手のひらサイズより小さい！Android4.4搭載2.4インチディスプレイの超小型3Gスマホ MELROSE S9

指先でつまめるほどに小さい、ディスプレイサイズ2.4インチの超小型スマホ「MELROSE S9」を手に入れました。以前にも超小型スマホとして「Elephone Q」を紹介しましたが、それよりも僅かですが小さい端末です。

今回も購入はGearBestです。たびたびレビュー用の端末を提供してもらっていますが、今回もちゃんと自腹です。とは言ってもこの端末、2016年9月6日現在でGearBest価格$50程度です。なので思い切って2台買っちゃいました！（ぇ

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MELROSE S9 開封の儀

そう、本当に2台買いました。なぜか片方は膨らんでます。箱は相変わらず開封した跡があるのがGearBestらしいですね。

内容物は本体のほか、マニュアル類、USBケーブル、ACアダプタ、TPUケース、保護シート、イヤホン、ドライバーとネジです。
なぜか片方の箱にマニュアルが2冊入っており、もう片方には入ってませんでした。えええ…。

ちなみに、このMELROSE S9、ググるとほかにも購入した人のブログ記事が出てきますが、USBケーブルなど微妙に内容物が異なっています。まぁショップによってACアダプタの形状が違うとかよくあることですよね。ええ…。

USBケーブルは「きしめんタイプ」で、なかなかカラフルです。本体に挿してみると、なんだかサイズ感がいつもと違って面白いですね。

持った感じのサイズ感は、かなり小さいです。手のひらサイズどころか、すっぽり包んでしまいそうです。2台をいっぺんに持つこともできます。

今回購入したのはゴールドとシルバーの2色です。とはいってもカラーに悩んで2つ購入したのではなく、片方は「EU PLUG」と書かれていたもので、もう片方は「NO TF CARD」と書かれていたものでした。（今見るとGearBestでは「EU PLUG」と「BUILD-IN 16GB TF CARD」になっています。）

見た目は全く変わらないのですが、ゴールドの方は「NO TF CARD」で、つまりSDカードが入ってません。シルバーの方には入っているようですが、外からは見えず、取り出すこともできません。SDカードが内蔵されているということです。

サイドはさすがにこの大きさだと厚く見えてしまいますね。まぁ10mmあるので普通のスマホよりも厚いかもしれません。
左側面に電源ボタンと音量ボタン、右側面にSIMスロットがあります。

上側面には何もなく、下側面にイヤホンジャック、USBポート、マイクにスピーカーと揃っています。

大きさ比べ

なんとなく見た目が似ているような気がしないでもないiPhone 5と並べてみました。iPhone 5もそれなりに小さい端末だと思いますが、それでもこのサイズ差です。

Xperiaの小型端末たちと比べてみましょう。MELROSE S9のベゼルの太さが目立ちますが、Xperia miniよりもさらに小さいです。

そして同じく超小型端末のElephone Q（Poshの「Micro X S240」と同じ筐体）と較べてみました。まさかとは思いましたが、MELROSE S9のほうが僅かですが小さいです。ちょっと角ばっていますが。

厚さも、ほんの少しですがMELROSE S9のほうが薄いです。
まぁどちらも超小型端末なのでそれほど違いはないのですが、持ってみるとElephone Qは丸っこくてたまご型のような印象を受けるのに対し、MELROSE S9は小さな四角い札のような印象です。

SIMスロットはネジで留める

SIMはMicro SIMです。LTEには対応していませんが、ちゃんと3Gでデータ通信可能です。音声通話もいけます。
SIMスロットはネジで留める形になっており、ドライバーと予備のネジが同梱されています。

小さいけどAndroid 4.4搭載

ホーム画面はシンプルなものです。画面の小ささから、ドックのアイコンは3つ、その上にも3×3のグリッドしかありません。ホームアプリを変えれば小さくもできるのでしょうが、この画面サイズでは3×3くらいがちょうどいいでしょう。

プリインアプリは少ないです。Chromeもマップもありません。最低限といった感じです。

通知領域とクイック設定パネル。Android 4.4標準の形でなかなか懐かしいです。

設定画面。日本語は入ってません。More Locale 2などである程度は日本語化できるでしょうが、今回は英語のままで進めます。

Androidは4.4.2が入っています。ちゃんとイースターエッグも入ってます。文字サイズがデフォルトで「特大」になっており、画面が小さいながらも設定画面は割と普通に操作できます。

ストレージは4GBですが、システムなどを除くと2.5GBほどしか残っていません。TFカード無しのほうだとかなりキツイです。TFカードありの方は16GBのTFカードが入っているので（交換できませんが）ある程度は余裕が出ます。まぁそれでも最低限のものしか入れられないでしょうね。

MELROSE S9のスペック

その他、かんたんなスペックは以下のとおり。

OS	Android 4.4
CPU	MT6572 Dual Core 1.2GHz
RAM	512MB
ストレージ	4GB
外部メモリ	16GB内蔵
ディスプレイ	2.4インチ 240×432
カメラ	背面：30万画素
バッテリー	1050mAh
サイズ	約85 × 42 × 10 mm
重量	約52g
ネットワーク	2G: GSM 850 / 900 / 1800 / 1900MHz 3G: WCDMA 850 / 2100MHz

カメラ

カメラはデフォルトっぽいUIで、30万画素しかないのでそれなりです。最大で640×480の写真となります。以下サンプル。

基本的に10年以上前のガラケーレベルだと思いますが、逆に味のある写真が撮れるかもしれませんね。

アプリの見え方

こんな小さな画面でアプリはまともに使えるのか、と疑問があると思います。結論を言えば、ちゃんと対応しているアプリならそれなりに使える、でもやっぱり画面小さいから難しい、といったところです。いくつかスクショを載せてみます。

Twitter

日本語入力はATOKを入れてみました。たぶんフリックよりもケータイ入力のほうがいいと思います。

ブラウザ

ブラウザの場合は、サイト側でちゃんと対策されているかどうかのほうが重要ですが、参考まで。

Playストア

Playストアはさすが、ほぼ大丈夫です。アプリが並んでいるところでアプリ名がほとんど表示されない、というのはありますが…。

ポケモンGoとマップ

ポケモンGoはなぜかGPSの測位が終わらず。マップは表示できますがコンパスがないので向きまでは表示されません。

艦これ

バッチリです。ちゃんと戦闘もこなせます。ただし小さいボタンは非常に押しにくいです。

このサイズ感…。ポケット艦これ、といったところでしょうか。まさに手の中に艦これを！です。

まとめ

やっぱり小さいのは可愛くていいですね。実用性？ないですよ？でも、用途を限れば、なんらかに使えるかもしれませんね。とても軽いので、例えば『マッピング』のようなGPSログを取るアプリでログ取り専用として使うのもいいかもしれません。電話専用、音楽専用、いろいろあります。スマホを持ち出すにはちょっと重いしポケットもない、ランニングの時などに持ち出せるかもしれません。

今回は「EU PLUG」と「NO TF CARD」があったのでどちらも買ってみましたが、買うならTFカード（SDカード）がある方を買いましょう。価格差は$2程度です。今だと「BUILT-IN TF CARD」と書かれている方がSDカード付です。

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こういった超小型端末を1台持ってると、飲み会の時など人気者になれますよ。私もよくElephone Qを持って行きますが、女性陣の受けはいいですしね。

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