SOUNDPEATS「TrueCapsule2」レビュー：aptX・IPX6防水・装着検出機能に対応した完全ワイヤレスイヤホン

SOUNDPEATSより左右独立型ワイヤレスイヤホン「TrueCapsule2」をレビュー用に提供していただきました。

低価格ながら、装着検出機能、aptX、IPX6の防水など、ワイヤレスイヤホンとして便利に使える機能を抑え、音質面でもバイオセルロース振動板やQualcommのチップを搭載するなど、こだわりを見せた製品になっています。

• aptX対応
• 防水（IPX6）対応
• 装着検出機能
• タッチ操作は少し慣れが必要

開封と付属品

モノクロベースのデザインのシンプルな製品箱になっています。以前は黒地に青というデザインだった様に思いますが、ロゴの変更（後述）もあったためかパッケージデザインも刷新されています。

TrueCapsule2の内容物は、イヤホン本体と充電ケース、イヤーピース、充電ケーブル、説明書類。説明書は日本語表記もあります。

イヤーピースはS/M/Lサイズの3種類が入っています。もともとイヤホン自体に、Mサイズが装着されているので、別途付属するイヤホンはS/Lサイズです。

この商品を開封して知りましたが、SOUNDPEATSのロゴは2019年1月に変更され、よりシンプルなデザインのものになっています。

デザイン

イヤホン本体は、シンプルにオシャレさを追求したというよりは、ギア感やメカ感を重視したデザイン。スポーツなどをする時などにも、こうした武骨さがあった方が、傷や汚れなどが目立たなくて良いので、楽に扱いやすくなっています。また内側には、着脱検知用のセンサーも目立たない形で配置されています。

ハウジングの「S」のロゴの部分は、タッチセンサーになっており、タップすることで自由に音量調節や再生停止などを行うことが可能です。

ケースへはイヤホンを縦に差し込んで収納するタイプ。ケースへイヤホンを収納する向きは左右揃っていますが、うどん部分の位置を内側にする必要があるため、耳から外したそのままの向きで仕舞うことができず、写真の用に少しイヤホン本体を回転して収納する必要があります。

ケース上部にはSOUNDPEATSの文字が薄っすらと見えます。

ケース中央にはロゴが配置されています。また、充電端子は下部に用意されており、USB Type-Cで行います。

手元に合った目薬と比較してみました。ケースのサイズ感については大きすぎず小さすぎずといった所。ケース自体に厚みがあるので、目薬と同等ではありませんが、かばんの内ポケットにしまっておいたり、ズボンの尻ポケットに入れておくのは問題ないですね。

タッチ操作・装着検出機能

• 一回タップ：音量UP（右）、音量DOWN（左）
• 二回タップ：再生停止（左右）
• 1.5秒タップ：曲送り（右）、曲戻し（右）

タッチ操作に関しては慣れが必要です。慣れが必要なポイントとしては、一回タップの操作で反応する音量のUP/DOWN。ハウジングをタップしただけで反応するので（この反応は正確）、ちょっとイヤホンを耳に押し込むときは、ハウジングの「S」の部分ではなく、少し下のうどん部分を持って押し込む必要があります。

誤反応するわけでないので、使い方さえわかれば問題ありませんが、何も知らずに使うと戸惑う部分ではあります。上では主な再生停止などの操作を抜粋して紹介していますが、着信を受けたり、電源ON/OFFなども行うことが可能です。

装着検出機能に関しても、誤反応することはほとんどなく、正常に動作しており便利に使えています。

音質

音質の傾向としては、低音と音の空間的な広がりにステータスが振ってあるタイプのイヤホンです。ただ、低音が強くてまとまりがないかと言われればそうではなく、女性ボーカルや楽器の高い音なども丁寧に響いており、低音とのバランスは取れているといえます。

宇多田ヒカルや平井堅、けいおん!などの楽曲をメインにテストしてみましたが、十分音楽を楽しめるイヤホンですね。

総評：音質良好・防水対応

音質は特に音がこもっているとか低音が強すぎるといった偏りもなく良好。接続安定性も問題なく、日常生活でしっかり運動や通勤・通学問わず使っていけるイヤホンという印象です。装着検出機能も安定しており、悪い意味で気になる部分がないため、日々ストレスなく利用することができました。十分コストに見合ったクオリティを提供してくれるイヤホンだと思います。

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