AndroidのOSバージョンシェア 2022年5月:トップはAndroid 11の28.3%、Android 12は6.7%

Android Studioで確認できるAndroidのOSバージョン別シェアが更新されました。前回が2021年11月だったので、約半年ぶりの更新となります。

トップはAndroid 11で28.3%、続いてAndroid 10が23.9%、最新のAndroid 12は6.7%となっています。

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AndroidのOSバージョン別シェア

これはAndroid Studioで新規作成するときに確認できるAPI Version Distributionです。

このAPIレベルを対象としたアプリなら何%のデバイスに対応するアプリとなる、ということです。バージョンが低いものを対象にすれば多くのデバイスが対象となりますが使える機能が制限され、逆にバージョンが高くなれば対象となる(そのアプリを使える)デバイスは少なくなりますが使える機能は多くなるということです。

この図ではAndroid 12が入ってませんが、同じく新規作成の際の対象APIレベルをAPI 31(Android 12)で設定すると6.7%と表示されます。

これらから計算して、各OSバージョンのシェアを算出しました。

バージョン コードネーム 2022年5月 2021年11月 増減
4.1.x Jelly Bean 0.1% 0.2% -0.1%
4.2.x 0.2% 0.3% -0.1%
4.3 0.1% 0.1% 0.0%
4.4 KitKat 1.0% 1.4% -0.4%
5 Lollipop 0.5% 0.7% -0.2%
5.1 2.5% 3.2% -0.7%
6 Marshmallow 3.9% 5.1% -1.2%
7 Nougat 2.6% 3.4% -0.8%
7.1 2.4% 2.9% -0.5%
8 Oreo 3.2% 4.0% -0.8%
8.1 8.4% 9.7% -1.3%
9 Pie 16.2% 18.2% -2.0%
10 Q 23.9% 26.5% -2.6%
11 R 28.3% 24.3% 4.0%
12 S 6.7% 6.7%

Android 11が28.3%でトップ、そして2位にAndroid 10が23.9%と続きます。半年前とひっくり返りましたね。Android 12は6.7%となっています。Android 9もまだ16.2%もいるのは驚きです。

とは言え、これは世界でのシェアなので、国内で見ればもっと新しいものに傾いているでしょう。当サイトの場合は(そもそも読者層が読者層なので)Android 11とAndroid 12がどちらも35%ほどあります。

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昔に比べたら最新OSへのバージョンアップはかなり早くなりましたよね。
バージョン コードネーム 2022年5月 2021年11月 増減
4.1-4.3 Jelly Bean 0.4% 0.6% -0.2%
4.4 KitKat 1.0% 1.4% -0.4%
5.0-5.1 Lollipop 3.0% 3.9% -0.9%
6.0 Marshmallow 3.9% 5.1% -1.2%
7.0-7.1 Nougat 5.0% 6.3% -1.3%
8.x Oreo 11.6% 13.7% -2.1%
9 Pie 16.2% 18.2% -2.0%
10 Q 23.9% 26.5% -2.6%
11 R 28.3% 24.3% 4.0%
12 S 6.7% 6.7%

コードネーム別にしたものがこちら。傾向は変わりません。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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