KLWPがv3.30にアップデート 再生中の曲の前後の曲名などを表示可能に

様々なアニメーションや端末情報を表示・カスタマイズできるライブ壁紙アプリ『KLWP』がv3.30のアップデートを配信開始しました。ウィジェット版である『KWGT』も同様にアップデートされています。

今回のアップデートでは新しく$mq()$というものが追加されました。これは音楽関係のもので、現在の曲の前後の曲名などを表示できます。ただし、これを使えるのは一部のプレイヤーアプリに限られます。

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更新内容

Google playKLWP Live Wallpaper Maker
KLWP Live Wallpaper Maker
制作: Kustom Industries
評価: 4.6 / 5段階中
価格: 無料 (2018/3/27 時点)

ダウンロードposted by: AndroidHTML v3.0

Google playKWGT Kustom Widget Maker
KWGT Kustom Widget Maker
制作: Kustom Industries
評価: 4.3 / 5段階中
価格: 無料 (2018/3/27 時点)

ダウンロードposted by: AndroidHTML v3.0

  • New editor now shows internet content immediately, no need to save
  • New get next / prev music track via mq() on supported players
  • New added name for missed calls in uc() function
  • New on Android 8.1 correctly changes notifications to dark / light
  • New added numbers to roman numerals in tc() and text filter
  • New search and replace in wg() use it instead of tc(reg) whenever possible!
  • New dominant color and text colors in bp()
  • Fixes (see in app changelog)

簡単に訳すと…

  • インターネット接続するコンテンツが保存なしにすぐに反映されるようになりました
  • サポートするプレイヤーアプリに置いて、前の/次の曲の情報をmq()で取得できるようになりました
  • uc()で不在着信の名前を表示できるようになりました
  • Android 8.1にて、通知のダーク/ライトの変化に正しく対応(?)
  • tc()やテキストのフィルターでローマ数字(5がVなど)に変換可能になりました
  • wg()でtc(reg)を使って変換できる(???)
  • bp()でdominant color(主調色)およびそのテキストカラーを扱えるようになりました
  • その他修正多数

と言ったところです。いくつか注目の機能があるので確認してみました。

前後の曲情報を取得できるように

$mq()$を使って、前後の曲の情報を取得できるようになりました。

$mq(title, mi(track) + 1)$

上記のコードで、次の曲のタイトルを表示できます。+1という部分を+2にすれば2つ先の曲になり、-1にすれば1つ前になります。この曲の順番は、現在のプレイリストにおける曲順です。シャッフル再生にしていても、それは結局プレイヤー内でシャッフルしたプレイリストを作成しているだけなので、前後の曲は表示できます。

$mq(title)$のほか、現在は$mq(sub)$というのがあります。これはアーティスト名を表示するようです。

そのほかの、アルバム名や曲の長さと言った情報は今のところ取得できません。また、この$mq()$については、対応するプレイヤーアプリでしか表示できません。いくつか試してみたのですが、対応しているものはかなり少ないようです。

  • ◯…Google Play Music
  • ◯…ミュージック(Xperia)
  • ×…Poweramp
  • ×…Shuttle Music Player
  • ×…AIMP
  • ×…Amazon Music

bpで抽出できる色情報が追加

$bp()$で抽出できる色情報にdominant(主調色)が加わりました。主に音楽のカバーアートから色を抽出する目的で使われるbp()ですが、主調色を使うと「だいたい主にこんな色」という色を抽出できます。

このbpで抽出できる色というのはたくさんありますが、言葉だけではよくわからないものです。いくつか例を作ってみたので、参考にしてください。

このbp()というのは、再生中の音楽によって背景色を変える、といった用途に使われます。例として簡単なプレイヤー部分を作ってみました。

Android 8.0以上だと(対応していれば)音楽再生中に通知の背景色がカバーアートごとの色に変化しますが、同じようなものがKLWPでも作れます。これまではその背景色をどれで作るか悩ましいところでしたが、$bp(dominant, mi(cover))$を使えばだいたい無難な色になります。

このとき、$bp(dominant, mi(cover))$で作った背景の上のテキストのカラーは$bp(dominanttc, mi(cover))$または$bp(dominantbtc, mi(cover))$にすれば、どんな色の背景色でも大抵はちゃんと読めるようになると思います。

ローマ数字に変換

テキストのフィルター(加工)で「数字をローマ数字に」できるようになりました。フィルターでの一括変更のほか、$tc(roman)$を使って任意の範囲だけを変更することも可能です。あまり使いみちが思い浮かびませんが、できるようになったのは嬉しいことです。

なお、時計で使われるローマ数字では4がIVではなくIIIIと表示されることがあります。が、さすがにそれには対応しておらず、普通にIVと表示されます。

まとめ

v3.30では音楽関係の機能が充実しましたね。前後の曲情報がまだタイトルとアーティスト名だけなので、これがカバーアートも取得できるようになると、もっといろいろできそうです。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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