最も利用されてるスマホ非接触決済は「楽天Edy」【MMD研究所調査】

MMD研究所は1月20日、「2021年1月スマートフォン決済(非接触)利用動向調査」の調査結果を公開しました。

これは18歳~69歳の男女45,000人を対象に2021年1月1日~1月4日の期間で実施されたものです。なおアンケート調査により回収されたサンプルを人口構成比に合わせるために、ウエイトバック集計しています。

  • 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

スマートフォン非接触決済の認知は81.8%、現在利用は9.6%

スマートフォンの非接触決済の認知・利用状況について聞いた設問では「現在利用している」と答えたのは9.6%でした。最も多かったのは「非接触決済という言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」が20.9%、次いで「だいたいどんなものかわかるが、利用したことはない」が19.8%、「全く知らない」が18.2%となりました。

ファネル分析で見てみると、「認知」は81.8%、「内容理解」は47.8%、「利用経験」は22.6%となります。

2020年7月の調査では認知は79.4%だったので増えてますが、「現在利用している」と答えたのは12.7%だったのでこちらは減っています。

サービス別に認知度を比べると上図の通り。これも7月の調査と比べてみると興味深いです。

最も利用してるのは「楽天Edy」で32.6%

スマートフォンの非接触決済サービスで最も利用してるものを聞いた設問では「楽天Edy」が32.6%でトップとなりました。次いで「iD」が20.7%、「モバイルSuica」が19.0%と続きます。

2020年の7月と1月にも同じような調査があったので、それと並べてみました。

2021年1月 2020年7月 2020年1月
楽天Edy 32.6% 26.2% 31.5%
iD 20.7% 21.2% 18.1%
モバイルSuica 19.0% 18.3% 21.6%
QUICPay 10.0% 12.2% 12.0%
nanacoモバイル 5.2% 6.7% 9.1%
Visaのタッチ決済 3.7% 1.9%
モバイルWAON 3.5% 4.5% 5.8%
モバイルPASMO 2.7% 1.6%
JCBコンタクトレス決済 1.2% 1.5%
アメリカン・エキスプレスのタッチ決済 0.8% 0.5%
Mastercardのコンタクトレス決済 0.4% 0.6%

利用の検討ではVisaのタッチ決済が上位に

スマートフォンの非接触決済サービスの利用を検討していると回答した人(n=3,686)に対して、最も利用を検討しているサービス名を聞いた設問では、トップが「楽天Edy」で18.8%、次に「モバイルSuica」が15.8%、「Visaのタッチ決済」が11.1%という結果となりました。


MMD研究所の記事では、このほかにもデータが公開されています。興味ある方はそちらもご覧ください。

参考情報

  • 本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。
OREFOLDERの最新情報をお届けします
author icon
orefolder

OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

⇨orefolderの記事一覧