格安SIM歴10年以上のベテランが教える!格安SIM(MVNO)のオススメと選び方

毎月のスマホ代を安くするには「格安SIM」に乗り換えるのが一番!とはいうものの、格安SIMってたくさんありすぎて、どれが良いのかわかりにくいですよね。

でも大丈夫です。格安SIMを10年使っている私が、そのオススメと選び方を教えちゃいます。あなたにピッタリの格安SIMが、きっと見つかりますよ。

orefolderが「今」おすすめする格安SIM

まずは、なにはともあれ私がおすすめする格安SIMを6つ紹介します。それぞれの格安SIMで特徴があるのでどれが一番自分に合ってるのかは自分で考える必要はありますが、この中から選べばどれでもそう後悔することはないと思います。

楽天モバイルY!mobileUQ mobilemineob-mobileOCN モバイル ONE
楽天モバイル(らくてんもばいる)
おすすめポイント
  1. 300万名まで1年無料キャンペーン中
  2. 自社回線内データ使い放題、電話かけ放題
  3. パートナー回線でも5GB、それを超えても1Mbps

楽天モバイルは楽天が2020年4月よりサービス開始した通信サービスです。ドコモやauの回線を借りるのではなく、自社回線を持ち、そのエリア外ではパートナー(au)回線のローミングで利用できます。

ドコモやauと同じキャリア、MNOなのですが、価格的にはワイモバイルやUQ mobileのサブブランドと同等なのでここに入れます。

まだ基地局が足りず、エリアは全国に広がってるとは言えません。ですがその範囲外ではau回線を使って5GBまで利用できます。(5GB超過後は最大1Mbpsで利用可能。)自社回線内ではデータ通信が容量無制限(ただし1日10GBを超えると速度制限)で、通話も専用アプリを使えばかけ放題となります。

また、300万名まで1年間の月額基本料が無料というキャンペーンを始め、ポイント還元や端末割引の施策も豊富にあります。確かに今はエリアも狭いですが、1年無料で使ってじっくり試すことができます。

回線 データ繰越 速度切替 かけ放題 家族割
楽天 なし あり あり なし

Y!mobile(ワイモバイル)
おすすめポイント
  1. ソフトバンクのサブブランド
  2. 安定して速く、今後も安心感がある
  3. スマホとのセットも魅力

Y!mobileはソフトバンクのサブブランドで、一般のMVNOとは違います。しかし安いので格安SIMとして扱われることが多いです。

何と言っても魅力なのは速度。お昼でも、ドコモ回線の格安SIMが1Mbps行くか行かないか、と言っている間にサラッと30Mbpsを超えたりします。

格安SIMは速度が遅いと聞くし、不安が多くある、でも少しでも安くしたい、という人にはかなりオススメです。

購入できるスマホもY!mobile独自のものが多く、Android One端末も取り扱ってます。

回線 データ繰越 速度切替 かけ放題 家族割
ワイモバイル(SoftBank) なし なし あり あり

UQ mobile(ユーキューモバイル)
おすすめポイント
  1. 格安SIMの中で追随を許さない爆速
  2. スマホとSIMを無料で15日間お試しできる
  3. 口座振替に対応
  4. キャリア決済できる

UQ mobileはauの回線を使ったMVNOで、現状で最速・最強とも言われる格安SIMです。2020年10月からはauのサブブランドとなります。

プランは基本的にスマホプランS/Rの2種類とシンプルです。これに通話のかけ放題のオプションも付けられ、シンプルながら自分に合ったプランにすることができます。

また、通信速度も魅力的です。基本的に格安SIMは昼時や通勤時間帯などの混雑する時間には速度が落ちるものですが、UQ mobileは速度がほとんど落ちずに快適なままです。また、実際に契約する前に15日間スマホとSIMをレンタルできるTry UQ mobileというサービスもあります。

回線 データ繰越 速度切替 かけ放題 家族割
au あり あり あり あり

mineo(マイネオ)
おすすめポイント
  1. ユーザーコミュニティが強い
  2. 繰り越し可能なパケットギフト
  3. いざとなればフリータンクから1GBまでもらえる

mineoは「Fun with Fans!」という言葉を掲げる、ユーザー目線に一番近いところで運営しているところです。

繰り越しや節約スイッチなど基本的な機能はもちろんのこと、繰越できるパケットシェアやフリータンクなどほかにはない様々な特徴を持っています。

回線はドコモとau、そしてソフトバンクの主要キャリア3回線すべてがあるので、どのキャリアから移ってきても安心です。

回線 データ繰越 速度切替 かけ放題 家族割
docomo, au, SoftBank あり あり あり あり

b-mobile(ビーモバイル)
おすすめポイント
  1. ドコモ回線とソフトバンク回線どちらも速い
  2. データ量で段階的に金額が決まる料金プラン
  3. 比較的料金は安め

b-mobileは日本通信が運営する格安SIMです。日本通信は日本初のMVNOでもあり、それだけ歴史のある老舗でもあります。これまでにプランなど何回か変わっていますが、現在はその月に使ったデータ容量によって料金が段階的に変わっていくプランを採用しています。

また、ドコモ回線とソフトバンク回線を取り扱っているのですが、そのどちらも普通の格安SIMよりは速いです。ただ、スマホセットの販売はやっていないので、その点は注意です。

回線 データ繰越 速度切替 かけ放題 家族割
docomo なし なし あり なし

OCN モバイル ONE
おすすめポイント
  1. ドコモ回線の中では快速な通信速度
  2. 音楽系アプリの通信が無料のMUSICカウントフリー
  3. 新規なら端末セットのセールがお買い得

OCN モバイル ONEはNTTコミュニケーションズの運営する格安SIMです。格安SIMの中でも古株でシェアも高く、多くの人が使っています。

2019年11月より「新コース」が始まり、こちらは他のドコモ回線を使った格安SIMよりも通信速度が速いという特徴があります。お昼などの混雑時間帯でも快適に通信できますよ。

従来のコースも(わりと隠されてるのですが)利用できます。なかでも特徴的なのが「日次コース」です。普通は1ヶ月に使えるデータ通信容量が決まっていて、その容量ごとにコース(プラン)があります。OCN モバイル ONEでは、これが1ヶ月だけではなく1日もがあります。使いすぎて低速制限されても、24時を回ればリセットされるのでかなり気楽です。

また「MUSICカウントフリー」というオプションも魅力。これは、簡単に言えば対象の音楽配信サービスが聴き放題というものです。(各サービスの利用料は必要。)しかもこれ、無料で使えるオプションなんです。

回線 データ繰越 速度切替 かけ放題 家族割
docomo あり あり あり なし

私が今オススメする格安SIMは以上の6つです。ただ、最終的には自分自身の使い方や好みによって最適な格安SIMは変わってきます。次の項では、そんな自分に合った格安SIMの選び方を考えていきましょう。

まぁ、もし契約して使ってみて「これはダメだったかなー?」と思っても、大抵の格安SIMは最低利用期間が短いか無かったりするので、そのときはまた乗り換えていけばいいですよ。そうやって気軽に変えていけるのも、格安SIMの魅力です。

自分に合った格安SIMの選び方

数ある格安SIMの中から自分に合ったものを選ぶには、まず自分の使い方を知っておく事が大事です。「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」なんて言いますもんね。

とりあえず知っておいたほうがいいことは以下のポイントです。

  • 電話はよくするのか、無料通話は必要か
  • 月に何GBくらい通信するのか
  • 通信するアプリは主に何なのか
  • 外で動画を見るかどうか

あとは実際に使うスマホがなんなのか、SIMフリーなのかキャリアで使ってたものを引き続き使うのか、というのもありますね。これらをチェックしたら、いよいよ最適の格安SIM選びに入りましょう。

自分に合った格安SIMを選ぶには、以下の4つの視点から見ていきます。

  • 混雑時間帯における「通信速度
  • 自分の使い方にあいそうな「プラン・コース
  • 納得できる「料金
  • その他の「サービス・機能

さぁ、1つ1つ見ていきましょう。

1. 混雑時間帯の速度が快適度を決める

格安SIMの一番の弱点は「キャリアに比べて通信速度が遅い」ということです。特に朝夕の通勤時間帯やお昼休みはかなり遅くなります。

なぜ遅くなるのかと言うと、簡単に言えばみんなが同じ時間帯に一斉に使うからです。格安SIMはキャリアから帯域の一部を借りて運営します。例えるなら10車線ある道路のうち1車線だけを借りるようなものです。使う人が少なければその1車線を高速で走り抜けられますが、たくさんの車が殺到すると渋滞となってしまうわけです。

左:車線が十分なら車が多くてもスイスイ 右:車線が少ないと車が増えるとノロノロ

少ない・狭い道路を一斉に使うから混雑してしまうのですから、ユーザーが少なく、より広い道路を持っている(借りている)格安SIMならお昼時でも高速を維持できるのです。

格安SIMの多くは、「通信網はキャリアのものを使っているので、同じエリアで使えて最大通信速度も同じ」と宣伝に書いてあったりします。これは間違いではないのですが、あくまで「最大の」通信速度です。実際にはキャリアよりもかなり遅いです。そしてMVNOによってその速度も変わってきます。

実際にどれくらいの速度がでるのか、というのは時間帯や場所に大きく左右されます。インターネット上ではこれらの通信速度を実際に測定・比較してそれを公開しているサイトも多くあります。当サイトでも、主要な格安SIMについて毎月2回の測定を行っていますので、参考にしてください。

速度については、その時その時の結果ももちろん大事ですが、一度速度が落ちた後に設備増強で速度が復活するのか、そこから見えるMVNO各社の「やる気」を読み取ることも大事です。キャンペーン等で一時的に速度が落ちても、すぐに復活してくれれば乗り換える必要もありませんしね。

主要な格安SIMの最新の速度測定結果についてはこのページでもあとで書きますが、いつも速い結果を出すのはだいたい以下の格安SIMです。

  • Y!mobile…MVNOというかMNOの1つなので当然といえば当然
  • UQ mobile…au系の格安SIMで最強最速
  • b-mobile…ドコモ回線とソフトバンク回線の両方で速い
  • OCN モバイル ONE…新コースはドコモ回線の中でかなり速い

混雑時間帯に遅くなるのが嫌ならば、上記の格安SIMの中から選ぶといいでしょう。

逆に、昔は速かったりしてその印象や記録が残っているけど2020年現在では遅いSIMというのもあります。速度測定については、それがいつのデータなのかが重要です。また、ある程度の期間で継続的に測定するのも大事です。私はすでに5年以上速度測定を毎月実施しています。

2. 自分に合ったプランを探そう

格安SIMはプランがたくさんありますが、おおまかに2つのパターンに分かれます。まずは自分の使い方で、どのパターンがあっているのかを考えましょう。

■定額で使えるギガが決まっているタイプ

ほとんどの格安SIMで使われているのが、毎月の使える通信量が決まっていて、毎月同じ料金となるプランです。使えるギガの量によって料金が段階的に用意されています。

定額なので、毎月の料金を計算しやすいメリットがあります。ただし使える量を超えてしまうと低速制限がかかってしまいます。追加のギガを買うこともできますが、大抵は割高です。毎月のデータ使用量があまり変わらない人、安定した料金を求める人におすすめです。

使える通信量は1ヶ月で◯GB、というものがほとんどですが、OCN モバイル ONEには1日で◯MBというプランがあります。これだと毎日制限がリセットされるので気が楽です。

■毎月の使ったギガで料金が決まるタイプ

自分が使ったギガの量によって料金が変わってくるプランもあります。上限はありますが毎月の使えるギガの量を気にせずに使えます。

自分の使った量だけの料金になるので、支払う料金にムダがありません。ただし翌月への繰越などはありません。月によって使うデータ量が変わる人、残りのギガ数を気にしたくない人におすすめです。

エキサイトモバイルb-mobileにあるプランです。

3. 価格帯もやっぱり大事

格安SIMの料金は、その名前の通りキャリアに比べて「格安」です。その中でもプランによって価格は様々にあります。自分の予算と相談しながら、価格とプラン内容のバランスを取ることが大事です。

多くのプランではデータ容量によって月額料金が変わり、音声通話SIMの場合はそれにプラス700円程度となります。データ容量と月額料金は、だいたい以下のようになります。(実際は格安SIMによって違うので、かなりアバウトです。)

データ容量 データのみ 音声通話SIM
3GB 900円 1,600円
6GB 1,500円 2,200円
10GB 2,400円 3,100円
12GB 2,700円 3,400円
20GB 4,000円 4,700円
30GB 5,800円 6,500円

今の格安SIMはどのMVNOを選んでも同じギガ数なら価格はほとんど変わりません。変わったとしても50円とかそんなものです。

UQ mobileとワイモバイルのいわゆるサブブランドは他に比べると少し高めです。3大キャリアと一般MVNOの間くらいの料金ですね。料金に見合うだけの品質や速さもありますから、これは妥当な料金です。ただ、最初の1年だけ安い、というようなプランがあるので、それは注意が必要です。

4. その他のサービス・機能に注目

速度や料金で格安SIMを選ぶ方がほとんどだとは思いますが、それ以外に各社が行っている様々なサービスもチェックしたいところです。

SNSアプリがカウントフリー
通常は高速通信できるデータ量が月に何GBと決まっていますが、LINEモバイルでは、LINEやTwitter、Instagramなどを使ったときに残りの使えるデータ容量が減らない(カウントフリー)オプションがあります。
音楽・エンタメ系がカウントフリー
上のSNSと同様に、OCN モバイル ONEではAmazon MusicやLINE MUSIC、Spotifyなどでデータ容量が減らないオプションがあります。また、BIGLOBEモバイルでは、同様にYouTubeやAbemaTVといったエンタメ系アプリがカウントフリーになります。
ゲーム系がカウントフリー
LinksMateでは対象のゲームアプリがカウントフリーとなります。外でゲームをすることが多い人はお得でしょう。対象アプリは限られていますが、続々増えています。
Wi-Fiスポット
全国の施設棟にあるWi-Fiスポットを使える格安SIMも多いです。アクセスポイントの場所や規模、料金は様々ですが、OCN モバイル ONEBIGLOBEモバイルUQ mobileなど多くの格安SIMが対応してます。
余ったデータ量の繰越・プレゼント
月に3GBまでのプランで、2.5GBまでしか使わなかった場合、データ繰越できる格安SIMでは、残った0.5GBを次の月に繰り越し、翌月は3.5GBまで使えるようになります。これも多くの格安SIMで採用されていますが、mineoの場合はうまくやればずっと溜め込んで数十GBに増やせる仕組みがあります。
低速モード
高速通信する必要がない時、自分の意志で低速モードに切り替えられる格安SIMがあります。この低速モードでの通信はデータ残量を消費しません。これを使ってギガを節約してやりくりできます。
バーストモード
低速通信時に、最初の数秒(150KB程度)だけ高速通信できる機能です。IIJmiomineoで採用してます。軽いデータなら低速モードでもサクサクに感じます。

タイプ別のおすすめ格安SIM

ここまで書いてきた「速度」「プラン」「料金」「サービス・機能」を総合的に判断して、自分に何が必要なのか、それに合った格安SIMはどれなのかを選んでいくといいでしょう。

★とにかく安くしたい

やっぱり「格安」SIMというのだから、とにかく安いのが一番ですよね。基本的に今の格安SIMは同じデータ容量であればどこを選んでもほぼ同じような料金になっています。そんな中でも「とにかく安く」を実現するのなら、以下の格安SIMがおすすめです。

ロケットモバイル
回線速度が200kbpsに制限されている代わりに月額料金298円(ソフトバンク回線は398円)という安さの神プランがあります。
DTI SIM
初めてDTI SIMを契約する場合に選べる「お試しプラン」は最初の半年間は基本料金が無料です。
★Youtubeなど動画をたくさん見たい

動画はデータ量をたくさん消費するので格安SIMで使うのはあまりおすすめしませんが、これらが使い放題となるオプションを提供している格安SIMもあります。

BIGLOBE モバイル
BIGLOBEモバイルは月額480円のエンタメフリー・オプションを付けるとYouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotify、AWA、radiko.jp、Amazon Music、U-NEXT、YouTube Kidsが使い放題となります。
DTI SIM
DTI SIMは「DTI見放題SIM」というプランでYouTube・Twitter・radikoが使い放題となります。データ通信専用で7GB、月額2,430円です。
OCNモバイルONE
動画ではありませんが、MUSICカウントフリーという音楽系アプリが使い放題となるオプションがあります。申し込みが必要ですが利用料は0円です。対象となるサービスはAmazon Music(Prime Music、Amazon Music Unlimited)、ANiUTa、AWA、dヒッツ、Google Play Music、LINE MUSIC、Spotify、ひかりTVミュージックの8つです。
★LINEやTwitterは必須

スマホで使う通信の多くがLINEやTwitterなら、それらが高速データ通信にカウントされない格安SIMがおすすめです。LINEやTwitterに使う分のギガをほかに回せますからね。

LINEモバイル
LINEモバイルはすべてのプランでLINEが使い放題なのはもちろん、コミュニケーションフリープランではTwitter、Facebook、Instagramも使い放題です。また、これらはほかの格安SIMのように「高速データ通信量を消費しない」のではなく、もともと「高速通信で使い放題」です。なので、他の通信でギガを使い切ってしまったあとでもこれらのアプリの通信は高速のままです。
DTI SIM
DTI SIMは「DTI見放題SIM」というプランでYouTube・Twitter・radikoが使い放題となります。データ通信専用で7GB、月額2,430円です。
★格安SIMと言えども速度は妥協したくない

格安SIMは時間帯によってはひどく遅くなることがあります。お昼などの混雑時間帯でも十分な速度を維持できている格安SIMはこちらです。

UQ mobile
安定していつでも一番速いのはUQ mobileです。au回線なので使用するスマホに注意は必要ですが、速度を求めるならUQ mobile、これは鉄板です。
ワイモバイル
ワイモバイルは一応格安SIMとして扱われますが、どちらかと言えばサブブランド、キャリアの1つとも言えます。なので当然といえば当然ですが速いです。
b-mobile
b-mobileはドコモ回線とソフトバンク回線が選べる格安SIMです。そのどちらも格安SIMの中ではかなり速いです。スマホセットがなく、SIMのみの契約になるので、今持ってるスマホをそのまま使いたい人向けです。
OCN モバイル ONE
OCNモバイルONEは2019年11月から始まった新コースが速いです。3ヶ月程度で息切れするかな?と思ったのですが、半年以上経っても快速を続けています。
★仲間がほしい/楽しく使いたい

格安SIMは「自分で調べられる人」に向いていると言われます。何かあったときにはシェアが高い(利用者の多い)ところなら、トラブル対策の情報もたくさん出てきます。みんな使ってるなら安心感ありますよね。

mineo
mineoにはマイネ王というユーザーコミュニティサイトがあります。mineoに限らず格安SIM全般に関する質問や話題でいつも賑わっています。マイネ王のユーザー同士でギガを分け合うようなこともあるので面白いですよ。
楽天モバイル
単純にユーザー数の多さで言えば楽天モバイルがここ1,2年でかなり伸びています。CMなんかもやってますよね。なのでネット上でも楽天モバイルを使っている人の情報が見つけやすいと思います。

格安SIMのシェアについては、記事後半の「格安SIMのシェア」にて詳しく書いてますので、そちらも参考に。

格安SIMの速度比較(2020年5月)

格安SIMの、実際に出る通信速度はMVNO各社によってだいぶ変わります。これは通信する場所や時間帯にもよるのですが、だいたいの傾向としては同じようなもので、「朝夕の通勤時間帯」「昼休み」という3つの時間帯は通信が混み合って速度が出ません。

orefolderでは月2回、定期的に主要な格安SIMを使って実際に混雑時間帯の速度測定を行って公開しています。最新の結果の一部をここにも掲載しますので、格安SIM選びの参考にしてください。

測定日:2020年5月21,22日(21日12時・19時、22日8時・12時の4回実施)
測定アプリ:『Speedtest.net』『5GMARK』

Google playSpeedtest.net
Speedtest.net
制作: Ookla
価格: 無料

ダウンロード

Google play5GMARK
5GMARK
制作: QoSi.fr
価格: 無料

ダウンロード

Speedtest.netの測定結果

DOWN 8時 12時 18時
IIJmio-D 35.26 0.98 27.36
y.u mobile 35.00 23.06 29.60
LINEモバイル-D 1.97 1.31 1.41
OCNモバイルONE 22.74 2.98 44.86
OCN(新) 34.74 22.46 31.44
BIGLOBE-D 5.94 1.77 5.92
NifMo 55.54 5.07 53.04
b-mobile-D 36.52 16.70 13.24
DTI SIM 22.44 2.44 15.27
nuroモバイル-D 25.76 7.48 24.68
mineo-D 24.36 2.11 25.46
UQ mobile 37.24 9.01 26.86
mineo-A 25.10 1.69 7.11
IIJmio-A 11.34 1.06 11.44
BIGLOBE-A 4.99 2.24 3.42
LINEモバイル-A 10.51 0.41 5.75
nuroモバイル-A 5.42 3.75 4.35
ワイモバイル 47.82 52.26 39.78
nuroモバイル-S 22.76 1.30 15.82
b-mobile-S 29.66 6.47 15.50
LINEモバイル-S 3.38 1.40 3.34
mineo-S 43.62 2.28 22.56
左:DTI SIM(D) 中:nuroモバイル(A) 右:LINEモバイル(S)

上の速度測定結果は『Speedtest.net』というアプリで行ったものです。これが、別のアプリを使って測定をするとまた違った結果になります。以下は『5Gmark』というアプリでのお昼の時間帯における測定結果です。

5Gmarkの測定結果

POINT DOWN
(Mbps)
UP
(Mbps)
PING
(ms)
YouTube
(s)
WEB
(s)
IIJmio-D 1857 0.0 11.13 111 4.0
y.u mobile 10151 13.0 14.72 61 2.5
LINEモバイル-D 2048 1.1 13.18 48 6.0
OCNモバイルONE 886 0.0 10.81 95 5.1
OCN(新) 6040 8.3 8.63 104 4.2 3.6
BIGLOBE-D 754 0.9 3.73 40 3.8
NifMo 630 0.5 7.95 109 3.6
b-mobile-D 19612 30.1 7.81 76 2.0 2.2
DTI SIM 1355 0.1 4.65 49 3.3 1.8
nuroモバイル-D 1704 2.4 5.02 153 3.7
mineo-D 1630 0.0 12.92 96 5.5
UQ mobile 13215 19.9 3.87 67 3.4 1.1
mineo-A 782 0.0 5.24 90 3.3
IIJmio-A 1376 0.7 6.53 131 3.8
BIGLOBE-A 2573 3.0 3.37 45 6.0 2.2
LINEモバイル-A 195 0.0 2.72 103 3.5
nuroモバイル-A 3848 4.5 6.46 39 7.5 3.5
ワイモバイル 15600 22.3 6.91 53 2.6 1.3
nuroモバイル-S 489 0.0 3.48 74 3.7
b-mobile-S 1468 0.0 11.92 270 5.6
LINEモバイル-S 1148 0.2 7.69 44 5.8
mineo-S 1113 0.0 13.48 105 5.0
左:nuroモバイル(D) 中:IIJmio(A) 右:LINEモバイル(S)

『Speedtest.net』と『5GMark』でだいぶ差がある格安SIMがあります。5GMarkは通常の速度測定の他に、実際に動画やウェブページを読み込んで、それを結果に反映させます。より実際の使い方に近い方法で測定しているということです。

『Speedtest.net』と『5GMark』のどちらでも速ければ問題ありませんが、片方だけ速いという格安SIMには、少し注意した方がいいでしょう。こういった実際の使用における速さを無視して「○○モバイルは速い」と書いている(しかも混雑のない時間帯での測定で)サイトもありますが、そういったところはちょっと信用できないですね。

なお、この測定に載っていない格安SIMのうち、以下の場合はほとんど中身が同じなのでそれを参考にしてください。
・エキサイトモバイル…IIJmioとほぼ同じ
・イオンモバイルタイプ1…IIJmioとほぼ同じ
・イオンモバイルタイプ2…OCNモバイルONEとほぼ同じ
・ロケットモバイル…nuroモバイルとほぼ同じ

どれくらいの速度が普通なの?
混雑時間帯は速度が落ちてしまいますが、それ以外の時間帯ではどの格安SIMも快適に使用できます。通常の使用であれば3~4Mbps程度出ていれば画像アリのページを見ても大丈夫でしょう。1Mbps以下でもメールなどテキストならなんとかなります。

格安SIMの速度は、常に変化していきます。今速いからといって半年後に同じような速度を維持しているかは分かりません。なので長期的に測定を見て、その中で常に速度が出ている、または一時的に速度が落ちてもすぐに設備増強で対応してくれるMVNOが信頼できると思います。orefolderでは1年以上にわたって測定を行っていますので、そういったことも含めての信頼できる格安SIMをオススメしています。

格安SIMのシェア

格安SIMを選ぶときの判断基準は今まで書いてきたとおりですが、やっぱり「みんなどの格安SIMを使っているのか」というのも気になりますよね?そういう意味では、格安SIMのシェアを調べるのも1つの手です。

シェアが大きいところの格安SIMを使えば、なにか困ったことがあったときでも、解決策が見つかりやすかったり、相談できる人が多かったりしますからね。

総務省の「令和元年度第3四半期(12月末)電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データ」によると、キャリアから直接回線の提供を受けているMVNOだけで595もあります。

この資料の中で格安SIMのシェアについても触れられており、トップ5は以下のとおりです。

1位 楽天モバイル 18.1%
2位 IIJmio 13.8%
3位 OCN モバイル ONE 10.7%
4位 mineo 8.9%
5位 LINEモバイル 5.5%

これにはおそらくUQ mobileとY!mobileは入ってません。また、個人のスマホ向けの格安SIM以外のものも入ってるようです。

別の資料として、MMD研究所2020年3月格安SIMサービスの利用動向調査による「メインで利用している格安SIMサービス」トップ5は以下になります。

1位 楽天モバイル 26.4%
2位 UQ mobile 11.8%
3位 mineo 11.0%
4位 OCN モバイル ONE 7.6%
5位 IIJmio 6.2%

なお、こちらもY!mobileはキャリアサブブランドとして集計には入ってません。ただ、メインで使用しているサービスという設問では、格安SIMをすべて含めたMVNOが14.0%のところ、Y!mobileは6.3%でした。なのでMVNO全体の4割程度と同等の契約数があるようです。

格安SIMの基礎知識

格安SIMのメリット・デメリット

格安SIMにはメリット・デメリットがあります。あらためて確認しておきましょう。これをちゃんと頭に入れておかないと、実際に使い始めてから「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまうかもしれません。

格安SIM 4つのメリット
  • 月々のスマホ通信代が安くなる
  • キャリアにとらわれない自由なスマホ選び
  • 自分に合った格安SIMの会社を選べる
  • 2年縛りがない(または短い)
格安SIM 6つのデメリット
  • 昼などの混雑時間帯は速度が遅い
  • 端末の大幅な割引がない(少ない)
  • キャリアメールは使えない
  • ほとんどがクレジットカードが必須
  • 実店舗が少なく相談や修理に困る
  • ある程度は自分で調べなければならない

数だけ見ればデメリットのほうが多いです。でもその重要度は人によりけりですよね。自分が何を求めるのか、何は我慢できるのか、それをよく考えて格安SIMにするかどうか決めましょう。なんだかんだでキャリアで契約していれば(月額料金は高いですが)いろいろ楽ですからね。

私も元々は「電話あまりしないし、キャリアの月額料金が高すぎて払えない、とりあえずネットできればいい」という安さ第一で格安SIMを使い始めました。何を自分の一番のポイントにするか、それを決めておきましょう。

格安SIM Q&A

格安SIMに関する基礎知識をQ&A形式で簡単に解説します。それぞれの質問をクリックすると答えが開きます。

ドコモやauと格安SIMの違いは?
格安SIMにすることで大きく変わるのは月額料金と速度です。通常の大手キャリアに圧倒的に安くなりますが、その分削られているところは削られています。その目立つものの1つが速度です。格安SIMはお昼の混雑時間帯にはかなり遅くなります。ネットの情報を受信・表示するのがかなり時間かかるようになります。
格安SIMはなぜ安いの?
格安SIMを取り扱う会社は自社で通信設備を持っておらず、ドコモなどのキャリアから通信帯域の一部をレンタルしてサービスを展開しています。なので基地局や通信設備の増強やメンテナンスに対するコストがかかりません。また、実店舗を持たない(または数を限る)ことで人件費の部分でもコストカットしています。
SIMカードって何?
通信サービスを提供する会社が発行する「契約者(加入者)情報を記録したICカード」のことです。SIMというのはSubscriber Identity Module(加入者識別規格)の略です。それぞれが固有の識別番号(≒電話番号)を持っていて、通信が可能になります。
SIMカードの種類
SIMカードは通信できる内容によって3つに分かれ、それぞれ主に3つのサイズがあります。

データSIM
データ通信のみできるSIMで、SMSや電話はできません。機能が限られているので一番安いです。ネットさえできればいい、というのならこれ。
SMS対応データSIM
データ通信とSMS(ショートメッセージ)が利用できるSIMです。SMSは使わないという人も多いですが、古いスマホによってはSMS機能のないデータSIMではバッテリー消費が激しい場合があります。
音声通話SIM
音声通話(普通の電話)ができるSIMです。SMSも利用できます。

サイズは主に3つあります。
スマホによって対応するものが異なりますが、現在発売されているものは一番小さいnanoサイズのSIMがほとんどです。

MNO/MVNE/MVNOって何?
■MNOとは?
Mobile Network Operator(移動体通信業者)の略で、自社回線を持っていてサービスを提供している事業者のことです。docomo・au・SoftBankなどのキャリアのことです。

■MVNEとは?
Mobile Virtual Network Enabler(仮想移動体サービス提供者)の略で、各キャリア(MNO)の保有する回線の一部を購入(レンタル)し通信事業を行っているMVNO支援事業者。
※自社でサービスを提供している場合はMVNEでありながらMVNOでもあります。

■MVNOとは?
Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略で、各キャリア(MNO)が持っている通信網の一部を借りて通信サービスを提供している事業者のこと。
※自分自身ではネットワークインフラを持っていない場合はMVNEと契約をしてサービスの提供を行っている

例えば、FiimoはmineoをMVNEとするMVNOなので、「au(MNO)→mineo(MVNE)→Fiimo(MVNO)」となります。

「SIMロック」と「SIMフリー」
ドコモなどのキャリアが販売するスマホは「SIMロック」がかかっています。これはそのキャリア以外のSIMカードを使えなくする(ロックする)ものです。

ドコモの場合は「ドコモ回線を使った格安SIM」なら使えるのですが、auの場合は「au回線を使った格安SIM」でもそのままでは使えなかったりするので複雑になります。

SIMロックフリー・SIMフリーと呼ばれるものはこのロックがかかってないスマホのことです。通信バンドなどの問題はありますが、SIMフリーならキャリアに関係なくSIMカードを利用できます。

SIMロックはどのキャリアもあとから解除できますが、契約している本人でないとダメだったりします。なのでもし自分のスマホを中古で売るときは、あらかじめSIMロックを解除しておいたほうが高く売れると思います。

今持っている端末でも格安SIMに変えられるの?
ドコモのスマホであれば、「ドコモ回線を使った格安SIM」が使えます。格安SIMを取り扱う各社はSIMだけの契約もできるので、そのほうが安く始められます。

auやソフトバンクのスマホについては、いろいろ複雑なのでそれぞれの格安SIMの会社のページで対応機種、動作確認機種を調べるといいでしょう。

キャリアと同じ回線を使ってるのになんで遅いの?
格安SIMはキャリアの回線の一部を間借りしているだけです。
回線はよく「高速道路」に例えられます。キャリアの持つ10車線のうちの1車線だけを借りるようなのが格安SIMです。残り9車線を使えるキャリアと1車線しか使えない格安SIMでは、一度に通れる人数に差が出ます。1車線でも使ってるのが1人なら速いですが、たくさんの人が集まるとすぐに渋滞になる、これが格安SIMが遅くなる仕組みです。

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