Googleが2mのソーシャルディスタンスを視覚化するARツール「Sodar」を公開

Googleは5月29日、スマホで2mのソーシャルディスタンスを確認できるARツール「Sodar」を公開しました。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐための対策として、人との距離を確保するように言われています。これはソーシャルディスタンス(社会的距離)と呼ばれ、2mを目安としています。「Sodar」はスマホ上でARを使ってこの2mの範囲を視覚化できるツールです。

ソーシャルディスタンスを視覚化するARツール

Sodarはアプリではなく、モバイルデバイスでhttps://sodar.withgoogle.com/にアクセスすることで利用できます。ログインなどは必要ありません。Launchをタップするとカメラの許可を求められ、ARの使用確認が出ます。ARを開始をタップします。

スマホのカメラを通して周りの景色が表示され、英語でなにか表示されます。これは「地面を見つけるために、スマートフォンを下に向けて動かしてください」ということです。指示のとおりにすると、画面内に2mのソーシャルディスタンスを示す円がAR表示されます。

この円は自分を中心とした2mの距離を示す線です。自分が動けばその円も一緒に動きます。この画面を目安にして、他の人と2mの距離を保ちましょう、ということですね。

最近はレジ列の床に2mを示す印が置かれてる店舗も多いですが、そういったものがない行列で2mの距離を確認するのに使えそうです。一部使えない端末もあるようですが、ブラウザでアクセスするだけと簡単なので、ぜひ一度試してみてください。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

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