極 KIWAMI 2や5000mAhバッテリーの新シリーズ雷神も発表!FREETEL World 2016 Fall/Winter

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FREETELブランドのプラスワン・マーケティングは10月6日、都内で記者発表会を開き、今後のFREETELのSIMやスマートフォン、新サービスを発表しました。

SIMでは初期費用の低価格化に大容量プランの新設、カウントフリー機能の拡大が発表されました。新たなサービスとしては半年ごとに割賦が残っていても次の端末に機種変更できるホーダイが新たに展開されます。

注目の新端末としては2機種が発表されました。フラッグシップとなるSAMURAIシリーズKIWAMIの後継機「KIWAMI 2」、そして5,000mAhの大容量バッテリを装備した新シリーズ「雷神 RAIJIN」です。

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FREETEL SIMがさらに進化

299円パッケージ

好調な売上を維持しているというFREETEL SIMではまず、「初期費用299円パッケージ」が発表されました。通常どのMVNOも初期費用として3,000円程度を事務手数料として取っています。これを299円に抑えた、初期費用の安いパッケージです。ただ、このパッケージからの申込みの場合は「1年間0円キャンペーン」の対象外となります。1年間0円キャンペーンを1年続ければ値引き額は3,000円以上にはなるので、どちらを取るかは悩ましいですね。

パケット繰越&追加チャージ

また、定額プランでは待望のパケット繰越に対応。追加チャージも始まり、こちらは1GBあたり500円となっています。

大容量プランの追加

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これまで使っただけプランでは10GBまでしか使えませんでしたが、定額プランを含めてもっと大容量のプランが増えました。
使っただけプランは15GB、20GBが新設され、定額プランでは15GB、20GB、30GB、40GB、50GBが加えられています。

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カウントフリー機能の拡大

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FRETEL SIMはこれまでもLINEの基本機能が高速データ通信にカウントされないといった機能がありましたが、このカウントフリー機能の対象が広がりました。
こんかいの変更により、Twitter, Facebook, Messenger, Instagramに関しても高速データ通信にカウントされないようになります。ただし、これらはすべてのユーザーにというわけではなく、Twitter, Facebook, Messengerに関しては定額3GBプラン以上から、Instagramは5GB以上からとなっています。

なぜInstagramだけ5GBなのかというと「Instagramは他に比べてデータ通信量も多いので…」とのことでした。

この冬に発売開始される新スマートフォン

そして、スマートフォンの冬モデル2機種が発表されました。

フラッグシップ 極 KIWAMI 2

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まずはフラッグシップ機となる極KIWAMIの2作目となる「極 KIWAMI 2」です。
デカコア(10コア)のCPUを積んだ5.7インチディスプレイ、それでいて7.2mmという薄さも併せ持った機種です。FREETEL端末としては初の有機ELディスプレイとなります。

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発売は12月で、価格は49,800円です。タッチアンドトライで触った印象としては「大きくなったREI」といったところです。前面のFREETELボタンなどの感触や薄さが非常に似ています。スペック的にはもちろん上がっています。

くわしくは写真と一緒に別の記事でご紹介します。

5000mAhの大容量バッテリー搭載 雷神 RAIJIN

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そして新シリーズともなる「雷神 RAIJIN」が発表されました。
この雷神は何と言っても5,000mAhという大容量のバッテリーが特徴です。多くのスマホは2,000-3,000mAhといったところですが、それの1.5倍以上となる5,000mAhです。ASUSのZenFone Maxと同じ5,000mAhということで国内最大級となります。

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フラッグシップのKIWAMI 2に比べるとスペックは落ちますが、それでもオクタコアに4GBのRAMを搭載するなどミドルレンジの枠には収まらないほどのものがあります。
国内のキャリア端末ではRAM3GBのものもある中で、ミドルレンジが4GB搭載、それでいて29,800円という価格はかなりインパクトがあるのではないでしょうか。
こちらも別記事で写真をたっぷりお届けしたいと思います。

KIWAMI 2もRAIJINも、どちらもデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応しており、USBはType-Cを搭載しています。KIWAMI 2は最初はAndroid 6.0で発売されますが、Android 7.0 Nougatにアップデート予定、RAIJINは最初からAndroid 7.0で発売されます。

1年に2回機種変更ができる「かえホーダイ」

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最後に、スマホの「買い方」として「かえホーダイ」が始まります。これはFREETELのスマホを買うときに、端末だけではなう通信料・無料通話・端末補填・データ復旧がセットになったもので、機種ごとに月額料金が決まります。24ヶ月で端末代を払うシステムとしてはこれまでもありましたが、「かえホーダイ」では24ヶ月の途中で別の端末に切り替えることができます。

別の端末に切り替えると、それまで使っていた端末の割賦はそこで終了し、新しい端末の料金へチェンジされます。旧端末はFREETELに引き取られる事になりますが、1年で2回、つまり半年ごとに新しいスマホに切り替えることができます。

全部をFREETELでやっていくことにすれば、半年に1回新しい端末にできますのでなかなかオトクなプログラムでしょう。

まとめ

SIM・端末・サービスと、今回も盛りだくさんでした。最後の囲み取材でもいくつか面白い問答があったのでいくつかご紹介します。

「SIMフリー市場で最近は正直Huaweiに押され気味ではないか?」
「そう…ですね、がんばります。」

「最近はお利口な端末が増えてFREETELらしい特徴ある端末が少なくないか?」
「変態、いや、変態スマホは私も大好きなので、今後も出したいと思ってる。」

「Simpleシリーズは?」
「あれはまだ試作を繰り返しているが、使っているうちにこれはまだ違う方向があるのでは…?と感じてきた。今もまだ変えているが最初からはだいぶ変わった。もう少し時間がかかる。」

「カウントフリーでInstagramだけ5GBからなのは?」
「Instagramはデータ量も多いので…察してください。」

「カウントフリーで自分が**MBお得になった、みたいな表示が欲しい」
「いいですね、ぜひやりましょう。」
「マイページで見られるようにします。」


今後もFREETELには注目していきたいと思います。

参考情報

  • FREETEL(フリーテル)|高速通信SIMカードと高品質SIMフリー端末/格安スマホ
  • 「FREETEL World 2016 Fall/Winter」~新製品・新サービス発表会~ | FREETEL(フリーテル)
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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