確定申告(令和3年/2021年分):スマホとQRコードでマイナンバーカード読み取りできるようになったけど結局freeeにしました

2月中旬から3月中旬と言えばそう、確定申告のシーズンです。フリーランスや個人事業主、会社勤めでも副収入のある人など、この時期が頭を悩ませる人もいいのではないでしょうか。

確定申告はここ数年、ネット上でできるようになったりマイカードとスマホでできるようになったりと、どんどん簡単になってきています。令和3年/2021年分からはスマホでマイナンバーカードを読み込んで申告手続きできるということで話題になっていました。

あれ?スマホでマイナンバーカードを読み込むのはもう数年前からできなかったっけ?と思いつつ実際にやってみました。…やってみたのですが、最終的には(自分の場合は)昨年と同じfreeeの電子申告アプリを使ったほうが楽だということでそちらでやりました。

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スマホをICカードリーダライタの代わりとして

今年からの新機能として話題になっていたのは「スマホをICカードリーダライタ代わり」として使えるというものです。これを使えばパソコンで申告書を作成し、スマホのアプリとQRコードでコードでマイナンバーカード方式によるe-Tax送信ができるようになります。

マイナンバーカード方式(2次元バーコード)で作成

国税庁の確定申告書等作成コーナーのページから「作成開始」するとまず税務署への提出方法を選択します。ここに新しく「マイナンバーカード方式(2次元バーコード)」というものが加わっています。

ちなみにFirefoxではできません、私はこういうときだけChrome使います。

申告する税を選んで、マイナポータルと連携するか選択します。

マイナポータルアプリをインストール

マイナポータルアプリが必要になるのでインストールします。

Google playマイナポータル
マイナポータル
制作: デジタル庁
価格: 無料

ダウンロード

アプリでPC画面上のQRコードを読み取る

パソコンの画面上にマイナポータルアプリで読み込むQRコードが表示されます。

マイナポータルアプリの右下にあるボタンをタップして、2次元バーコード読取を選択し、パソコンの画面上にあるQRコードを読み込みます。

マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)を入力し、マイナンバーカードをスマホのNFCで読み取ります。

そして確定申告書の作成へ

これでパソコンの画面に読み取り完了と表示されるので、あとは申告書を作成し、送信していきます。

freee使ってればそっちのほうが早い

これで(マイナンバーカードの読み取りに対応した)スマホとパソコンで確定申告できるようになりました。年に1回しか使わないカードリーダなんて必要なくなりました。

ただ、私の場合は普段から会計ソフトの「会計freee」を使ってます。事業用のカードと銀行口座を登録して連携しておけばほぼ自動的にいろいろやってくれます。

確定申告についても、最後にいくつか確認したあとに『freee電子申告・申請』アプリを使えばあっという間に完了します。なので最終的には今年も昨年同様にfreeeのアプリから終わらせました。

1回だけならともかく、毎年確定申告していくのならこういった会計ソフトを使うのが便利です。freeeなら提出までも簡単なのでオススメです。

まとめ

確定申告については、毎年どんどんやり方が変わって、ネットやスマホでスムーズにできるようになってきています。なんだか毎年違う方法でやってるよなぁ、と思っていたのですがそろそろ十分なので安定するかな?という気がします。

毎月ちゃんと会計入力等やっておけば、もう「確定申告は面倒」なんてなくなりますね。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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