12GB
UQ mobile 1680
mineo 1310 1410 1510 2190 3130
Fiimo 1600 2300 3350
IIJmio 1600 2220 3260

ドコモ系従量制プラン 音声通話付

100MB 1GB 2GB 3GB 4GB 5GB 8GB 10GB
FREETEL SIM 999 1199 1600 2220 2840 3170円
b-mobile 1300 1550 1800 2050 2300

格安SIMの選び方

一言に格安SIMといっても、会社もたくさんあればプランもたくさんあります。キャリアのプランがフクザツと言われますが、最近ではMVNOのプランも全体で見ればかなりの量と複雑さを持っています。その中でどういった基準でMVNOやプランを選べばいいのか、そのポイントをここで解説します。

おおまかなプランの分類

MVNO各社が出している格安SIMはプランがたくさんありますが、おおまかに4つのパターンにわかれます。まずは自分の使い方で、どのパターンがあっているのかを考えましょう。

■毎月定額で決まっただけの高速データ通信量を利用できるタイプ

現状、一番多いスタンダードなプランが、毎月決まった量だけ高速データ通信が可能で、それを超過すると低速に制限されるタイプです。多くのMVNOが採用しているだけあって価格も千差万別ですが、3GBで900-1,000円あたりが相場です。

このタイプは、自分の毎月の使用量がだいたい把握できていれば、それ以上は悩まないでいいプランです。毎月定額なので、知らない間に高額となることもありません。ただ、自分の普段の使用量と同じくらいのプランにすると、月末はそれに引っかからないように残りデータ通信量を気にしながらの生活になるかもしれません。かといって余裕がありすぎるとなんだか損した気分にもなってしまいます。このあたりの加減をうまく納得する必要があります。

■毎日の使用可能な高速データ通信料が決まっているタイプ

上記の毎月のデータ通信量が決まっているタイプとほぼ同じですが、その期間が1月単位ではなく1日単位で計算されるタイプです。OCNモバイルONEなどで使われています。

このプランは毎日同じくらいの通信をする人に向いています。平日は通信しないけど休日は通信する、というような人は日単位よりも月単位のほうが無駄なく使えます。

ただ、このプランの良いところは毎日高速データ通信量がリセットされて、0時過ぎになればすぐに復活するところです。1ヶ月という長い単位で調整したり悩んだりするのは面倒、という人にはこちらのプランが合っていると思います。

■毎月の使用した高速データ通信量によって月額料金が変わるタイプ

いわゆる従量制のプランです。FREETEL SIMやb-mobileのおかわりSIMがこれに当たります。

このプランはその月に使用した高速データ通信量によって、何段階かに分かれた月額料金を払うことになります。毎月終わってみないと月の支払額がわからないとも言えますし、自分が使っただけ払えばいいので無駄がないとも言えます。従量制とは言っても、青天井に支払額が上がっていくわけではなく、上限は設けられているのが普通です。

従量制の特徴として、翌月への余ったデータ通信量の繰り越しがない、というのがあります。従量制なので当然といえば当然ですが、例えば料金が1段階上がった直後でも、次の段階に上る直前でも、どちらでも同じ料金で繰り越しもない、と考えてしまうと不満を覚える人もいるかもしれません。

使った分だけ料金が上がってしまうので、人によっては普段からビクビクしてなかなか思い切った高速データ通信をできなくなってしまうかもしれません。

■毎月定額で高速データ通信料の制限がない無制限タイプ

毎月定額であることはスタンダードなものと変わりませんが、高速データ通信量に制限がないという夢のようなプランです。

ただし、その分、毎月の月額料金がほかに比べて高額だったり、速度にある程度の制限がかかっている場合がほとんどです。また、もともと速度に制限がかかっていても、実際の速度はそれよりも更に遅いこともあります。

多少遅くてもいいから、毎月の通信量を気にしないで大量の通信を行いたい、という人に向いているプランです。多少遅いと言っても、月額プランで制限された場合(たいていは200kbps)よりは速いことが普通です。

価格帯で選ぶ

格安SIMの料金は、その名前の通りキャリアに比べて「格安」です。その中でもプランによって価格は様々にあります。自分の予算と相談しながら、価格とプラン内容のバランスを取ることが大事です。

基本的なプランでいえば、月額料金が1,000円以下の価格帯、1,500円前後の価格帯、2,500円前後価格帯、それ以上の価格帯でだいたい分けられると思います。

■月額1,000円以下

1,000円以下だとだいたい月に3GB程度でしょう。ほとんど使わないけどいざというときのためにSIMを確保しておきたい、というのであれば、月500MB未満なら月額料金が0円となる0SIMや、ほかにも月額500円程度で契約できるものもあります。

■月額1,500円前後

1,500円前後の価格帯になると高速データ通信量が5GBになります。また、3GBのプランに音声通話を付けるとだいたい2,000円弱となるので、この価格帯になります。

■月額2,500円前後

2,500円前後の価格帯になると高速データ通信量は10GBになります。音声通話を付けると3,000円を少し超える程度でしょうか。これくらいあれば普通の人なら十分すぎるほどだと思います。自分がどれだけ通信するかわからない、でも速度制限は受けたくない、動画もよく見る、というような人はまずこの10GBのプランにして、その後通信量の結果と相談しながらプラン変更するというのもありだと思います。

速度を比較して選ぶ

格安SIMの多くは、通信網はキャリアのものを使っているので、同じエリアで使えて最大通信速度も同じ、というようなことを宣伝に書いてあると思います。これは間違いではないのですが、あくまで最大の通信速度です。実際にはたいていはキャリアよりも速度的には遅いです。そしてMVNOによってその速度も変わってきます。

この実際にどれくらいの速度がでるのか、というのは時間帯や場所に大きく左右されます。インターネット上ではこれらの通信速度を実際に測定・比較してそれを公開しているサイトも多くあります。orefolderでも、主要な格安SIMについて毎月2回の測定を行っていますので、参考にしてください。

■orefolderの格安SIM速度測定・比較結果記事はコチラから
速度測定の記事一覧 | orefolder.net

速度については、その時その時の結果ももちろん大事ですが、一度速度が落ちた後に設備増強で速度が復活するのか、そこから見えるMVNO各社の「やる気」を読み取ることも大事です。キャンペーン等で一時的に速度が落ちても、すぐに復活してくれれば乗り換える必要もありませんしね。

主要な格安SIMの最新の速度測定結果についてはこのページでも後述します。

その他の付帯サービスで選ぶ

速度や料金で格安SIMを選ぶ方がほとんどだとは思いますが、それ以外に各社が行っている様々な付帯サービスもチェックしたいところです。

例えばBIGLOBEではBIGLOBE Wi-Fiという、全国のWi-Fiスポットを利用できるライセンスが1つ貰えますし、オプションでYouTubeやradikoが使い放題になります。DMM mobileは利用料金の10%がポイント還元され、mineoはパケットを贈り合ったりユーザーサイトの書き込みでパケットを貰えたりできます。最近ではLINEモバイルなど特定のSNSが使い放題になるものもあります。

実際にどれがお得なのかは人によるのでなんとも言えませんが、その特典が自分に合っているのであればこれで選ぶのもアリだと思います。速度・料金で似たようなプランがあった時に、最後の決め手になるかもしれません。

格安SIMの速度比較(2017/8/16-17測定)

格安SIMの、実際に出る通信速度はMVNO各社によってだいぶ変わります。これは通信する場所や時間帯にもよるのですが、だいたいの傾向としては同じようなもので、昼時や夕方から夜のアフター5の時間帯は通信が混み合って速度が出ません。

orefolderでは月2回、定期的に主要な格安SIMを使って実際に速度測定を行って公開しています。最新の結果の一部をここにも掲載しますので、格安SIM選びの参考にしてください。

DOWN 8時 12時 18時
BIC SIM(IIJ-D) 3.80 1.36 2.04
エキサイトモバイル 6.54 0.86 1.78
イオンモバイル 6.86 1.05 2.16
イオンモバイル2 4.05 0.65 1.29
LINEモバイル 18.21 3.05 3.11
OCN 9.56 1.36 1.90
BIGLOBE 4.44 0.65 1.63
NifMo 4.60 1.74 3.28
楽天モバイル 13.41 3.63 4.59
b-mobile 3.84 5.81 13.06
FREETEL SIM 7.01 2.20 2.71
DTI SIM 10.63 0.67 1.63
ロケットモバイル 7.27 1.05 1.54
nuroモバイル 6.82 0.88 1.54
mineo(D) 9.97 1.38 1.66
mineo(A) 7.24 1.41 2.35
UQ mobile 29.78 36.56 30.22
IIJ-A 1.92 1.26 2.15
ワイモバイル 17.29 12.52 18.95
b-mobile S 29.00 29.27 38.66
UP 8時 12時 18時
BIC SIM(IIJ-D) 3.04 2.89 3.09
エキサイトモバイル 2.45 3.10 2.24
イオンモバイル1 5.20 4.43 3.80
イオンモバイル2 3.46 3.57 2.40
LINEモバイル 2.90 2.49 2.54
OCN 4.54 0.64 2.58
BIGLOBE 4.48 3.88 5.06
NifMo 4.33 10.18 2.25
楽天モバイル 3.99 1.34 2.63
b-mobile 4.68 2.10 3.51
FREETEL SIM 2.93 2.56 1.55
DTI SIM 6.65 3.46 5.65
ロケットモバイル 3.83 4.34 4.70
nuroモバイル 3.60 2.28 4.20
mineo(D) 7.25 4.33 2.46
mineo(A) 5.84 2.99 6.18
UQ mobile 7.35 1.88 0.79
IIJ-A 5.45 4.83 3.61
ワイモバイル 9.69 8.72 9.15
b-mobile S 11.64 18.29 5.75

2017年6月までは、ドコモ回線のなかではLINEモバイルが速かったのですが、7月後半から低速化が見られます。それでもほかよりは速いのですが、今後これが回復するかどうか注目です。ただ、こういった速度低下の恐れは格安SIMでは付き物ですね。

ドコモ回線以外では、au回線ならUQ mobileが優秀です。ワイモバイルもソフトバンクのサブブランドだけあって速いです。速さという点でこの2つは抜けているので、速さで選ぶのであれば間違いないです。ただし使用端末などは限られるのでその点は注意です。

なお、上の速度測定結果は『Speedtest.net』というアプリで行ったものです。これが、別のアプリを使って測定をするとまた違った結果になります。以下は『4Gmark』というアプリでのお昼の時間帯における測定結果です。

POINT DOWN
(Mbps)
UP
(Mbps)
PING
(ms)
YouTube
(s)
WEB
(s)
BIC SIM(IIJ-D) 86 0.5 2 235 TO 9.10
エキサイトモバイル 122 0.6 2.9 174 TO 11.74
イオンモバイル1 77 0.5 2.5 170 TO 9.88
イオンモバイル2 6 0.2 0.6 323 TO 12.04
LINEモバイル 1108 0.5 3.5 4.25 4.25 6.36
OCN 126 0.4 2.4 128 TO 9.82
BIGLOBE 0 0.3 2.3 135 TO TO
NifMo 20 0.3 0.5 TO TO 8.63
楽天モバイル 262 0.3 1.1 92 18.56 6.04
b-mobile 96 0.6 1 359 TO 6.94
FREETEL SIM 75 0.3 1.1 411 TO 8.13
DTI SIM 184 0.0 1.3 177 17.25 TO
ロケットモバイル 70 0.3 2.8 658 TO 8.94
nuroモバイル 85 0.4 2.5 179 TO 11.04
mineo(D) 485 0.4 2 603 11.20 10.55
mineo(A) 919 0.4 4 176 4.83 6.02
UQ mobile 3653 8.0 1.8 163 2.05 4.17
IIJ-A 505 0.7 1.3 120 15.36 7.11
ワイモバイル 9002 13.8 4.1 72 2.74 3.09
b-mobile S 10473 22.4 1.3 91 2.07 3.45

『Speedtest.net』だと速かった楽天モバイルがかなり落ちています。4GMarkは通常の速度測定の他に、実際に動画やウェブページを読み込んで、それを結果に反映させます。より実際の使い方に近い方法で測定しているということです。

『Speedtest.net』と『4GMark』のどちらでも速ければ問題ありませんが、片方だけ速いという格安SIMには、少し注意した方がいいでしょう。こういった実際の仕様における速さを無視して「楽天モバイルは速い」と書いている(しかも混雑のない時間帯での測定で)サイトもありますが、そういったところはちょっと信用できないですね。

速度のことを書いておいてなんですが、お昼時はどの格安SIMも速度が落ちてしまい、それ以外では快適に使用できます。そこは仕方ないとするならば、どのMVNOも安定して使える速度が出ます。通常の使用であれば3Mbps程度出ていれば十分でしょう。

ただし、0SIMのように常に速度の出ないものもあります。まぁ0SIMは「体験版のようなもの」ですし、かなり使用者を限定するSIMなので一般的ではないと思いますが。

格安SIMの速度は、常に変化していきます。今速いからといって半年後に同じような速度を維持しているかは分かりません。なので長期的に測定を見て、その中で常に速度が出ている、または一時的に速度が落ちてもすぐに設備増強で対応してくれるMVNOが信頼できると思います。orefolderでは1年以上にわたって測定を行っていますので、そういったことも含めての信頼できる格安SIMをオススメしています。

■orefolderの格安SIM速度測定・比較結果記事はコチラから
速度測定の記事一覧 | orefolder.net

まとめ

格安SIMは確かに安くなりますが、扱っている会社もたくさんありますし、プランもたくさんあります。速度などの品質も時期によって変化があります。それを全て追うのは難しいですが、簡単に契約も解約もできるのがいいところでもあります。その時々で一番お得で一番使える格安SIMを使っていきたいですね。

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