大本命UQ mobileの「くりこしプラン」が提供開始!さらに改定されたY!mobileと比較

各キャリアのオンライン専用プランをはじめ、各社から新しい料金プランが次々と発表されています。その中でも、格安SIM界隈では大本命となるUQ mobileの「くりこしプラン」が2月1日より提供開始となっています。

この記事の後、mineoやy.u mobileも新プランなどを発表しており、ある程度は戦える状態になっています。そしてUQ mobileのくりこしプラン開始日と同じ2月1日にワイモバイルが新プラン「シンプルS/M/L」の改定を発表し2月18日より提供開始すると発表しています。

改めて、UQ mobileとワイモバイルと、どちらがいいのか比べてみようと思います。

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UQ mobileとY!mobileの新プランを比較

UQ mobileの「くりこしプランS/M/L」とワイモバイルの「シンプルS/M/L」をかんたんに比べてみます。

UQ mobile
くりこしプラン
Y!mobile
シンプル
3GB 1,480円(税込1,628円)/月 1,980円(税込2,178円)/月
15GB 2,480円(税込2,728円)/月 2,980円(税込3,278円)/月
25GB 3,480円(税込3,828円)/月 3,780円(税込4,158円)/月
超過時の速度 S:300kbps
M/L:1Mbps
S:300kbps
M/L:1Mbps
余ったデータ容量の繰り越し あり なし
5G 2021年夏より対応 対応
通話オプション 60分/月:550円(税込)
10分かけ放題:770円(税込)
かけ放題:1,870円(税込)
10分かけ放題:770円(税込)
かけ放題:1,870円(税込)

ワイモバイルの改定で高速データ通信量は同じになりました。その月額料金で見るとUQ mobileのほうが安いです。なので、そのまま1人で使うのであれば、UQ mobileのほうが安くて良いですね。5Gについても、ワイモバイルよりは遅れますが夏には対応となっています。

また、UQ mobileは余ったデータ容量を翌月に繰り越しできるので、そういった面でもお得感があります。

UQ mobile
公式サイトはこちら >

家族で申し込むならY!mobile

先ほどの表は基本的なプランの内容でした。しかし、ワイモバイルはこれに加えて「おうち割光セット(A)」または「家族割引サービス(2回線目以降)」があり、これを適用すると-1,080円となります。なので、家族まとめてワイモバイルにした場合、UQ mobileより安くなることがあります。

例1:夫婦でどちらも3GBプラン

夫婦2人でどちらも3GBプランの場合は以下の通り。

UQ mobile
くりこしプラン
Y!mobile
シンプル
夫:3GB 1,480円(税込1,628円)/月 1,980円(税込2,178円)/月
妻:3GB 1,480円(税込1,628円)/月 900円(税込990円)/月
合計 2,960円(税込3,256円)/月 2,880円(税込3,168円)/月

例2:4人家族の場合

父と母が3GBプラン、姉が15GBプラン、弟が25GBという4人家族の場合は以下の通り。

UQ mobile
くりこしプラン
Y!mobile
シンプル
父:3GB 1,480円(税込1,628円)/月 1,980円(税込2,178円)/月
母:3GB 1,480円(税込1,628円)/月 900円(税込990円)/月
姉:15GB 2,480円(税込2,728円)/月 1,900円(税込2,090円)/月
弟:25GB 3,480円(税込3,828円)/月 2,700円(税込2,970円)/月
合計 8,920円(税込9,812円)/月 7,480円(税込8,228円)/月

例3:それなりに使う3人家族の場合

父と母が15GBプラン、子が25GBプランの3人の場合は以下の通り。

UQ mobile
くりこしプラン
Y!mobile
シンプル
父:15GB 2,480円(税込2,728円)/月 2,980円(税込3,278円)/月
母:15GB 2,480円(税込2,728円)/月 1,900円(税込2,090円)/月
子:25GB 3,480円(税込3,828円)/月 2,700円(税込2,970円)/月
合計 8,440円(税込9,284円)/月 7,580円(税込8,338円)/月

プラン単体での価格差がだいたい月500円で、家族割の割引が(2回線目以降)-1,080円なので、これが適用される場合ならワイモバイルのほうが安くなりますね。

また、ワイモバイルにはシェアプランがあります。最大3つの子回線と容量をシェアできます。ただし子回線は音声通話ができないので、電話を全くしないのであれば、それも検討しても良いかもしれません。(子回線は音声通話を楽天モバイルにする、という手もあります。)

Y!mobile
公式サイトはこちら >

まとめ

UQ mobileのプランが安すぎて格安SIMがヤバいと思っていましたが、ここに来てワイモバイルが家族割で一気に取り戻した感あります。それぞれ細かい違いや特徴はありますが、基本的には「1人ならUQ mobile、2人以上ならワイモバイル」とすれば勧めやすくなったと思います。

一方、格安SIM勢はどうするのか。y.u mobileは月額料金を安くし、さらに3GB→5GBに増量しました。mineoもプランを一新し3GBを廃止、それに代わるのが5GBプランです。ほかの格安SIMについてはまだ新プランがでていないものも多いですが、おそらく同じように3GBでの対決を避けて1GBやそれ以下の小容量プランとサブブランド勢のプランでは空いてる5GBに活路を見出すのではないでしょうか。

多少遅くても5GB使えるのが良いか、3GBで十分だからしっかりした速度が欲しいか、なんとか棲み分けができそうな気がします。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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