Redmi Note 11 Pro 5G レビュー:バッテリー持ちと急速充電がGoodで120Hz有機ELにおサイフ、eSIMまで揃ったミドルレンジスマホ

Redmi Note 11 Pro 5Gを購入し、メインスマホとして10日ほど使ってきました。ここまで使ってきてのレビューをお届けします。

コストパフォーマンスの良いRedmiシリーズらしく、リフレッシュレート120Hzや5,000mAh大容量バッテリーなど、目立つポイントをしっかりおさえたスマホになっています。ただその大きさやMIUIで人を選ぶスマホでもあると感じました。

概要と外観

Redmi Note 11 Pro 5Gは2022年5月にXiaomが発売したスマートフォンです。120Hz駆動の有機ELディスプレイに67W急速充電可能な大容量バッテリー搭載の5Gミドルレンジの端末です。

AmazonやMi.com、家電量販店のほか、OCNモバイルONEやIIJmioといったMVNO、キャリアでは楽天モバイルが取り扱っています。

カラーは「ポーラーホワイト」「グラファイトグレー」「アトランティックブルー」とあり、私はアトランティックブルーを選択しました。

水面のような光が見る角度によって変わります。

背面カメラ部分はかなり出ています。2段階で出っ張ってます。

上側面にはイヤホンジャックや赤外線、下側面にUSBポートとSIMスロットがあります。

右側面に電源ボタンと音量ボタン。電源ボタンは指紋センサーを兼用しています。音量ボタンとは幅が違うのでわかりやすいですね。

左側面には何もありません。上下面にいろいろあるので左右面はシンプルですね。

中身は本体のほかにソフトケース、67W充電器、USBケーブル、SIMピン、マニュアル類です。本体画面には保護フィルムが最初から貼ってあります。

スペックとパフォーマンス

Redmi Note 11 Pro 5GのスペックはSoCにSnapdragon 695 5Gを搭載し、RAMは6GBでストレージは128GB、ディスプレイは約6.67インチでフルHD+の有機EL(AMOLED)、バッテリーは5,000mAhを搭載します。カメラは約1億800万画素メインカメラに超広角カメラとマクロカメラのトリプルカメラ構成です。また、おサイフケータイにも対応します。

その他、主なスペックは以下の通りです。

OS Android 11 ベースの MIUI 13
CPU Snapdragon 695 5G
RAM 6GB
ストレージ 128GB
外部メモリ microSDXC (最大1TBまで)
ディスプレイ 6.67インチ 2400 x 1080 (FHD+) AMOLED
リフレッシュレート:最大 120 Hz
メインカメラ 108MPメイン(f/1.9)
+8MP超広角(f/2.2)FOV 118°
+2MPマクロカメラ(f/2.4)
フロントカメラ 16MPフロントカメラ(f/2.4)
バッテリー 5,000mAh
67Wターボチャージ(急速充電)
サイズ 約164.19 × 76.1 × 8.12 mm
重量 約202g
生体認証 指紋(側面)、顔
防水防塵 IP53
SIM nanoSIM/eSIM
対応バンド 5G(Sub6):n3/n28/n41/n77/n78
4G:LTE TDD:38/40/41 (2545~2560MHz)/42
4G:LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28
3G:WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
2G:GSM:750/800/1800/1900MHz
その他 おサイフケータイ、3.5 mm ヘッドホンジャック

eSIMにも対応しているので、予備回線としてpovoやIIJmioを入れておくといった運用もできます。

より詳しいスペックは公式サイトをご覧ください。

ベンチマーク結果

各種ベンチマークの結果は、AnTuTu Benchmark(v9.3.9)が390,910点、Geekbench 5がシングルで691点、マルチで2,074点、3DmarkはWild Lifeで1,206点、PCMarkのWork 3.0 performanceは10,296点でした。

似た点数のほかのスマホと比べると以下の通り。

SoC Antutu Geekbench 3DMark PCMark
RAM Single Multi PERF BATT
Mi 11 Lite 5G SD 780G
6GB
523616 806 2438 3126 10712 11h 36m
Pixel 4 SD 855
6GB
476404 619 2424 3040 10842
Redmi Note 11 Pro 5G SD 695
6GB
390910 691 2074 1206 10296 16h 17m (60Hz)
12h 51m (120Hz)
Pixel 5 SD 765G
8GB
385181 598 1531 933 9316 12h 16m
OPPO Reno5 A SD 765G
6GB
375310 618 1757 1684 8995 11h 08m

そのほか、当サイトでレビューしてきた端末のベンチマーク結果は以下のページにまとめています。こちらも参考にどうぞ。

操作感

実際に使ってみると良い意味で普通に快適です。ゲームなど重い作業はやらないのでわかりませんが、普段使いで動作に不満はありません。

ただ、スクロールが微妙にクセがあるかな?とも感じます。短いフリックで思ったよりも画面がスクロールしてくれないことがあります。(そうでもないときもあります。)

ディスプレイ

Redmi Note 11 Pro 5Gのディスプレイは6.67インチのフルHD+(2400 x 1080)の有機EL(AMOLED)です。縦横の長さは横69.5mm、縦148.7mmです。さすがに大きいですね。画質や色温度も自分で調整できるようになっています。

画面は明るくくっきりしており、きれいに見えます。他のスマホだと明るさを自動調整にしていると部屋の中でも70%くらいなところ、本機は50%くらいでも同じくらい明るく感じます。また、晴れの日に外で使ってもちゃんと画面が見えるのもポイント高いです。

画面のリフレッシュレートは60Hzと120Hzを選択可能です。歳のせいか60Hzと90Hzだとあまり差を感じない私ですが、60Hzと120Hzだとさすがにわかります。ここまで差を感じると、120Hzで常用したくなります。

左:120Hzの結果 右:60Hzの結果

ただし120Hzにすると当然バッテリーの消費も激しくなります。PCMarkによるベンチマークテスト(battery life)でも、60Hzだと100%から20%まで16時間17分だったのに対し、120Hzだと12時間51分でした。まぁそれでもバッテリーの持ちが良いので、私は120Hzで使ってます。

また、リフレッシュレートは可変ではなく60Hzと120Hzの固定です。画面が動かないときはリフレッシュレートを1Hzまで落としてバッテリーを節約する、といった機能は残念ながらありません。

指紋認証と顔認証

Redmi Note 11 Pro 5Gの生体認証は指紋と顔に対応しています。

指紋認証

指紋センサーは電源ボタンにあります。反応は上々で、とくにストレスありません。設定で認証のタイミングを「センサーに触れたとき」と「ボタンを押したとき」で選べます。不意に触れて画面がついてしまうのが気になったら「ボタンを押したとき」に変更するといいでしょう。

ちなみにこれ、厳密には押したときに反応ではなく、ボタンを押した後にセンサーに触れると認証、という仕組みになるようです。まぁ押し込んでしまえば一緒です。

顔認証

顔認証もスピードは十分です。「端末を持ち上げると画面オン」の機能もあるので、組み合わせれば顔の前に持ってくるだけで画面オン→ロック解除までできます。画面オンになったときにロック画面が見えることもありますが、ほんの一瞬です。

バッテリー

Redmi Note 11 Pro 5Gのバッテリーは5,000mAhの大容量です。先にも書いたようにPCMARKのベンチマークテストでリフレッシュレート60Hzの場合で16時間17分、120Hzで12時間51分でした。これはかなり良い成績です。

実際に使ってみても体感できるくらいに持ちが良いです。ハードに使っても1日は余裕ではないでしょうか。

また充電に関しても、同梱されてる充電器を使うと最大67Wで高速充電できます。ただ一般の充電器では(最大出力67W以上でも)そこまで速く充電できないのは残念です。本機をメインにするのならコンセントを1つこの充電器で使っても損はないでしょう。

大容量バッテリーで持ちもよく、充電も速い。ということでバッテリー関係はなかなか優秀です。いたわり充電的なものがあれば、もっと良かったのですが。

カメラ

Redmi Note 11 Pro 5Gのカメラは108MPメイン(f/1.9)に視野角118°の超広角(8MP/F値2.2)、マクロカメラ(2MP/F値2.4)のトリプルカメラ構成です。

グリッド線はもちろん、水平線やセンターマークも表示でき、左右フリックで切り替えるメニューは自分でカスタマイズ可能です。タイムラプス、夜景、ポートレートといった機能は普通にあります。Googleレンズのボタンもあるので、カメラアプリからQRコードの読み込みも簡単です。

実際に撮った写真をいくつか紹介します。

メインカメラ

微妙にコントラストが低いというか薄く感じるところがあります。

室内は比較的明るく撮れます。

AIカメラの自動補正もあるのですが、だいたい派手というかバキバキになるのであまり好きではありません。

食べ物

最近は外食してないので食べ物の写真があまりありません…。

やっぱり微妙に薄い?

AI…。

デジタルズーム

望遠カメラはありませんが、デジタルズームで10倍まで可能です。これが1Xです。

2Xと4X
清水の貯水タンクはサッカーボール柄です。このあたりまでは、まだなんとか実用レベル…?

6Xと8X
もうけっこうヤバいですね。

10X
かなりガビガビになってしまいます。さすがに実用レベルじゃありません。

超広角

超広角の視野角は118°です。

超広角で撮る雲はいいですねぇ。

マクロ

マクロはけっこうノイズもあり、画素数も2MPしかないのであまり使い所ないかもしれません。

ポートレート

パッと見は良さげですが、よく見ると吊り下げてるところの傘との接点が消えていたりしますね。

夜景

夜景はわりとしっかり撮れる印象。

(上の画像だと潰れてよく分かりませんが)駅の中の光ってる看板の文字が、夜景モードだとハッキリ読み取れるようになります。ただ夜景モードでなくてもある程度は撮れる(ぱっと見であまり変わりない)印象です。

2X ネコ。

MIUI

XiaomiのスマホはMIUIというAndroidをベースとしたカスタムOSが使用されています。これはなれが必要だったり好みが分かれるところです。

ホーム画面はドロワーありなしが選べ、通知エリアは「左上からスワイプで通知、右上からスワイプでコントロールセンター」と分かれています。(普通のまとまった通知エリアにも設定できます。)

便利な機能としては、アプリを複製してアカウントごとに分ける「デュアルアプリ」、ショートカットなどをまとめた「クイックボール」や「サイドバー」、別の領域にデータを分離できる「セカンドスペース」などがあります。

このほか、所々で広告が表示されるのも特徴ですが、これは設定から個別にオフにできます。

Redmi Note 11 Pro 5Gの良かったところイマイチなところ

Redmi Note 11 Pro 5Gを使ってみて感じた良いところとイマイチなところをまとめてみます。

良いところ
  • フラットでキレイで120Hzな大画面
  • 普段使いで十分なスペック
  • おサイフケータイはもちろん、eSIMに対応
  • バッテリーが大容量・持ちが良い・高速充電
イマイチなところ
  • 大きくて重い
  • サードパーティーのホームアプリとジェスチャーナビゲーションが併用できない
  • 防水がIPX3で心もとない

多くの人に受け入れられそうな性能が良い

全体的にはよくできており、大多数の人には受け入れられる、最大公約数を目指したようなスマートフォンです。悪くない。

普通に使える操作感にそれなりにきれいに写るカメラ、おサイフケータイ対応で普段使いに適しており、なによりバッテリーが大容量・持ちが良い・高速充電と揃ってるのが嬉しいポイントです。

デフォルトランチャーがきつい

この大きさと200g超えの重さは、ポケットに入れて持ち歩くのにはちょっとツライです。(カバンの中に入れて持ち歩く人なら問題なし。)

また、Redmi Note 11 Pro 5GというよりMIUIの問題で、「サードパーティーのホームアプリとジェスチャーナビゲーションが併用できない」というのが困りものです。デフォルトのランチャーは特にドロワーが使いにくく、アプリを起動しようとするときに戸惑います。(だからサイドバーなどの機能があるのかもしれません。)

3ボタンにすれば別のランチャーも使えるのですが、ジェスチャー操作に慣れてしまった身としては、それもつらいのです。ジェスチャーの「戻る」が、画面の上3分の1くらいはきかないのも地味にストレスが溜まります。

また、Xiaomiのスマホにはありがちな、文字入力のキーフリックで「ん」を入力しようとするとホームのジェスチャーと判定されてしまうこともよくありました。写真の指矢印で示したジェスチャー用のバーの上側の余白が狭いのか、ジェスチャーが敏感なのか…。

ATOKの場合はキーボードの高さを調整で上にずらせるからまだいいですが、そういった機能がないキーボードアプリだと苦労するかもしれません。(このバーは非表示にできるので、むしろその方が誤操作しなくなるかもしれません。)

まとめ

Redmi Note 11 Pro 5Gは価格も安めで性能はそれなり以上、普通にメインとして使えるスマートフォンです。大きさ(重さ)とMIUIが好みに合うのなら、オススメできます。

AmazonやMi.comでも購入できますし、格安SIMとセットならお得に購入できる場合もあります。タイミングが合えば、ぜひ購入候補に入れてほしいですね。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

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