ASUSのA部「ZenFone Max新製品タッチアンドトライイベント」に参加!今年のA部は期待できる!?

3月8日に東京のASUS Store Akasakaにて開催されたA部*1のイベント「ZenFone Max新製品タッチアンドトライイベント」に参加してきました。一応イベント名では名前を伏せてありますが、同日に発表されたZenFone Max (M2)およびZenFone Max Pro (M2)のA部向け発表会です。

久々のイベント参加ですが、A部としても久しぶりのイベントだったと思います。

*1) ASUSのコミュニティーサイト https://abu.asus.com/

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ASUS Store Akasaka店内でのイベント

イベントはASUS Store Akasaka店内のイベントスペースにて行われました。普通に営業中の店内です。今回のイベント参加者は11人と少ないものでした。参加できるかは抽選でしたが、当選できたことは嬉しいですね。

ちなみにASUS Store Akasakaはこの3月でちょうど1周年を迎えました。今回のイベント以外にも、毎週のようにワークショップなどを開催しています。興味ある方は公式サイトをチェックしてください。

ZenFone Max (M2) / Max Pro (M2)

今回発表とタッチアンドトライが行われたのは3月8日に発表されたZenFone Max (M2)およびZenFone Max Pro (M2)の2機種です。大容量バッテリーが特徴のZenFone Maxシリーズの最新作ですね。ただ、今回の2機種はこれまでのMaxシリーズよりも更に進化し、そして違う点もあります。

Maxなパワー

まずSoCについては、ZenFone Max (M2)がSnapdragon 632、ZenFone Max Pro (M2)はSnapdragon 660を搭載しています。どちらもミドルクラスのSoCで、私もSnapdragon 660搭載のスマホやタブレットを持っていますが、十分以上に働いてくれるいい子です。

これまでのZenFone Maxシリーズは「まずバッテリー」ということがあり、その他の部分はエントリークラスである部分が多く、SoCもSnapdragon400番台がほとんどでした。それが600番台になったということで、動作にはかなり期待が持てます。

ZenFone Max Pro (M2)のAnTuTuスコアは133,312点、ZenFone Max M2の方も10万点を超えるそうです。ZenFone Max (M2)は税別26,500円ですが、この価格で10万点を超える端末はそうそうありません。AnTuTuスコアは性能の一面でしかありませんが、コストパフォーマンスは良さそうです。

Pure Androidを搭載

ZenFoneといえばAndroidにカスタマイズを加えた「ZenUI」ですが、今回の2機種には搭載されていません。どちらもほぼ素のAndroid 8.1が搭載されています。

ZenUIを搭載しなかった理由についてはいくつかあるようですが、ゲームなどの高負荷時やバッテリー消費にZenUI搭載だと素のAndroidに比べてわずかにパフォーマンスに影響があるようで、それを解消するために削ぎ落としたようです。

ZenUIが無いことで、ZenUIに結び付けられている機能も当然使えなく(インストールできなく)なっています。ARアニメ絵文の「ZeniMoji」といったものも使えません。カメラ機能も、例えばグリッドが表示できないといった点があるようです。そういた意味ではこれまでZenFoneシリーズを使ってきた方には違和感があるかもしれません。

Maxシリーズと言えばの大容量バッテリー

バッテリー容量はZenFone Max Pro (M2)が5000mAh、ZenFone Max (M2)が4000mAhです。通常のスマホだとだいたい3000mAh程度なので、これだけ大容量だと安心感が違います。

実際に動画を流し続けてどれだけ持つかという実験では、他社のスマホが7,8時間でゼロになったところ、ZenFone Max Pro (M2)は2倍近い15時間ももったそうです。実際にどうなるかはそれぞれの方の使い方次第というのもありますが、長時間使えるというのは間違いないようです。

これだけ大容量なバッテリーだと、その分スマホ自体の重量も重くなりそうですが、他社の同クラスのバッテリー容量のスマホに比べて(特にZenFone Max Pro M2は)明らかに軽くなっています。これは嬉しいですね。

バッテリーについては、容量だけでなく様々な保護機能が付いてるというのもポイントです。近年バッテリーの爆発などがニュースになることもありますが、そういったものへの対策もしっかりされています。

深度測定できるデュアルカメラ

ZenFone Max Pro (M2)の背面カメラはソニーのIMX486イメージセンサーを搭載、F値は1.8で1200万画素。Max Pro (M2)とMax (M2)のどちらもデュアルカメラで、メインではない方は深度測定用のカメラとなっています。

これによりアウトカメラを付けば奥行きのある、美しい背景ボケのきいたポートレートが撮影できます。前面カメラはシングルカメラなので深度測定ができず、ソフトウェア処理でのポートレートとなります。

また、AIによるシーン分析機能も搭載。AIが自動で判別して最適な画像に仕上げてくれます。これはZenFone 5シリーズなどにも搭載されており、なかなか優秀で使えます。

ZenFone Max Pro (M2)は、購入時点ではAI機能がありませんが、アップデートで対応します。アップデート自体はすでに配信開始されており、購入してネット接続すればすぐに可能だということです。

輝く端末デザイン

これまでのZenFone Maxシリーズは質実剛健といったガッシリしたイメージの端末デザインでしたが、ZenFone Max Pro (M2)の背面は美しく輝くWave finishです。

角度によって見え方が変わるV字型の反射が美しいですね。
ZenFone Max (M2)の方はメタル素材となっており、反射しない落ち着いた雰囲気です。

トリプルスロット&デュアルSIMデュアルVoLTE対応

今回の2機種とも、ZenFoneシリーズではおなじみのトリプルスロットで2枚のSIMと1枚のMicroSDカードを同時に扱えます。SIMはデュアルVoLTEに対応しており、ドコモ・au・ソフトバンクのどれにも対応しているとのこと。今使っている回線や格安SIM業者に関係なく使うことができるというのはいいですね。

驚きの低価格

先にも少し触れましたが、かなりインパクトがあるのが価格です。ZenFone Max (M2)は税抜26,500円、ZenFone Max Pro (M2)は35,500円です。スペックから考えると、この価格はかなり安いと言えます。この価格、普通ならエントリークラスでも不思議ではないのですが、これでミドルクラスですからね。

ASUS Shopでの価格がこの通りですが、取り扱いは家電量販店やMVNOでもあります。MVNOではSIMとのセットでかなり安くなる例もあるので、そういう意味でも大注目です。

SIMフリースマホとして比較されることが多いHUAWEIに比べるとZenFoneシリーズはそこまで安くないという印象でした。(いや十分に安いのですが。)ですが今回の2機種でそれを一気に埋めてきたな、と感じます。この2機種の投入で、SIMフリースマホの中でまたASUSの存在が大きくなるのではないでしょうか。

ASUS Storeで購入

ZenFone Max Pro (M2)およびZenFone Max (M2)は家電量販店やMVNOでも取り扱いがありますが、ASUSの公式オンラインショップ「ASUS Store」でも購入できます。

こちらは公式なだけあってお得な特典もありますので、購入を検討するならぜひチェックしておきたいですね。

ASUS ZenFone Max Pro (M2) (ZB631KL-BL64S4)

ASUS ZenFone Max (M2) (ZB633KL-BK32S4)

ZenSIM

さらに、ZenFone Max (M2)の発売と同時に、ZenFoneと同時購入で入手できる「ZenSIM」がサービス開始します。Powered by IIJと書かれているように、通信の中身自体はIIJmioと同じです。それにASUS独自の施策が加わる形ですね。

このZenSIM、オンラインショップでもASUS Store Akasakaの店頭でもどちらでも購入(契約)できるのですが、サービス開始記念でかなりお得になっています。ちょっと悔しいので画像だけで紹介します。

なんで悔しいかというと、このZenSIMは音声対応SIMだけなんですね。そして私はつい最近MNPしたばかりなのでそれもできないという…。音声SIMをもう1つ追加するというのは、流石にちょっと無駄なので…。はい。

ZenFone Max (M2)をお借りしました

そして今回のイベント参加特典で、ZenFone Max (M2)を2週間、お借りすることができました!まだ発売前のスマホです!これは興奮しちゃいますね!

イベント参加者にはMax Pro (M2)とMax (M2)のどちらかが貸し出されたのですが、私は下位モデルであるZenFone Max (M2)のほうです。Max Pro (M2)のSnapdragon 660は搭載端末を触ったこともありますし、背面的にもZenFone Max (M2)のほうが好みだったので、ちょうど良かったと思います。

…実はイベント後のリアルが忙しく、この記事を書いている3月11日19時現在でまだZenZen触れてません。ですが、残り10日ほど、たっぷり使って実際の使用感をレポートしていきたいと思います。


今回はZenFone Max (M2)について、何の事前情報も(ほぼ)ないまま参加したのですが、説明を聞いているうちにその良さがじわじわとわかってきました。この価格とスペックのバランスはなかなか価値あると思います。要注目ですよ。

そして、質疑応答のときに「最近A部というかASUSのイベントがおとなしめだったが、今後は期待しても良いのか?」という質問に対して「ご期待ください」というポジティブな回答を得られたのが大きな収穫です。2019年はASUS、勢いあるかもしれませんよ。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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