Galaxy Watch5 レビュー:スマートウォッチを使ったことがない人ほどオススメ

Galaxyの最新スマートウォッチ「Galaxy Watch5」をお借りしました!

Galaxy Watch5はGoogleのWear OSを採用したスマートウォッチで、様々なことができます。「スマートウォッチを買ったのはいいけど機能を使いこなせる気がしない…」といった方でも、つい触りたくなるようなスマートウォッチです。レビューしていきます。

Galaxy Watch5

Galaxy Watch5はスマートフォンで有名なGalaxyのスマートウォッチの最新モデルです。主な機能として、歩数、心拍数の測定、睡眠解析、体組成計、NFCなどが挙げられます。

大きさは40mmと44mmがあり、それぞれLTE対応版もあります。今回は44mmのサファイアカラーをお借りしました。

Galaxy Watch 5のディスプレイは1.4インチ(34.6mm)で解像度は450×450ピクセルです。有機ELディスプレイで発色もよく、外での視認性もバツグンです。

ディスプレイのベゼル部分(外周の黒縁)をなぞることでスクロール同等の操作ができます。通知センターやタイルなどを瞬時に確認できるので便利です。

本体右側面にはボタンが2つあり、赤い方(画像右側)がホームボタンで、無着色の方が戻るボタンです。後述しますが、これらのボタンには体組成計用のセンサーが内蔵されています。

IP68相当の防水/防塵性能にも対応します。シャワーを浴びたり、水場で使っても大丈夫です。

付属品は充電ケーブルと冊子類のみです。

初期セットアップは地味に時間がかかるのでパンでも食べて待つとちょうどいいですよ。

健康管理は専用アプリの「S Health」を使用

健康管理は専用アプリの『S Health』から行います。スマートウォッチに詳しい方は「え?Google Fitじゃないの?」と思うかもしれませんが、Google Fitとの連携はできません。歩数、心拍数、睡眠時間などの各種健康情報はGalaxyアカウントに紐づけされます。

睡眠時間を自動記録してスコア化、UIが見やすい

スマートウォッチによくある機能の1つとして睡眠トラッキングが挙げられます。Galaxy Watch5では就寝時間/起床時間、深い/浅い眠り、レム睡眠、週/月の平均睡眠時間の情報が確認可能です。また、グラフも含めてUIの視認性がよく「何がどうなのか」がよくわかります。

睡眠が良好かどうか、スコアとして数値で表示してくれます。実際に睡眠スコアが高い日は低い日と比べて快調なことが多く、睡眠スコアを確認して毎日のコントロールができて便利。

また、初めて見た機能として、いびきを解析する機能があります。これはスマートウォッチが睡眠を検知し、接続した端末に内蔵されているマイクでいびきを検出すると自動で録音してくれるといったものです。実際に有効化して試してみましたが、筆者の場合はいびきをかいてないようで、記録されていませんでした。

スマートウォッチに精通している方々にとっては今更感のある機能なのかもしれませんが、数年「XiaomiのSmart Band(旧:Mi Band)」を愛用していた筆者からすると、新鮮味があってワクワクしてきます。

筆者が使用してるスマートウォッチにも、睡眠情報を解析する機能があります。睡眠情報が確認できるようになってから生活の質が明らかに向上し、前よりも睡眠で悩むことが減りました。スマートウォッチを利用する理由は色々とありますが、筆者の中ではコレがダントツ。それくらい推せる機能です。

歩数や心拍数などの健康状態も確認できる

上記した睡眠スコア以外にも、歩数や心拍数などの健康状態をより細密に確認できます。歩数については1日の目標歩数(8000歩以上など)を設定可能です。この目標を達成するとスマートウォッチ本体に「本日の目標を達成しました!」と通知されます。達成感があっていいですよね。

プロフィールを作成してフレンドを追加、レベルアップ機能もありゲーム感覚で楽しめる

S Health用のプロフィールを作成すると、人とフレンドになって運動状況を共有できたり、競え合えたりします。

こういった機能はIDなどはIDやQRコードを互いに交換してフレンドがなることが多いです。ところが、歩数ランキング内にいる「顔も知らない、名前も知らない」ような人でもフレンドに追加できます。驚いたのが、申請→許可でフレンドになるのではなく、こちらが一方的に追加してフレンドになれることです。フォロー/フォロワーみたいなシステムで、相互追加すると使える機能が増えるのかもしれませんね。

レベルアップ機能も実装されており、チャレンジや目標達成でポイントを獲得、レベルを上げます。また、特定の条件を満たすとバッジが手に入ります。ゲーム感覚だとモチベーションも上がりますし、なによりも楽しいです。

運動記録に対応

数え切れないほどのトレーニングに対応しており、よほどマイナーなものでない限り大体あります。

筆者は散歩、そして写真を撮り歩いたり、食べ歩いたりするのが好きでよく歩きます。すると「ウォーキングしている」と検知され、自動的にカロリーや歩いた距離などを記録してくれて便利です。この機能は他のトレーニングでも有効です。

Watch本体の設定アプリと健康管理アプリは別

Galaxy Watch5は健康管理と本体の設定が別々のアプリになります。健康管理は先述の『S Health』で、本体の設定は『Galaxy Wearable』です。

文字盤

スマートウォッチは文字盤を自分の好きなように変更できるのも楽しみの一つです。文字盤の背景を家族の写真にしたり、歩数の情報を文字盤上に表示したりと…。カスタマイズは無限大です。

プリセットの文字盤も沢山あるのですが、Google Playストアから文字盤をダウンロードして追加→適応も可能です。そのなかには高級ブランドを模したものもあり、あたかも高級腕時計を使っているかのような気分にもなれます。

アプリ一覧

Galaxy Watch5は時計画面で上方向にスワイプするとアプリ一覧画面が開きます。この一覧に表示されるアプリはGalaxy Wearableで自由に並び替えられます。

アプリはPlayストアのスマートウォッチセクションからダウンロードできます。スマホ用に比べればアプリ数は多くはありませんが、メジャーなところだと『LINE』『カカオトーク』『Amazon Music』やGoogle系のアプリ『Googleマップ』『Googleアシスタント』『Google Pay』などもあります。

LINEをインストールすれば、Watchからメッセージの返信などもできます。定型文の登録/返信もできるため、よく使うメッセージを登録すると良さそう。音声メッセージの送信にも対応し、喋って返信もできます。

これが地味に便利で、腕に向かって喋るだけで相手にサッと返信できて楽。込み入った内容であれば、文章を推敲する手間がありますが、ボイスメッセージであれば喋るだけで(ニュアンスなども含めて)伝わります。

文字は入力しにくい

ただ文字は入力しにくい…

ただ、文字入力はめちゃくちゃ入力しにくいです。

Googleマップでは地図を表示して現在地が確認できます。スマホから目的地を指定すれば時計をナビとしても利用可能です。スマホを片手に持つ必要がないので、なんだか開放された気分。

また、リモートシャッターアプリもあり、これを使えば遠隔で撮影も可能です。カメラプレビューを確認したりもできます。

これは筆者が愛用している「Galaxy Z Flip3」との相性がよく、Z Flip3を「くの字」に折り曲げた状態で地面に設置し、水が垂れてくる瞬間をアオリ(下から撮影)で簡単に撮影できます。ただ。Galaxy以外では使用できないようです。

筆者が試したのは氷山の一角に過ぎず、Google Playストアでスマートウォッチ向けに配信されているアプリを眺めてみると新たな発見があるかもしれませんね。

タイル

時計画面から左右にスワイプ(またはベゼルをスワイプ)で、睡眠情報や歩数、心拍数などを表示する「タイル」という機能もあります。これについてもアプリから取捨選択、並び替えできます。

NFC決済がつかえる

クレジットカードやデビットカードなどを使ったNFC決済にも対応しています。ただ、筆者の所有している三井住友カードは非対応でカードを追加できませんでした。

他社もカード次第では追加可能です。詳しくは以下のページをご覧ください。

体組成計機能

本体にある2つのボタンは電気式生体センサーも兼ね備えていて、自分の内臓脂肪率や、BMI、基礎代謝などを確認できます。

10日ほどの期間で試した回数はそう多くないのですが、その期間で体脂肪率が約3%も上昇していました。普段使ってる体組成計ではそこまで変化はありませんでしたし、Galaxy Watch5では連続で測定すると1%も値が変動したりと、安定してない印象です。

測定方法がシビアなので、慣れの問題もあるかもしれません。足から測る体組成計と指から測るGalaxy Watch5という違いもありますし。

参考までに、筆者が使用している体組成計では、ある日の体脂肪が14.2%でした。この日にWatch5で測定した結果は23.2%でした。これにはびっくり。

Galaxyとの接続でのみ使える機能

Galaxy Watch5にはGalaxy端末と接続した場合のみ使える機能として先述した「リモートシャッター」の他に「時計を探す機能」などがあります。

バッテリー持ち

筆者の使い方だとバッテリー100だと2日ほど持ちます。設定は以下の通りです。

  • 常時点灯ディスプレイ
  • 画面照度は状況に応じて変更
  • 省エネモードは使わない
  • ウェアラブル版LINEをインストールして通知ON
  • Wi-FiとGPSは有効/無効を臨機応変に切り替える
  • 心拍数の自動検出は安静時に10分ごと
  • 睡眠中の血中酸素レベル
  • 運動の自動検出は有効

充電方法はマグネット式の充電器(コード一体式)にくっつけるだけ。満充電まで1時間くらいです。また、ワイヤレスパワーシェア機能を持つ充電用デバイス(スマホ)からも充電できます。

Proモデルも存在

Galaxy Watch5 Proも存在存在し、サファイヤガラスを採用するなど、通常モデルよりも堅牢な作りでバッテリー持ちも向上しています。よりアウトドアな方にはこちらがオススメです。

完成度が高い、自腹購入したくなるレベル

高級スマートウォッチは破損時のショックとSuicaが使えない機種が多いからなあ…と購入に消極的でしたが、その印象が払拭されました。もちろん、記事内に書いたような粗はあるのですが、Wear OSを初めて触ったワクワク感に加えて動作がサクサクで快適すぎる点で相殺されてしまいます。

今回はお借りしただけなので返却する必要があります。しかし、Galaxy Watch5は満足度が高いので、忖度とか一切抜きで返却後に実費で購入したくなるほどです。それくらい完成度が高い。

というのも、アニメーションがヌルヌルでサクサク、大画面で使いやすい。Wear OS版のLINEなど、アプリもインストールできるし、睡眠時間の解析性も高い。Galaxyの開発元なだけあってUIも使いやすく、ゲーム的に運動を楽しむ機能があるのも良いです。

ただ、他のスマートウォッチを愛用している方や、Google Fitと連携したい方、バッテリー持ちを重視する方にはオススメできません。専用アプリのS HealthはGalaxyアカウントが必須となるため、企業色が強くなるのも悩みどころです。

過去に筆者が使用していたスマートウォッチはアカウント連携すらできず、スマホやスマートウォッチを機種変更をしたらそれまでのデータが全て消える(引き継げない)というものもありました。その経験から倣い、Google Fitと連携できると安心なのですが、連携できないのは残念。

残念な点は置いておいて、「スマートウォッチを買ったけど機能を使いきれない…」「結局最初だけだった…」Galaxy Watch5はそうならないための工夫がよくなされています。通知アニメーションがよかったり、UIが使いやすかったり、動作もサクサクしていたりと。細かなところが作り込まれているだけでワクワクとして使いたくなります。本当に自腹購入しようかなあ。

参考情報

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CloNis

自分の好奇心を満たすために行動してます!

行動(選択)基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。スマホはGalaxy Z Fold 3を愛用中。スマートウォッチはXiaomi Smart Band7、一眼レフはSIGMA fp Lというコンパクトな装備に落ち着いています。

最近はフォルダブル端末沼に…

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