SwitchBot ハブ2 レビュー:温湿度計も付いて益々パワーアップしたスマートホームの中心となるコントローラー

SWITCHBOTより、スマートリモコンの上位モデル「SwitchBot ハブ2」をレビュー用に提供していただきました。

私は数年前よりスマートホーム化を進めており、その中核としてSwitchBotハブミニを使っています。ハブミニ以外にも家の中にSwitchBot製品がたくさんあり気に入ってます。もうこれ無しの生活には戻りたくないですね。

今回レビューするSwitchBot ハブ2はそのハブミニの上位モデルとなる製品です。スマートホームのハブ機能やスマートリモコンの機能だけでなく、スマート温湿度計やスマートボタンの機能も搭載された4in1な次世代モデルとなります。

実際に20日ほど使ってみたので、便利な機能や使ってみて気づいた点をレビューしていきます。

クーポンコード:SB03HUB2 (5%オフ)
有効期限:2023年3月24日~2023年4月24日

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SwitchBot ハブ2の概要

  • “Matter”対応の高性能スマートリモコン
  • 赤外線送信範囲が「SwitchBotハブミニ」の約2倍
  • 温湿度センサーをケーブルに搭載し、画面表示で簡単把握
  • 画面のON/OFFボタンでワンシーンをワンタッチ操作
  • IR Decoding機能でアプリとリモコンの状態を同期

SwitchBotハブ2はSwitchBotハブミニの上位モデルで、「スマートホームハブ/スマート温湿度計/スマートリモコン/スマートボタン」が4in1になったものです。

スマートリモコンとして赤外線リモコンの家電を操作し、他のSwitchBot製品だけでなくAlexa等と連携して声での家電操作も可能。スマートホームの中心となる製品です。

ハブミニとの比較

従来から販売されてきたSwitchBotハブミニからだいぶパワーアップしています。

ハブ2

ハブミニ
温湿度センサー
照度センサー
スマートボタン
スマートアラート
スマートリモコン機能
ハブ機能
エアコンリモコン状態同期機能
エアコンローカル操作
GPS連動機能
シーン機能
Matter対応
コントロール方法 スマホ操作、音声操作、Apple Watch操作 スマホ操作、音声操作、Apple Watch操作
オートメーション スケジュール
ジオフェンス(GPS)
温度(センサー)
湿度(センサー)
照度(センサー)
スケジュール
ジオフェンス(GPS)
サードパーティーサービス Alexa、Google Assistant、Siri Shortcuts、IFTTT Alexa、Google Assistant、Siri Shortcuts、IFTTT

ハブ2の方が高性能ですが、価格としてはハブ2が8,980円でハブミニが5,480円なので、できるだけ安くというのならハブミニを選ぶのも手です。ハブミニ5,480円+温湿度計プラス2,780円=8,260円なので、今からこの2つを買うのならハブ2にしたほうが良いと思います。

外観

ハブ2の外観をチェックしていきましょう。

内容物は本体の他にACアダプタと電源ケーブル、マニュアル類、固定用テープです。テープが2つ入ってるのは本体とケーブル用です。

電源を入れず何も表示してない状態だと真っ白でミニマルな印象です。実際のサイズは80×70×23mmで、これまでのSwitchBot製品で言えば温湿度計プラスを横に少し広げたくらいです。(縦はだいたい同じくらい)

背面がスタンドになっており、角度をつけて棚や机に設置するようになってます。壁掛け用の穴はありません。

側面には特に何もなし。横から見ると台形っぽくなってます。

底面部分に滑り止め。スタンドを閉じてもケーブルが通るように隙間が開いてます。

スタンドを開いた部分に電源用のUSBポート。電源ケーブルは専用のものを使い、本体側がType-CでACアダプタ側がAです。

ケーブルの本体側から12cmほどのところに温湿度センサーがあります。本体ではなくケーブルにセンサーを置いたことにより、本体の熱による影響を受けにくくなって、より正確な値が取得できます。

専用ケーブル以外のケーブルでもハブ2自体は使えますが、その場合は温湿度センサーがないので、温湿度に関する機能は使えなくなります。(その場合でもリモコンやボタン等の機能は利用できます。)

センサーの裏側には固定用テープが貼られています。ケーブルがフラットタイプなのもあって、本体に挿す向きによってこのテープの向きも決まります。向きを気にしなくて良いType-Cで良かったですね。

スタンドの隙間からケーブルを出せるので、壁掛け(壁貼り付け)もなんとかできます。ケーブルがフラットタイプなので、自由度は少し落ちます。

電源を繋ぐと中央に大きく温度、その上に湿度が表示され、下2つの●は登録した動作を実行するボタンです。写真では見にくいのですが、●の中に左はoff、右はonと書かれています。

この表示は白い本体の上に光って表示されてるのですが、なかなかに眩しいくらいです。

アプリの設定から表示については項目ごとにオンオフ選べますし、周りの明るさによって光る明るさも自動で調整できます。なので夜に眩しくて困る、ということはありません。

スマートリモコン:赤外線がパワーアップ

ハブ2は赤外線で操作するリモコンの代わりとして動作できます。元から8万個以上のリモコンに対応しており、アプリから簡単に登録できます。対応型番にない場合でも、手動で登録できるので問題ありません。

赤外線送信範囲が従来の2倍に

リモコンは赤外線で通信するので、ハブ2と操作する機器の間が開けてる事が重要です。また、ハブ2は主な赤外線LED1つ、補助用赤外線LED6つを搭載しており、赤外線送信範囲がハブミニの2倍になりました。

さすがに離れた部屋から操作はできませんが、同じ部屋の中なら設置位置をそれほど気にしなくてもよくなったと思います。

ローカルリモコンでBluetooth

ハブ2は、赤外線コードを学習する際に自動的に対応する赤外線コードをローカルに保存します。ルーターやサーバーに障害が発生してWi-Fiが使えなくなった場合でも、スマホからBluetoothを使って操作することが可能です。(現状エアコンのみ)

実際、これまでも何らかの障害でSwitchBot製品が動作しなくなったことがありますが、これなら極寒の冬にネットが不通になった状態でもBluetoothでエアコンを操作できます。

  • エアコンローカル操作は、4月に行われるファームウェアアップデートで実現予定です。

通常のリモコンの状態を同期

これまではスマートリモコンで操作しても、その家電の元々のリモコンの表示は変わリませんでした。しかしハブ2では従来のリモコンとスマートリモコン(アプリ)でこの状態を同期できるようになります。
逆になっていたので修正しました。

これまでは従来のリモコンで操作しても、スマートリモコンの表示は変わリませんでした。しかしハブ2では従来のリモコンを操作すると、その状態がスマートリモコン(アプリ)に反映されます。

  • リモコン状態同期機能は、4月に行われるファームウェアアップデートで実現予定です。

スマートハブ:ほかのSwitchBot製品やクラウドと連携

ハブミニ2はほかのSwitchBot製品やクラウドサービスと連携できます。なので、暗くなってきたらカーテンを締めたり、湿度が低くなってきたら加湿器をつけたり、Alexa等に話しかけて家電を操作できます。

このあたりはスマートホーム製品が増えていくほどに便利になっていきますね。自分の生活に会う合わないはありますが、どんどん関連製品が増えていきます。

温湿度・照度センサー

ハブ2には温湿度センサー、照度センサーが搭載されており、アプリでその記録を確認したりエクスポートできます。グラフで振り返ると季節の変化を感じられて面白いです。

また、この温度や湿度をトリガーにしてスマホに通知を出したり、エアコンや加湿器などを操作することもできます。家でペットを飼ってる人などには便利な機能です。

機能的にはSwitchBot温湿度計と変わりませんが、本体とセンサーを分けてるので、より正確な記録が期待できます。

ボタンでシーンを起動

温度表示の下にある「off」と「on」の2つのボタン。ここにはSwitchBotの「手動シーン」を割り当てられます。

1つのシーンには「カーテンを閉める」「ライトを消す」といった複数のアクションを設定できます。なので、外出するときに「カーテンを閉めてすべてのエアコンや照明をオフ」といったことがボタンをワンタッチするだけで実行できます。

表示上「off」「on」とありますが、設定する内容は自由です。なので表示と内容が合わないこともありますが、うーん、なんでこんな表示にしたんでしょうね…?

Matter対応

ハブ2はスマートホームの規格「Matter」に対応します。Matterはさまざまなスマートホーム製品同士の互換性を高め、シンプルさと安全性を考慮したスマートホームの新しい標準規格です。これにより、他社のスマートホーム製品と連携しやすくなります。

Matterに対応することでiOSの「ホーム」アプリに表示できるようになります。SwitchBot製品ではハブ2とSwitchBotカーテンがまず対応し、今後ほかの製品でも対応していくとのことです。

  • Matter機能は現在ベータ版としてリリースされています。

まとめ

良いところ
  • スマートハブ/温湿度計/リモコン/ボタンをひとまとめ
  • 赤外線送信範囲が「ハブミニ」の約2倍
  • Wi-Fiが切れても操作でき、従来のリモコンと状態同期できる
  • スマートホーム規格Matterに対応
イマイチなところ
  • ハブミニに比べると高い
  • 壁掛け用の穴がない
  • ケーブルに温湿度センサーが付いてるのでほぼ専用

温湿度センサーを搭載し、ボタンの機能も取り込んだハブ2はまさにスマートホームの中核を担う製品です。これからスマートホームを始める人、新しい家や部屋でスマートホームを構築しようとしてる人には強くオススメしたいですね。

ただ、すでにハブミニと温湿度計を別々で使っている場合にはそれほど焦って購入する必要はないでしょう。価格的にもそれなりにしますからね。

個人的には、温度湿度が暗いところでも見やすい、表示があることでハブがそこにある(見えてる)ことに意味が出た、複数の製品を1つにまとめられた、と言った点で気に入ってます。

4月24日までは5%オフクーポンが使えるので、気になる方はぜひその期間内にどうぞ。

クーポンコード:SB03HUB2 (5%オフ)
有効期限:2023年3月24日~2023年4月24日

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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