格安SIMに変えて後悔する前に確認しておきたいこと

近頃は格安SIMも多くの人が使うようになり、身近な人でも使っているという人がいるかもしれません。

今の携帯料金が安くなる!などの広告を見て自分も変えてみようかなと思っている人も少なくないはずです。

しかし、安いのには理由があるわけで、人によっては格安SIMにしないほうが良い場合もあります。

  • 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

格安SIMを使わない方が良いかもしれない人の例

  • よくキャリアショップで使い方などを教えてもらっている人
  • XperiaやGalaxyなど、大手メーカーの端末が欲しい人
  • ランチタイムに動画を見たりゲームをしたい人
  • 面倒なことが嫌いな人

大まかに書きましたが、これから個別に説明していきます。

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よくキャリアショップで使い方などを教えてもらっている人

良く耳にするのが「スマホの調子が悪いからショップで見てもらってくる」という人。

大手のキャリアでは基本的に調子が悪いから見てほしいと言えば自社で販売している機種であればショップで店員さんに見てもらうことができると思います。

格安SIMではすぐに相談に行けるショップは少ない

格安SIMの場合にはそのようなショップが全国津々浦々にあるということもなく、基本的には何故調子が悪いのかなどを自分で判断する必要が出てきます。

そのため普段からよくショップなどで見てもらっているという人は格安スマホにした結果、問題が解決できなくなってしまうという可能性があります。

逆に言えば、そういうリアル店舗がたくさんあるイオンモバイルやUQ mobile、楽天モバイルなどはいい候補になるかもしれません。

XperiaやGalaxyなどが欲しい人

大手キャリアでは様々なメーカーの端末が販売されており、多くの端末から選ぶことができます。
しかし、格安スマホとして販売されているSIMフリー端末はまだメーカーも少なく、XperiaやGalaxyなどに関してはそもそもキャリアからしか販売されてないため、新品で購入することはできません。

新品ではなくても良いのであれば入手は可能

型落ちのモデルであれば中古などで多く出回っていることもありますが、発売直後などでは中古で出回ることも少なく、有ったとしても非常に高額というのも珍しくありません。

また、中古で購入した場合キャリアの補償サービスに加入することができないため、もし破損や紛失などをしてしまっても補償サービスで交換などということが困難となってしまいます。

ちなみに格安SIMでも、中古端末であっても保証してくれるオプションがあります。ただ修理が可能なレベルであれば修理が可能ですが、全損等の交換対象の場合は同じ端末が返ってくる保証はありません。

また、キャリアの端末は基本的にそのキャリアで使用することを前提としているため、正常に動作しないサービスなどが出てくる可能性もあります。

ランチタイムに動画を見たりゲームをしたい人

格安SIMは多くのブランドがありますが、共通してランチタイム(12時~13時)の通信速度が非常に遅くなるという現象が発生しています。

格安SIMというのは大手キャリアから帯域というものを購入しているのですが、多くの人が一斉に使用するとその帯域が少なくなってしまい速度が非常に遅くなってしまいます。

ランチタイムにあまり使用しない、使用してもテキストベースのWebサイトを見る程度なら問題ありませんが、ゲームをする、動画を見るなどという場合はかなり厳しい場合があります。

自分も実際に格安スマホも使用していますが、ランチタイムは速度が遅く耐え切れずに大手キャリア回線を使用するということが多いです。

面倒なことが嫌いな人

先ほどのサポートの項目でも書きましたが、大手キャリアの場合はショップに行けば困っていることを聞いてくれ、適切な対処を行ってもらえます。

新しい端末の購入から料金プランの変更、相談などもわからなくてもショップに行けば基本的には全てショップで手続きが可能です。

しかし格安SIMではそれらを全て自分で行わなくてはなりません。
大手キャリアの料金にはショップの運営費なども含まれていますが、格安SIMの場合はそれらを削る代わりに料金を安く提供できています。

問い合わせなどをしてやり方を教えてもらうことは出来るかと思いますが、実際に手を動かすのは自分自身というのが実情です。

自分はわからないから全部やってほしい。調べるのは面倒な上、調べ方もよくわからない。そういう人には正直格安SIMは向いていません。

向いていないかもしれないけども試してみたい

ここまでを見て、自分には格安SIMは向いてないのかもしれないと思った人も居ると思います。

しかしサポート面や通信速度に関しては実際に試してみないと分からないということも多いと思います。

データ専用SIMで試してみるのも一つの案

とりあえず格安SIMというものを試してみたいという人は、まずはデータ専用SIMカードで試してみることをおすすめします。

音声通話できるSIMカードは最低利用期間を設けている格安SIMがほとんどです。いきなりMNPしてメインの回線を格安SIMに変えてしまうと、「やっぱり止めたい」というときに違約金が掛かるなどのリスクもあります。

しかしデータ専用SIMであれば1ヶ月1000円以下から使用することができる上、基本的には最低利用期間も無いため気軽に試すことができると思います。

キャンペーン等をうまく利用しよう

格安SIM各社とも、最初の数ヶ月が実質無料というキャンペーンを行うことも少なくありません。DTI SIMでは半年間実質0円(初期手数料やユニバーサルサービス利用料は必要)の「お試しプラン」というものが常設されています。これらをうまく使いたいですね。

参考情報

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