Jlink 32インチモニター B32FP1K レビュー:2万円台前半で買える32インチ!安価に大画面がほしい人にオススメ

Jlink様より32インチモニター(B32FP1K)をレビュー用に提供していただきました。

このモニターはVAパネルでフルHD(1920*1080)、60Hzに応答速度が6ms、300cd/m2の高輝度、HDRに対応します。32インチということもあり、大迫力で臨場感のある映像を楽しむのに最適です。

良いところ
  • 32インチの大画面、迫力のある映像を楽しめる
  • HDR対応/sRGB 104%/DCI-P3 72%
  • レバーとボタンの併用操作が楽
イマイチなところ
  • DisPlayPortがない
  • 32インチでフルHDだからか少し粗が目立ちやすいかも

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外観と付属品

32インチなだけあって、一般的なPCモニター(24~27インチ)よりも画面が大きいです。付属のスタンドがパッと見は貧弱そうですが、思ったよりも安定しています。

液晶タイプはグレア(光沢)です。

27インチモニターと並べてみましたが、存在感が違います。

筆者は自作PCが趣味で一時期モニターを買い漁っていたのですが、店頭展示品の体感サイズや製品ページにある寸法から「これくらいか」と推測しても「思っていたのと違う」なんてこともありました。32インチモニターを初購入する方であれば「想像よりも大きい」と感じるかもしれません。結構抜けがちなポイントですので、要注意。

電源ボタンと操作ボタンは背面(正面から見て右側の裏)にあります。これはレバーのように左右上下に傾けて操作します。個人的にはこの操作方法が気に入っていて、指先を各方向に傾けるだけでよく便利です。

付属品は電源ケーブル、HDMIケーブル、スタンドと取り付け用のネジ、説明書です。

100mm×100mmのVESAマウントにも対応しているため、モニターアームの取り付けにも対応します。実際に筆者もモニターアーム環境にて使用しており、安定しています。モニター自体の重量は7.5kgなので、それ以上の耐荷重があるものを使いましょう。

入力端子はHDMIとVGA

入力端子はHDMIとVGAです。AUXポートもあり、イヤホンやスピーカーを出力できます。HDMIは2.0まで対応します。

個人的にはVGAよりもDisplayPortを採用してほしかったところ。

迫力があり、視認性がいい大画面

32インチの大画面は全体的に見やすいです。

あまり変化がないと思われるSNSを見ていても、アイコンの全貌がハッキリと見えたり、テキストも読みやすいです。

解像度:フルHD

要注意ポイントとして、作業領域が広がるわけではありません。画面が大きくなり、細部まで見やすくなっただけで、フルHD(1920×1080)と解像度は低く、24、27インチのフルHDモニターと作業領域は同じです。作業領域を広げたいのであれば、より高い解像度のモニターをオススメします。

本製品の解像度はフルHD(1920×1080)ですが、「仮想解像度」を使って強制的に高解像度の設定で表示する方法もあります。なお、メーカーの動作保証対象外ですから、やるのであれば自己責任です。

解像度:WQHD

筆者はフルHD(1920×1080)の解像度では満足できず、Windows側の設定から強制的にWQHD(2560×1440)にして使用しています。モニター側はフルHDまでの対応で、無理やり表示させているためテキストのにじみなどは感じますが、筆者の優先順位は表示領域の広さです。文字の鮮明さが多少犠牲になっても割り切れます。

解像度を強制的にあげる方法は割愛しますが、大画面のモニターではこういった使い方(楽しみ方)もあります。少々マニアックですが、自作PCを趣味にしている方々にとっては惹かれるのではないでしょうか。気になった方は調べてみると面白いと思います。

対応スマホを接続すれば大画面でスマホゲームできる

手持ちのGalaxy Z Fold3をDeXモードにして接続しました。32インチでソシャゲをするとスマホのゲームをしている感覚が薄れ、なんだか不思議な感覚です。ゲームセンターの筐体に近い感じがします。

大画面は動画が快適

作業やゲームなど色々と使ってみましたが、大画面で動画を観るのが一番快適です。4K/MiniLED/HDR1000のディスプレイ(レビュー済み)も使用していますが、動画を観るときはついこっちで見てしまいます。解像度やHDRの強さで言えば4Kディスプレイが優れている一方で、画面の大きさ、迫力面ではやはり32インチに分があります。

大画面が欲しい人にはオススメ

Amazonにある32インチモニターのなかでも2万4378円(執筆時)は最安クラスで、安価に大画面ディスプレイがほしい人にオススメです。

光沢液晶で入力端子が豊富ではないため、そこは妥協が必要です。DisPlayPortを使う予定がない、主に映像コンテンツ用に使うのであれば良さそうです。Fire TV StickやChromecastのようなステック型デバイス用との相性がよさそうですね。

総評として、32インチで光沢、HDR対応なだけあって映像コンテンツの迫力、そして鮮やかさがいい感じです。

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CloNis

2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!

行動(選択)基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。スマホはGalaxy Z Fold 5、最近はAngenieuxのレンズにハマってます。

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