Nova Launcher 5.0-beta1が配信開始! Pixel Launcherのような見た目に変更可能

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Nova Launcherの最新ベータ版「5.0-beta1」が配信開始されました。今回のバージョンでは次期Nexus端末に搭載されるという噂のPixel Launcherのような見た目や機能が加えられています。バージョン番号が5となることからもわかるように、大きなアップデートとなるようで、今回のbeta1でも複数の変更があります。

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ベータテスターになってベータ版をダウンロード

今回のアップデートはベータ版なので、テスター登録していない場合はPlayストアで更新ボタンは表示されません。

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ベータテスターになるには、Nova Launcher BetaのGoogle+コミュニティに参加し、「Nova Launcher Beta Opt-in」から「テスターになる」をタップすればOKです。
また、公式サイトにもベータ版のapkファイルが公開されているので、そちらからダウンロードすることもできます。

Nova Launcher 5.0-beta1

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すでにベータテスターになっている場合はPlayストアからそのままアップデートすることができます。今回のアップデート内容は以下のとおり。

複数の面白い変更があるのでいくつか見ていきたいと思います。

Swipe to open drawer (a la Pixel Launcher)

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設定のドロワーからSwipe to openのスイッチをオンにすると、ドック部分で上にスワイプするとドロワーが開くようになります。この状態では、下からドロワーがスクロールして現れるようなアニメーションになります。また、ドックのアイコンに設定したスワイプアクションは無効になります。

Pixel Launcher style searchbar

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設定のホーム画面から検索バー スタイルに、Pixel Launcherスタイルのものが加わりました。ロゴのスタイルも選べます。
横に日付が表示されますが、この部分はタップしても何も起きません。日本語だと「9月16日」といった表記になるのですが、ちょっと…かっこ良くないですね。

search view, with tabs for Frequent, Recent and New/Updated apps

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ドロワー内で「アプリの検索」をタップすると「Frequent(よく使う)」「Recent(最近使った)」「New/Updated(新規/更新」のタブが表示されます。

“Timeout” screen lock method

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設定の一番下、高度な設定Screen lock methodという項目が加わっています。デフォルトは「Device Admin」ですが「Timeout」を選ぶことができるようになっています。

Nova Launcherではジェスチャーなどで画面のロック(消灯)が可能です。このようにシステムではなくアプリでロックした場合、通常(Device Admin)はロック解除に指紋認証は使えずPIN入力などが必要になります。ですが、Screen lock methodにて「Timeout」にすると、指紋認証だけで大丈夫になります。
ただ、Nexrbit Robinで試してみたところ、指紋認証で解除後に通常のホーム画面が表示しきるまでに妙な間が生じていました。使い方には注意が必要かもしれません。

double-tap-swipe gestures

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ジェスチャーと入力のジェスチャー項目にDouble tap swipe up
Double tap swipe dowaが加わっています。それぞれホーム画面をダブルタップして2回目のタップで指を離さずにそのまま上(下)にスワイプすることで起動します。

Integrated searchbar into drawer (card and immersive)

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ドロワー内のアプリ検索バーがアプリ一覧と統合されました。カード背景の場合でも同様です。カード背景でない場合の「アプリの検索」というテキストは高速スクロールバーなどと同様にスクロールアクセントカラーで指定した色になります。

Option for dock backgrounds to draw under navbar

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設定のドックドックスタイルDraw behind navigation barというスイッチが加わっています。これをオンにするとドックの背景がナビゲーションバーの下まで広がります。これはシェイプに「プラットフォーム」以外を指定した時に有効になります。ドック背景を画像にした場合でも同様にナビゲーションバーの下まで広がります。

Swipe to drawer indicator

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設定のホーム画面Swipe to drawer indicatorというスイッチが加わっています。これをオンにするとホーム画面のドックの上辺りに上向きの矢印がちょこんと表示されます。スワイプアップでドロワー表示できるという目印ですが、Swipe to openを有効にしているかどうかに関わらず表示されます。

まとめ

このほか、Android 7.0 のうがtへの最適化やKLWP向けの調整なども行われているとのことです。まだbeta1なので、今後も機能が追加されたり変更があると思われます。

個人的にはSwipe to openでドロワーが表示される動きが気に入りました。これまでのドロワーの遷移アニメーションで「上へスライド」というものがありましたが、それはホームとは別の「ドロワーという画面」がせり上がってくる感じでした。今回のSwipe to openのアニメーションは、ホーム画面とドロワー画面がつながっていてスクロールしているようにも見えます。より自然になった、とも思えます。

ベータ版なのでまだ不安定なところもあるかもしれませんが、いち早く新しいNova Launcherを触ってみたい方はぜひ試してみてください。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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