気がついたらスマホのTwitterは公式アプリを一番使うようになってた件

TwitterからUser Streamと言う名の翼が失われてから1年が経ちました。いろいろ言われていたものの、ユーザーは時間とともにそれを受け入れ、または別の道を模索し、そして何事もないような日々が続いています。

そのような中でも緩やかに変化はあるもので、私はスマホでTwitterするときに公式アプリを使うことが増えました。最近はほとんど公式アプリを使ってます。(PCでは主にTweetenですが、公式Webも常に1タブ表示してます。)

どうして公式アプリを使うようになったのか、自分のことですが改めて考えてみたいと思います。

  1. 使ってきたTwitterアプリの変遷
  2. アプリの使い方、Twitterとの付き合い方の変化
  3. 公式アプリのアップデートと便利な機能
  4. 私が公式アプリを使うようになった理由
  5. 公式以外は滅ぶのか
  6. おまけ:公式アプリを使いやすく?する方法

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使ってきたTwitterアプリの変遷

私がスマートフォンを使い始めたのは2010年のことです。それよりも前からTwitterはやってましたが、スマホになって初めて移動中にもタイムラインを追うということをはじめました。

最初は日本製のアプリもあまりなかったので、主に海外製のものを試していました。HootsuiteTweetCasterPlumeといったものを試し、とりあえずSeesmicでしばらく過ごしてた記憶があります。ちなみにSeesmicは2012年にHootsuiteに買収され、現在はもう利用できません。

その後、twiccaを使い始め、1,2年は使ってたと思います。

…と思いきや、2012年6月頃にtwitcleが出て、あっさりと乗り換えました。まるでtwiccaの上位互換のようなものだったんですよね。だからこそ移行も楽でしたし、何より使いやすかったのです。2013年2月には正式版となるtwitcle plusが出て、それを使い始めました。

それからいくつものアプリを試すことはあったのですが、twitcle plusから乗り換えるほどのものはなく今に至ります。試したアプリの数はそれなりにあるのですが、恒常的に使ったアプリの数は少ないものですね。

アプリの使い方、Twitterとの付き合い方の変化

Twitterの使い方、付き合い方というのは人それぞれだと思っています。なので使いやすい、自分に合うアプリもまた人それぞれです。また、自分の環境によっても変わってきます。フォローしてる人の数によっても変わるもので、簡単に以下のように考えています。

フォロー30人以下 Twitterよくわからない。1日20以上投稿する人いるとタイムラインが埋まってウザい
フォロー100人以下 ほぼ身内だけのゆるやかなコミュニケーション
フォロー500人以下 楽しいヽ(゚∀゚ )ノ全部読むよ
フォロー1,000人くらい ツイートしなくなった人もいるけど、流れも早くなって全部読むのツライ
フォロー1,500人以上 タイムラインは一期一会。こっちからフォローすることもほとんどなくなった
フォロー5,000人以上 フォローはしてるけどタイムラインなんて見ないよ

※個人の感想です。

なお、これを書いてる時点での私のアカウントは「フォロー2,131」「フォロワー4,188」です。基本的に「アプリなどを開いた時に見るだけで、全部読む気はサラサラない(無理)」というスタンスです。
だいたいそんな感じで数年過ごしていたのですが、Twitterするシチュエーションは主に2つでした。

  • 作業しながらデスクトップの隅に表示する「ながら見」
  • 通勤時や移動時間に眺める「暇つぶし」

「ながら見」は現在も続いてます。(使ってるアプリはtwhirl→Janetter→Tweetenと変わってます。)ただ、ここ3年ばかりは通勤というものがなくなったので移動のための暇な時間が少なくなり、そういうときのTwitterが少なくなりました。まぁ本当に暇な時に「なにか面白いことないかな」とアプリを開くことはむしろ増えた気もしますが…。

こうした変化により、以前は「みんなが今何をしているのか、何を感じているのか」を眺めていたものだったのが、「なにか面白いものはないかな」と探すものに変化していった気がします。使い方自体が「身内のつぶやき」から「世の中の話題」に変化していった感じですね。あくまで個人的なものですが、今思うとTwitter公式の作りたかった流れにまんまとハマってる気がします。

そういった使い方から考えて、twitcleよりも公式アプリのほうが合っているようにも感じます。フォローしている人たちの言葉じゃなくて、フォローしている人たちの運んでくる話題を求めてるのかな…?

もちろんこれは個人的なものであり、例えばフォロー数が500人以下でなるべく全部のツイートを読みたいという人にはtwitcleなり、公式以外のアプリがいいんじゃないかと思ってます。

公式アプリのアップデートと便利な機能

さてさて、聞こえてくる評判としてはあまり良くない(でも利用者は絶大に多い)公式アプリですが、積極的に機能追加のアップデートを繰り返してます。その新機能が明後日の方向を向いてるとユーザーが思うことも多いのですが。

そんな中で、私が気に入ってる機能をいくつか挙げてみます。(中にはそれ別のアプリでも同じようなことできるよ、というものはもちろんあると思いますが、まぁそれはそれ。)

投票機能

Twitterが外部に機能を解放しないので使えないものの1つ「投票」です。Twitterでの投票ですし、誰がどれに投票したのかもわかりませんし、まぁ信頼度という面では低いのですが、遊び的な要素としては楽しいです。

スレッドや返信が見やすい

タイムライン上でスレッドが見えたり、個別ツイートを表示するとそれへの返信などが1画面に表示されるのがいいです。twitcleでも個別表示からそれへのリプライは表示できるのですが、やはりワンタップでできるのがいいんです。
ただ、まぁこれについては他の比較的新しいアプリは公式に近い表示だった気もしますね。

画像編集できる

Twitterで投稿する写真って、わりと写ってる人の顔隠したり、見せたくない部分を隠す加工することが多いです。その加工がTwitterアプリ内でできるというのが便利です。もちろん、ほかの加工アプリを使えばできることなんですけど、写真撮影→加工→投稿まで1つのアプリ内で完結してるのは強い。

ただ、最近はTwitterカメラとかいう機能ができて、Twitter公式アプリで写真撮影するとそれ用の表示になってしまいます。この表示だと、タイムライン上で本文が途切れてしまいます。だから私好きじゃないんですよね。なので今は普通のカメラアプリで写真撮って加工はTwitter公式アプリでやってツイートしてます。なかなか面倒。

私が公式アプリを使うようになった理由

ここまで振り返ってみて、私が公式アプリを使うようになったのは、自身の環境の変化(に伴う使い方の変化)と機能的なもの、この2つが絡み合った結果なのだと考えます。

まぁ、当たり前の結論ですけどね。

Twitterは一期一会で、その時に楽しめればいい、その時に話題になっている面白いことを探したいのであれば、時系列で並んでいるよりも、ある程度選んで表示してくれたほうが都合いいのです。

人々の生のつぶやきを読むのではなく、その時の話題やそれに関しての他の人の反応を楽しむ、そんな使い方になっているんですね。Twitterの思惑通りに踊らされているようで、面白くない面もあるかも…。

公式以外は滅ぶのか

1年前のUser Streamの終了や、そのあとの300post制限など、開発者を追い出すかのような変化が一時期はありました。また機能では、投票だったりグループDMだったり、公式でしか使えない機能があります。

ただ、だからといって公式以外のアプリが滅ぶかと言えばそうではないでしょう。最初にも書きましたがTwitterの使い方は人それぞれです。なのでその使い方に合うアプリもまた人それぞれです。Twitter自体がユーザーに見捨てられない限り、公式以外のアプリもまた続いていくでしょう。
(ただ、開発者のモチベーションはだいぶ下げられてしまってると思いますが…。)

「気がついたらスマホではTwitter公式を一番使うようになってた」というのはあくまで私のこと。私の使い方の変化と言うだけですからね。こうした変化は誰にでもあると思うので、数年に1度はアプリが自分の使い方に合っているのか、もっと良いアプリはないのか探してみるのもいいかもしれません。

その際はぜひ当サイトの調査結果を参考にしてください。

おまけ:公式アプリを使いやすく?する方法

先日twiccaがほぼ使えなくなったこともあって、けっこう「公式アプリを使おうとしてるけど使いにくいと感じてる」という人がいるみたいです。まぁ『twitcle plus』や『Tweecha』『ついっとぺーん』あたりを購入して、使いやすいようにカスタマイズするのがいいとは思いますが、「公式でも大丈夫だよ」というものもあるので、少しだけ紹介します。あ、プロモーション(広告)ツイートは諦めてください。

時系列に表示したい

今はホームの右上にあるピカピカアイコンをタップすると、タイムラインを時系列に(一時的に)変更できます。トップツイートはトップツイートで他のアプリにはない良い機能だと思うので、両方を扱えるとなれば利点になりませんかね。

画像を表示したくない

設定の「ディスプレイとサウンド」から「メディアのプレビュー」のチェックを外せば、タイムライン上では画像や動画は表示されません。タップして個別ツイートにすれば表示されます。

2つしか思いつきませんでした。このほかによく言われるのは特定のアカウントにラベル(色)を付けたいというものもありますが、いくつかの公式以外のアプリでできたと思います。Twitterの動作が重いと言ってる人はハイエンド端末買ってください。ハイエンドスマートフォンを購入する人の多くはその端末で何するかと言えばTwitterです。

twicca難民の方に向けて、「◯◯をtwiccaのような見た目や使い心地にカスタマイズする」みたいな記事もいつか書けたらいいですね。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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