OCN モバイル ONEの「MUSICカウントフリー」は格安SIMで定額制音楽配信アプリ使うならベスト

NTTコミュニケーションズの運営する格安スマホ・格安SIMサービス「OCN モバイル ONE」のおすすめポイントの1つに対象の音楽アプリが使い放題となる「MUSICカウントフリー」があります。

このオプション、格安SIMで定額制音楽配信アプリを使う人なら現状で一番のサービスです。なにせ無料で使えて、対象となる音楽アプリも種類が多いですから。データ量を節約したい格安SIMとはとても相性のいいオプションです。

今回は「MUSICカウントフリー」の特徴や対象サービス、節約できる通信量、他の格安SIMのカウントフリー系オプションとの比較など、まとめてみようと思います。

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MUSICカウントフリーとは

OCNモバイルONEではプランごとに決まったデータ量のみ高速データ通信が可能です。

しかしMUSICカウントフリーを適用すると、対象サービスの通信容量がカウントされず、どれだけ使ってもデータ残量は減りません。使い放題です。定額配信系の音楽アプリを使っている人ならかなり嬉しいサービスです。

無料で使えるのが強い!

このMUSICカウントフリー、なんといっても無料で使えるのが強い。みんな好きですよね、無料。

こういったカウントフリーの仕組みはほかの格安SIMでもありますが、音楽系のサービスがカウントフリーでしかも無料というのはインパクトあります。

対象サービスが多い!

OCN モバイル ONEのMUSICカウントフリーで使い放題となるサービスは2019年4月1日現在以下のとおりです。

  • Amazon Music
  • ANiUTa
  • AWA
  • dヒッツ
  • Google Play Music
  • LINE MUSIC
  • Spotify
  • ひかりTVミュージック

また、これに加え期間限定で「enza」対応のアイドル育成&ライブ対戦ゲーム「アイドルマスター シャイニーカラーズ」もカウントフリー対象となります。(2019年5月31日まで)

これらのサービスの中に自分がいま使っているものがあれば、OCNモバイルONEでMUSICカウントフリーを申し込めばデータ通信量を気にせずに楽しむことができます。個人的にはAmazon MUSIC(というかプライムミュージック)を使っているので、これが入っているのはありがたいです。

節約できる音楽アプリでのデータ使用量の目安

対象サービスの通信量がカウントフリーになるとして、実際どれくらいお得になっているのでしょうか。実際に2つのアプリでどれくらいのデータ通信をしているのか、調べてみました。

Wi-Fiと格安SIMとでそれぞれ約1時間ずつ聞いてみました。通勤通学時に聴くことを想定して、往復で1日1時間くらいと仮定しています。

Spotifyの場合

Spotifyはストリーミングの品質を設定で選ぶことができますが今回は「標準品質」でテストしました。Wi-Fiと格安SIMと、どちらも50MB程度の消費でした。高品質にすれば、当然この消費量は増えていきます。

OCNモバイルONEでは1日110MBというプランがあります。このプランでSpotifyを1日1時間使うと、1日に使えるデータ量の半分を使ってしまいます。これがカウントフリーになるのは大きいですね。

Amaozn Musicの場合

Amazon Musicでは品質を「高品質」にしてテストしてみました。こちらではWi-Fiと格安SIMと、どちらも100MB超の消費でした。

1日110MBのプランだとほぼ使ってしまいますね。また、通勤通学で1ヶ月20日使うとしたら、20倍で約2GBも使ってしまうことになります。これはけっこう大きいですね。

MUSICカウントフリーの申し込み方法

対象音楽アプリのデータ使用量がカウントされないという、かなりありがたい「MUSICカウントフリー」ですが、実は最初からは使えず、申し込み必須のオプションとなっています。(でも利用料は無料です。)

申込みはOCNモバイルONEのマイページから行います。公式サイトのMUSICカウントフリーの案内ページからも直接飛べます。

毎週水曜日から適用開始

一点だけ注意があり、MUSICカウントフリーは申し込んでもすぐには使えるようになりません。毎週火曜日から次の月曜日までの申し込み分がまとめて水曜日から適用となります。タイミングが悪いと1週間程度待つことになりますね。

まぁタイミングを見極める必要もないので、使いたい!と思ったらすぐに申し込みしましょう。

他社の同様サービスとの比較

こういったカウントフリーのオプションは他の格安SIMでもあります。それぞれの対象サービスを調べてみました。

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルには「エンタメフリー・オプション」があります。これは音楽アプリ以外も対象となっており、以下のものがカウントフリーとなります。

対象サービス (2019年3月1日現在)
動画配信 YouTube AbemaTV U-NEXT YouTube Kids
音楽・ラジオ配信 Google Play Music YouTube Music Apple Music Spotify AWA Amazon Music LINE MUSIC radiko.jp らじる★らじる
コミュニケーション
アプリ
Facebook Messenger

動画なども含まれるので幅広いですが、これは有料のオプションです。また3GB以上のプランのみとなっており、音声通話SIMなら480円/月、データSIMなら980円/月がかかります。ちょっと気軽に使うとはいきません。

LINEモバイル

LINEモバイルは主に3つのプランがあり、それぞれカウントフリーになるアプリが違います。

LINEフリープラン LINE
コミュニケーションフリープラン LINE Twitter Facebook Instagram
MUSIC+プラン LINE Twitter Facebook Instagram LINEミュージック

コミュニケーション系アプリがカウントフリーになるのは嬉しいですが、音楽系はMUSIC+プランのみです。そしてその分がしっかりと月額料金に加算されるので、やはり無料で使えるOCNモバイルONEのMUSICカウントフリーには(音楽系だけ見れば)劣ります。

DMMモバイル

DMMモバイルには「SNSフリー」というオプションがあります。これは文字通りSNS系アプリがカウントフリーになるものです。対象アプリは以下の通り。

LINE、Twitter、Facebook、Facebook Messenger、Instagram

このSNSフリーもBIGLOBEモバイルと同じようにデータ容量3GB以上のプランから付けられるオプションで、月額250円の有料オプションとなります。音楽系アプリのカウントフリーはありません。

LinksMate

LinksMateはカウントフリーの対象となるものがかなり多く、「ゲーム」「コンテンツ」「SNS」あわせて60種類以上あります。ただし、この中で音楽系アプリだと『AWA』のみとなります。また月額500円となるので、人は選ぶと思います。

まとめ:音楽系アプリを常用する人なら間違いなし

他の格安SIMとの比較でわかるように、OCN モバイル ONEのMUSICカウントフリーは音楽系に特化していてその対象アプリも多いです。そしてやはり無料で使えるというのがポイント高いです。

データ残量の管理がシビアになりやすい、データ容量の少ないプランではこのMUSICカウントフリーがかなり重要になりそうです。音楽好きでいろんな音楽を楽しみたい、でも通信費はなるべく抑えたい!という人には「OCN モバイル ONE + MUSICカウントフリー」が最適解ですね。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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