楽天モバイル、2022年6月末時点の契約数は546万(MNO:477万、MVNO:69万)、営業利益は改善

楽天は2022年8月10日、「2022年度第2四半期決算説明会」を開催しました。その中で楽天モバイルについてもいくつか触れているので、気になる箇所を紹介します。

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契約数はMNO:477万、MVNO:69万

まず楽天モバイルの契約回線数は2022年6月末時点で546万、うちMVNOが69万なのでMNOとしては477万となります。

累計契約数(百万) Q2/20 Q3/20 Q4/20 Q1/21 Q2/21 Q3/21 Q4/21 Q1/22 Q2/22
MNO 0.65 1.12 1.62 2.85 3.66 4.11 4.50 4.91 4.77
MVNO 2.18 2.02 1.83 1.48 1.14 0.99 0.87 0.77 0.69
合計 2.83 3.14 3.45 4.33 4.80 5.10 5.37 5.68 5.46

5月のRakuten UN-LIMIT VIIの発表(0円スタートの廃止発表)の影響か、Q2では初めてMNOの契約者数も減っています。ただ、この解約者のうち8割はデータ使用量1GB未満のユーザー(0円ユーザー)だったということです。

新料金発表以後、0円ユーザーが多く離れたために、メイン回線利用者やデータ使用量20GB以上の割合が増えています。

新料金発表前後で、契約するユーザーの年齢層も変化があったようです。20代30代の若年層が増え、この世代はデータ使用量も多いとのこと。

新料金発表で解約数は一気に跳ね上がったものの、それももう落ち着きを取り戻しつつあるようです。1GB未満0円で使えるのは8月末までなので、この8月末にもまた一気に増えそうな気もしますが…。

営業利益については、以前から言われていたように2022年Q1をピークに改善されているようです。9月以降に無料が終わり、ポイントバックも10月で終わるので、より一層改善されていく見込みです。


その他、資料などについては楽天の「2022年度決算短信・説明会資料」のページをご覧ください。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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