EarFun Free Mini レビュー:機能は少ないけど3.9gの小型軽量で気軽に使える完全ワイヤレスイヤホン

EarFunより、低価格ながらIPX7の防水性能を持ち片耳3.9gと軽量な完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Free Mini」をレビュー用に提供していただきました。

低価格で手が出しやすイヤホンです。完全ワイヤレスイヤホンに興味はあるけど使ったことがない人に検討してもらいたいイヤホンですね。

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EarFun Free Miniのパッケージと外観

EarFun Free Miniのパッケージ内容は、本体に充電ケース、USBケーブル、サイズ違いのイヤーピース、マニュアル、そして…綿棒です。

こういったイヤホンでは充電端子部分が汚れると充電がうまくできなくなることがあります。それを予防するために掃除してください、ということですね。そういった問い合わせでも増えているのでしょうか?

サイズ違いのイヤーピースはプラスチックのケースに入っており、USBケーブルはケーブルキャップ付きです。細かいところで親切ですね。

Miniの名の通り、手で軽く包めるような大きさです。左右の側面が切り落とされたように平らになっているのが特徴的です。

イヤホン本体も平らになっており、ここをタップして操作します。

スペックと操作

EarFun Free Miniは6mmチタンコーティング複合振動板を使用したドライバーユニットが搭載され、イヤホン本体で最大5時間、付属の充電ケースを合わせて使うと、最大24時間の音楽再生が可能な完全ワイヤレスイヤホン(TWS)です。IPX7の防水性能もあるので、フィットネス中でも気軽に使えます。

ただしかなり低い価格帯ということもあり、ノイズキャンセリングや装着検知、Qi充電、低遅延モードなどには対応していません。

■主な仕様
Bluetooth Bluetooth 5.0
Bluetoothプロファイル A2DP, AVRCP, HFP, HSP
通信距離 最大 15m(人体、金属、壁などの障害物や電波状態によって変動します)
対応コーデック SBC, AAC
バッテリー容量 40mAh×2(イヤホン) / 470mAh(充電ケース)
再生可能時間 イヤホン本体:最大5時間
充電ケース使用時:最大24時間
充電方式 USB-C
充電時間 約1.5時間(イヤホン) / 約2.5時間(充電ケース)
防水 IPX7
サイズ 55mm × 26mm × 43mm
重さ 約38g(充電ケース含む) / 約3.9g(イヤホン本体 片耳)

イヤホンによる操作はタッチセンサー方式です。音楽の再生/停止、曲送り/曲戻り、音量操作に対応し、アシスタント系の起動も可能です。タッチ式だと誤動作が気になるところですが、しばらく使ってみても不意に音量がアップしてしまったというようなことはありませんでした。

L R
再生/一時停止 2回タップ
次の曲 3回タップ
前の曲 3回タップ
音量アップ 1回タップ
音量ダウン 1回タップ
音声アシスタント起動 2秒触れ続ける
電話の応答・切断 2回タップ

バッテリー

EarFun Free Miniのバッテリーはイヤホン単体でだいたい音楽再生時間が5時間です。もちろん音量などによっても変わっていきますが、実際に試したところ、仕様通りだいたい5時間くらいでバッテリー切れになりました。ケースで充電すれば合計24時間くらい音楽再生できるようです。

ケースの充電はUSB-Cです。ワイヤレス充電に対応してないのは残念なところです。

EarFun Free Miniの良かったところ・イマイチなところ

EarFun Free Miniを実際に10日ほど使ってみて、私が感じた良かったところイマイチなところをまとめます。

EarFun Free Miniの良いところ
  • 安価で気軽に購入できるTWS
  • 片耳でも使用可能
  • 小型軽量で目立ちにくい
  • しっかり装着すれば低音がよく出る
EarFun Free Miniのイマイチなところ
  • イヤーピースがあまり良くない?
  • 自動耳検出やワイヤレス充電がない

小型軽量で目立ちにくい

EarFun Free Miniはその名の通り小型で、耳から出た部分も小さくなっています。重量も片耳3.9gなので装着して気になることはありません。気軽につけて置けるのはいいですね。

クリアな音質だがイヤーピースがいまいち

音質はクリアでボーカルが目立つ印象で、背後の今まで気にしていなかった音もよく聞こえる気がします。

最初はまったく低音が聞こえてこないな?と思ったのですが、イヤーピースを(最初からついてる)MサイズからLサイズに変えてみると低音も聞こえるようになってきました。ただそれでも「低音がよく響く」とは言えないくらいです。さらに、ちょっときつめに耳にねじ込んでみると低音がよく出るようになりました。

Amazonの製品ページやマニュアルにも装着方法が書いてありますが、それを見て本当にしっかりと装着しないと低音が抜けてしまいます。ここはちょっと気をつけるところですね。

試しにイヤーピースを同じEarFunの別のイヤホンについてたものに変えてみると、それだけでもかなり良くなりました。本製品に限らず、イヤーピースを変えると音が変わるとも言いますし、ちょっと試してみたくなりました。

自動耳検出やワイヤレス充電がない

最近は比較的低価格な完全ワイヤレスイヤホンでも多機能になってきています。ですが本製品にはそういった、例えば自動耳検出による音楽の自動再生/停止やワイヤレス充電、低遅延モード、専用アプリ、ノイズキャンセリングなどには対応していません。こういった機能が欲しければもう1ランク上の製品を選びましょう。

まとめ:安価で初めての完全ワイヤレスイヤホンなら

イヤーピースと装着方法による音の差がちょっと激しいなと感じましたが、それを除けば軽量で気軽に使える完全ワイヤレスイヤホンです。クーポンコードがある時を狙えば3千円以下で手に入るので、初めての完全ワイヤレスイヤホンとしてはいいかもしれません。

ノイズキャンセリングやワイヤレス充電などが必要なければ、選択肢としては十分ありだと思います。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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