格安SIMのおすすめと選び方:格安SIM歴9年で25社以上のSIMを使った管理人が選ぶ今契約すべきMVNO

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毎月のスマホ代を安くしたい!という方にオススメしたいのが「格安SIM」です。「格安SIMに変えればスマホ代が安くなる」というのは最近よく聞くのではないでしょうか。

でも格安SIMはたくさんありすぎてどれを選んだらいいかわからないという人も多いです。でも大丈夫です。格安SIM歴9年、日本のスマホが出始めた頃から格安SIMを使っている私が、その選び方とオススメを教えちゃいます。あなたにピッタリの格安SIMが、きっと見つかりますよ。

人によって最適な格安SIMは変わるので、自分にあったものを見つけたいですね!
  1. おすすめ格安SIMランキング
  2. 格安SIMのメリット・デメリット
  3. タイプ別のおすすめ格安SIM
  4. 格安SIMの選び方
    1. おおまかなプランの分類
    2. 価格帯で選ぶ
    3. 速度を比較して選ぶ
    4. その他の付帯サービスで選ぶ
  5. 格安SIMの速度比較(2019/5/9-10測定)
  6. 格安SIMの基礎知識

おすすめ格安SIMランキング

細かいことはこの後でも書きますが、いきなり結論というか、私がおすすめする格安SIMをランキング形式で紹介します。この中から選べばどれでもそう後悔することはないと思います。

1 UQ mobile

    UQ mobileのおすすめポイント
  • 格安SIMの中で追随を許さない爆速
  • スマホとSIMを無料で15日間お試しできる
  • 口座振替に対応
  • キャリア決済できる

UQ mobileはauの回線を使ったMVNOで、現状で最速・最強とも言われる格安SIMです。料金プランの仕組みもキャリアと似たところがあります。おしゃべりプラン・ぴったりプランなら無料通話が付いて1年目は月額1,980円~となります。

回線 データ繰越 速度切替 かけ放題 家族割
au あり あり あり あり

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UQ mobileは速度が魅力です。auのサブブランドというような立ち位置でもあり、格安SIMのなかでは随一の速度を誇ります。

基本的に格安SIMは昼時や通勤時間帯などの混雑する時間には速度が落ちるものですが、UQ mobileは速度がほとんど落ちずに快適なままです。速度にこだわるならUQ mobileにした方がいいです。

月々のデータ通信量と音声通話1,200円分がパックになった「ぴったりプラン」ではスマホの同時購入で「マンスリー割」を受けられます。これを活用することで端末代金をほぼ0円で購入できます。格安SIMに乗り換えるときに端末も新しくしたい場合にはこういったものを使うと更にお得になりますね。

UQ mobileのプランと料金

月額料金 データ容量
おしゃべりプランS 1,980円~ 2GB
おしゃべりプランM 2,980円~ 6GB
おしゃべりプランL 4,980円~ 14GB
ぴったりプランS 1,980円~ 2GB
ぴったりプランM 2,980円~ 6GB
ぴったりプランL 4,980円~ 14GB
データ高速+音声通話プラン 1,680円 3GB
データ無制限+音声通話プラン 2,680円 無制限
データ高速 980円 3GB
データ無制限 1,980円円 無制限

そのほか、UQ mobileについて詳しく記事にまとめていますので、UQ mobileに興味を持たれた方はこちらもぜひ参考にしてください。

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格安スマホならUQモバイル

2 mineo

    mineoのおすすめポイント
  • ユーザーコミュニティが強い
  • 繰り越し可能なパケットギフト
  • いざとなればフリータンクから1GBまでもらえる
  • 紹介キャンペーンでお得に始められる

mineoはケイ・オプティコムが運営するMVNOで、「Fun with Fans!」という言葉を掲げる、ユーザー目線に一番近いところで運営しているところです。

繰り越しや節約スイッチなど基本的な機能はもちろんのこと、繰越できるパケットシェアやフリータンクなどほかにはない様々な特徴を持っています。回線はドコモとau、そして2018年9月からはソフトバンクの回線も取り扱います。

回線 データ繰越 速度切替 かけ放題 家族割
docomo, au, SoftBank あり あり あり あり

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mineoの大きな魅力はユーザーコミュニティと独自の機能です。マイネ王という公式のコミュニティサイトが用意されており、ユーザー同士で質問したり解決できるので便利です。

機能面では、他にはない機能がいくつもあります。

  • パケットシェア…繰り越した分の高速データ通信量を家族で分け合えることができる
  • パケットギフト…友達などにメールやLINEでコードを伝えてパケットを分けることができる
  • フリータンク…mineoユーザー全体でパケットをシェアしてそこから毎月1GBまで引き出すことができる
  • チップ…ユーザー同士の交流サイト「マイネ王」で役立つ投稿などでチップとして10MB単位でパケットを送り合う事ができる

パケットギフトは送りあったパケットが繰越対象となるので、繰り返していくと残りのデータ容量が数十GBまで膨れることもできます。

■紹介キャンペーンでお得に

また、格安SIMを契約するときに気になるのが初期費用です。mineoaはこれを劇的に抑える方法があります。
それはは「紹介アンバサダー」という制度。mineoのユーザーが発行する紹介URLからデュアルタイプ(音声通話SIM)で申し込みをすると紹介者と紹介してもらった人どちらにも電子マネーギフト1,000円分がプレゼントされます。紹介した人、紹介してもらった人、mineoの3者がどれもwin-win-winになれるキャンペーンです。

私の紹介URLはコチラですので、ぜひご利用ください。
ここからお得にmineoを始めよう

さらに、初期費用の代わりとなるエントリーパッケージというものがあります。これがAmazonでは1,000円以下で販売(2019年5月18日現在377円)されています。これを購入して上の紹介URLから申し込みすれば、初期費用は実質ほぼゼロ円になります。これなら気軽に申込みできますね。

mineoのプランと料金

デュアルタイプ(データ通信+音声通話)
データ容量 Aプラン Dプラン Sプラン
500MB 1,310円 1,400円 1,750円
3GB 1,510円 1,600円 1,950円
6GB 2,190円 2,280円 2,630円
10GB 3,130円 3,220円 3,570円
20GB 4,590円 4,680円 5,030円
30GB 6,510円 6,600円 6,950円
シングルタイプ(データ通信のみ)
データ容量 Aプラン Dプラン Sプラン
500MB 700円 700円 790円
3GB 900円 900円 990円
6GB 1,580円 1,580円 1,670円
10GB 2,520円 2,520円 2,610円
20GB 3,980円 3,980円 4,070円
30GB 5,900円 5,900円 5,990円

そのほか、mineoについてはいくつも記事を書いていますので、mineoに興味を持たれた方はこちらもぜひ参考にしてください。

■mineoの申し込みはコチラから
あなたのスマホのままで使える!mineo

3 LINEモバイル

    LINEモバイルのおすすめポイント
  • 比較的安定して速い通信速度
  • LINEを始め、コミュニケーション系で通信残量が減らない
  • ドコモ回線とソフトバンク回線があり、とくにソフトバンク回線は今後も期待できる

LINEモバイルはメッセージアプリで有名な『LINE』が提供する格安SIMです。それだけにLINEとの親和性は高く、LINEアプリ内から残りの高速データ通信残量などを確認することもできます。重要な速度もほかよりも速く、さらにLINEの機能のほとんどは使い放題となるのが特徴です。

また、LINEモバイルはソフトバンク傘下に入っています。それもあり2018年7月からはソフトバンク回線の格安SIMも開始しています。これがまた速いのです。サブブランドに近い位置になるので、ソフトバンク回線については今後も力を入れてくれると期待できます。

回線 データ繰越 速度切替 かけ放題 家族割
docomo, SoftBank あり なし あり なし
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4 ワイモバイル

    ワイモバイルのおすすめポイント
  • ソフトバンクのサブブランド
  • 安定して速く、今後も安心感がある
  • スマホとのセットも魅力

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドのようなものなので一般のMVNOとは違います。しかし安いことは安いので格安SIMの仲間と言えなくもないです。(普通の3大キャリアと格安SIMの間くらいと思ったほうがいいかもしれません。)

何と言っても魅力なのは速度です。通常のMVNOは元となるドコモなどMNOほどの速度は出ませんが、ワイモバイルはMNO並の速度が出ます。お昼でもドコモ回線の格安SIMが1Mbps行くか行かないか、3Mbps出ればいいほうだ、と言っている間にサラッと30Mbpsを超えたりします。

格安SIMは速度が遅いと聞くし、不安が多くある、でも少しでも安くしたい、という人にはかなりオススメです。2018年9月からはプランごとのデータ量も増えたので、かなり有力な選択肢となりました。

回線 データ繰越 速度切替 かけ放題 家族割
ワイモバイル(SoftBank) なし なし あり あり
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5 DTI SIM

    DTI SIMのおすすめポイント
  • 月額2円で3GBの半年間お試しプラン
  • YouTube、Twitter、radikoなどがノーカウントになるプランもあり
  • ほかのドコモ系格安SIMより若干速い

DTI SIMはインターネット接続サービスとしても老舗のドリーム・トレイン・インターネットの運営する格安SIMです。普通に「使える」SIMではありますが、初めての申込なら最初の半年の月額基本料金が2円となるプランを恒常的に設置した初心者に優しい格安SIMです。

格安SIMを使ったことがない人にとっては、格安SIMがどんなものなのかは不安だらけでしょう。いきなりメインを切り替えて、その後で「こんなはずじゃなかった…」というのも怖いものです。DTI SIMなら初めての場合は半年間かなり格安となるので、まずは現在のスマホ契約とは別にDTI SIMを契約して、数ヶ月は平行して使ってみるというのがいいと思います。

速度やサービス内容としてはほかの格安SIMと違う部分もありますが、格安SIMがどういうものなのかは体験できると思います。まずは使ってみて、半年後にやはり元のドコモなりを使い続けるか、DTI SIMを続けるか、または他の格安SIMにしてみるか選択すればいいと思います。

回線 データ繰越 速度切替 かけ放題 家族割
docomo なし なし あり なし
⇒公式サイトを見る

格安SIMのメリット・デメリット

オススメの格安SIMは上に紹介したとおりですが、使い方も人それぞれなので、やはり「自分に合ったものは自分で選ぶ」というのがいいと思います。

というわけで、まずは格安SIMのメリット・デメリットについて、あらためて確認しておきましょう。これをちゃんと頭に入れておかないと、実際に使い始めてから「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまうかもしれません。

格安SIM 4つのメリット

  • 月々のスマホ通信代が安くなる
  • キャリアにとらわれない自由なスマホ選び
  • 自分に合った格安SIMの会社を選べる
  • 2年縛りがない(または短い)

格安SIM 6つのデメリット

  • 昼などの混雑時間帯は速度が遅い
  • 端末の大幅な割引がない(少ない)
  • キャリアメールは使えない
  • ほとんどがクレジットカードが必須
  • 実店舗が少なく相談や修理に困る
  • ある程度は自分で調べなければならない

自分が何を求めるのか、何は我慢できるのか、それをよく考えて格安SIMにするかどうか決めましょう。なんだかんだでキャリアで契約していれば(月額料金は高いですが)いろいろ楽ですからね。

私も元々は「電話あまりしないし、キャリアの月額料金が高すぎて払えない、とりあえずネットできればいい」という安さ第一で格安SIMを使い始めました。何を自分の一番のポイントにするか、それを決めておきましょう。

タイプ別のおすすめ格安SIM

とにかく安くしたい

やっぱり「格安」SIMというのだから、とにかく安いのが一番ですよね。基本的に今の格安SIMは同じデータ容量であればどこを選んでもほぼ同じような料金になっています。そんな中でも「とにかく安く」を実現するのなら、以下の格安SIMがおすすめです。

0 SIM
その名の通り基本料金が「0円」の格安SIMです。とは言っても月間通信量500MB未満の場合で、その先は100MBごとに100円(税抜)です。
DMM mobile
基本的な料金が安いのはDMM mobileです。1GBで480円からありますよ。
ロケットモバイル
回線速度が200kbpsに制限されている代わりに月額料金298円(ソフトバンク回線は398円)という安さを実現している神プランがあります。
DTI SIM
始めてDTI SIMを契約する場合に選べる「お試しプラン」は最初の半年間は基本料金が無料です。

Youtubeなど動画をたくさん見たい

動画はデータ量をたくさん消費するので格安SIMで使うのはあまりおすすめしませんが、これらが使い放題となるオプションを提供している格安SIMもあります。

BIGLOBE モバイル
BIGLOBEモバイルは月額480円のエンタメフリー・オプションを付けるとYouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotify、AWA、radiko.jp、Amazon Music、U-NEXT、YouTube Kidsが使い放題となります。
DTI SIM
DTI SIMは「DTI見放題SIM」というプランでYouTube・Twitter・radikoが使い放題となります。データ通信専用で7GB、月額2,430円です。
OCNモバイルONE
動画ではありませんが、MUSICカウントフリーという音楽系アプリが使い放題となるオプションがあります。申し込みが必要ですが利用料は0円です。対象となるサービスはAmazon Music(Prime Music、Amazon Music Unlimited)、AWA、dヒッツ、Google Play Music、Spotify、ひかりTVミュージック、レコチョクBestの7つです。

LINEやTwitterは必須

スマホで使う通信の多くがLINEやTwitterなら、それらが高速データ通信にカウントされない格安SIMがおすすめです。LINEやTwitterに使う分のギガをほかに回せますからね。

LINEモバイル
LINEモバイルはすべてのプランでLINEが使い放題なのはもちろん、コミュニケーションフリープランではTwitter、Facebook、Instagramも使い放題です。また、これらはほかの格安SIMのように「高速データ通信量を消費しない」のではなく、もともと「高速通信で使い放題」です。なので、他の通信でギガを使い切ってしまったあとでもこれらのアプリの通信は高速のままです。
DTI SIM
DTI SIMは「DTI見放題SIM」というプランでYouTube・Twitter・radikoが使い放題となります。データ通信専用で7GB、月額2,430円です。
DMM mobile
DMMモバイルはオプション扱いですが、月250円でLINE、Twitter、Facebook、Facebook Messenger、Instagramが使い放題になります。ただ、これらを使うときに微妙に遅くなるという報告もSNS上で見られます。

格安SIMと言えども速度は妥協したくない

格安SIMは時間帯によってはひどく遅くなることがあります。お昼などの混雑時間帯でも十分な速度を維持できている格安SIMはこちらです。

UQ mobile
安定していつでも一番早いのはUQ mobileです。au回線なので使用するスマホに注意は必要ですが、速度を求めるならUQ mobile、これは鉄板です。
ワイモバイル
ワイモバイルは一応このページでも扱っていますが、どちらかと言えばサブブランド、キャリアの1つとも言えます。なので当然といえば当然ですが速いです。
LINEモバイル(ソフトバンク回線)
LINEモバイルは実はソフトバンクの傘下に入っています。そのせいなのか、同じLINEモバイルでもドコモ回線よりもソフトバンク回線のほうが速いです。ドコモ回線の方も他に比べるとほんの少し速いですけどね。格安スマホ最速チャレンジなんて言うこともやっていますので、今後もある程度は速さを維持してくれると思います。

仲間がほしい楽しく使いたい

格安SIMは「自分で調べられる人」に向いていると言われます。でも誰かに相談したいときもありますよね。そういう人にはmineoがおすすめです。

mineo
mineoにはマイネ王というユーザーコミュニティサイトがあります。mineoに限らず格安SIM全般に関する質問や話題でいつも賑わっています。マイネ王のユーザー同士でギガを分け合うようなこともあるので面白いですよ。
楽天モバイル
単純にユーザー数の多さで言えば楽天モバイルがここ1,2年でかなり伸びています。CMなんかもやってますよね。なのでネット上でも楽天モバイルを使っている人の情報が見つけやすいと思います。

格安SIMとプランの選び方

格安SIMといっても、会社もプランもたくさん。その中でどういった基準でMVNOやプランを選べばいいのか、そのポイントを解説します。

おおまかなプランの分類

格安SIMはプランがたくさんありますが、おおまかに2つのパターンに分かれます。まずは自分の使い方で、どのパターンがあっているのかを考えましょう。

■定額で使えるギガが決まっているタイプ

ほとんどの格安SIMで使われているのが、毎月の使える通信量が決まっていて、毎月同じ料金となるプランです。使えるギガの量によって料金が段階的に用意されています。

定額なので、毎月の料金を計算しやすいメリットがあります。ただし使える量を超えてしまうと低速制限がかかってしまいます。追加のギガを買うこともできますが、大抵は割高です。毎月のデータ使用量があまり変わらない人、安定した料金を求める人におすすめです。

使える通信量は1ヶ月で◯GB、というものもあれば1日で◯MB、1週間で◯GB、というような区切りのものもあります。

■毎月の使ったギガで料金が決まるタイプ

自分が使ったギガの量によって料金が変わってくるプランもあります。上限はありますが毎月の使えるギガの量を気にせずに使えます。

自分の使った量だけの料金になるので、支払う料金にムダがありません。ただし翌月への繰越などはありません。月によって使うデータ量が変わる人、残りのギガ数を気にしたくない人におすすめです。

エキサイトモバイルb-mobileにあるプランです。

価格帯で選ぶ

格安SIMの料金は、その名前の通りキャリアに比べて「格安」です。その中でもプランによって価格は様々にあります。自分の予算と相談しながら、価格とプラン内容のバランスを取ることが大事です。

基本的なプランでいえば、月額料金が1,000円以下の価格帯、1,500円前後の価格帯、2,500円前後価格帯、それ以上の価格帯でだいたい分けられると思います。

■月額1,000円以下

1,000円以下だとだいたい月に3GB程度でしょう。ほとんど使わないけどいざというときのためにSIMを確保しておきたい、というのであれば、月500MB未満なら月額料金が0円となる0SIMや、ほかにも月額500円程度で契約できるものもあります。

■月額1,500円前後

1,500円前後の価格帯になると高速データ通信量が5GBになります。また、3GBのプランに音声通話を付けるとだいたい2,000円弱となるので、この価格帯になります。多くの人がここに当てはまるのではないでしょうか。

■月額2,500円前後

2,500円前後の価格帯になると高速データ通信量は10GBになります。音声通話を付けると3,000円を少し超える程度でしょうか。これくらいあれば普通の人なら十分すぎるほどだと思います。自分がどれだけ通信するかわからない、でも速度制限は受けたくない、動画もよく見る、というような人はまずこの10GBのプランにして、その後通信量の結果と相談しながらプラン変更するというのもありだと思います。

MVNOによる格安SIMの価格差は?
今の格安SIMはどのMVNOを選んでも同じギガ数なら価格はほとんど変わりません。変わったとしても50円とかそんなものです。ただ、UQ mobileとワイモバイルのいわゆるサブブランドは他に比べると少し高めです。3大キャリアと一般MVNOの間くらいの料金ですね。料金に見合うだけの品質や速さもありますから、これは妥当な料金です。

速度を比較して選ぶ

格安SIMの多くは、通信網はキャリアのものを使っているので、同じエリアで使えて最大通信速度も同じ、というようなことを宣伝に書いてあると思います。これは間違いではないのですが、あくまで最大の通信速度です。実際にはたいていはキャリアよりも速度的には遅いです。そしてMVNOによってその速度も変わってきます。

この実際にどれくらいの速度がでるのか、というのは時間帯や場所に大きく左右されます。インターネット上ではこれらの通信速度を実際に測定・比較してそれを公開しているサイトも多くあります。orefolderでも、主要な格安SIMについて毎月2回の測定を行っていますので、参考にしてください。

■orefolderの格安SIM速度測定・比較結果記事はコチラから
速度測定の記事一覧 | orefolder.net

速度については、その時その時の結果ももちろん大事ですが、一度速度が落ちた後に設備増強で速度が復活するのか、そこから見えるMVNO各社の「やる気」を読み取ることも大事です。キャンペーン等で一時的に速度が落ちても、すぐに復活してくれれば乗り換える必要もありませんしね。

主要な格安SIMの最新の速度測定結果についてはこのページでも後述します。

その他の付帯サービスで選ぶ

速度や料金で格安SIMを選ぶ方がほとんどだとは思いますが、それ以外に各社が行っている様々な付帯サービスもチェックしたいところです。

例えばBIGLOBEではBIGLOBE Wi-Fiという、全国のWi-Fiスポットを利用できるライセンスが1つ貰えますし、オプションでYouTubeやradikoが使い放題になります。DMM mobileは利用料金の10%がポイント還元され、mineoはパケットを贈り合ったりユーザーサイトの書き込みでパケットを貰えたりできます。LINEモバイルなど特定のSNSが使い放題になるものもあります。

実際にどれがお得なのかは人によるのでなんとも言えませんが、その特典が自分に合っているのであればこれで選ぶのもアリだと思います。速度・料金で似たようなプランがあった時に、最後の決め手になるかもしれません。

格安SIMの速度比較

格安SIMの、実際に出る通信速度はMVNO各社によってだいぶ変わります。これは通信する場所や時間帯にもよるのですが、だいたいの傾向としては同じようなもので、「朝夕の通勤時間帯」「昼休み」という3つの時間帯は通信が混み合って速度が出ません。

orefolderでは月2回、定期的に主要な格安SIMを使って実際に混雑時間帯の速度測定を行って公開しています。最新の結果の一部をここにも掲載しますので、格安SIM選びの参考にしてください。

Speedtest.netの測定結果

DOWN 8時 12時 18時
IIJmio-D 1.76 0.45 1.97
LINEモバイル-D 3.29 1.60 3.02
OCNモバイルONE 4.24 1.24 2.84
BIGLOBE-D 4.47 0.42 5.83
NifMo 3.86 0.95 8.81
楽天モバイル-D 1.70 0.58 1.97
b-mobile-D 49.04 53.48 43.40
DTI SIM 27.33 5.10 12.18
nuroモバイル-D 24.56 1.34 11.92
mineo-D 3.04 1.10 5.39
UQ mobile 5.80 5.94 9.87
mineo-A 2.67 0.87 5.85
IIJmio-A 1.03 0.18 1.28
BIGLOBE-A 4.38 1.35 5.51
楽天モバイル-A 1.38 0.35 1.39
LINEモバイル-A 7.58 6.87 8.36
ワイモバイル 30.10 41.78 27.56
nuroモバイル-S 3.21 0.95 8.56
b-mobile-S 33.10 33.98 35.90
LINEモバイル-S 2.89 1.23 1.24
mineo-S 7.06 1.46 5.61

上の速度測定結果は『Speedtest.net』というアプリで行ったものです。これが、別のアプリを使って測定をするとまた違った結果になります。以下は『4Gmark』というアプリでのお昼の時間帯における測定結果です。

4Gmarkの測定結果

POINT DOWN
(Mbps)
UP
(Mbps)
PING
(ms)
YouTube
(s)
WEB
(s)
IIJmio-D 853 0.7 16.1 95 EC 7.06
LINEモバイル-D 265 0.4 6.7 338 TO 4.31
OCNモバイルONE 48 0.3 0.6 55 EC 0.10
BIGLOBE-D 206 0.5 6.1 57 TO 10.76
NifMo 118 0.1 6.4 79 TO 10.95
楽天モバイル-D 581 0.9 8 61 TO 10.44
b-mobile-D 7713 33.3 7.1 326 TO 5.62
DTI SIM 2371 1.6 6.8 51 5.20 2.81
nuroモバイル-D 201 1.0 6 116 TO 12.93
mineo-D 483 0.5 15.8 121 EC 8.28
UQ mobile 1473 7.3 2.6 41 EC 1.84
mineo-A 112 0.4 3.1 TO EC 2.42
IIJmio-A 15 0.3 2.5 115 TO 13.07
BIGLOBE-A 710 1.1 3.9 36 TO 6.83
楽天モバイル-A 44 0.5 4.5 105 TO 11.85
LINEモバイル-A 1370 1.7 9.4 43 TO 6.73
ワイモバイル 21700 39.5 10.8 43 2.48 2.25
nuroモバイル-S 1203 0.8 5.6 90 27.65 7.83
b-mobile-S 2572 10.9 16.2 49 TO 7.32
LINEモバイル-S 419 1.1 1.3 173 TO 7.93
mineo-S 1558 0.4 17.1 98 TO 6.93

『Speedtest.net』と『4GMark』でだいぶ差がある格安SIMがあります。4GMarkは通常の速度測定の他に、実際に動画やウェブページを読み込んで、それを結果に反映させます。より実際の使い方に近い方法で測定しているということです。

『Speedtest.net』と『4GMark』のどちらでも速ければ問題ありませんが、片方だけ速いという格安SIMには、少し注意した方がいいでしょう。こういった実際の使用における速さを無視して「○○モバイルは速い」と書いている(しかも混雑のない時間帯での測定で)サイトもありますが、そういったところはちょっと信用できないですね。

なお、この測定に載っていない格安SIMのうち、以下の場合はほとんど中身が同じなのでそれを参考にしてください。
・エキサイトモバイル…IIJmioとほぼ同じ
・イオンモバイルタイプ1…IIJmioとほぼ同じ
・イオンモバイルタイプ2…OCNモバイルONEとほぼ同じ
・ロケットモバイル…nuroモバイルとほぼ同じ

どれくらいの速度が普通なの?
混雑時間帯は速度が落ちてしまいますが、それ以外の時間帯ではどの格安SIMも快適に使用できます。通常の使用であれば3~4Mbps程度出ていれば画像アリのページを見ても大丈夫でしょう。1Mbps以下でもメールなどテキストならなんとかなります。

2018年の1年間も、月2回のペースで速度測定してきました。まぁそれにどの程度の意味があるのか、という話はありますが。継続しての流れや傾向を見るという意味はあると思います。ということで、2018年の測定のうち、お昼の12時台の測定をグラフ化してみました。

UQ mobileの独走ぶりが見て取れますね。ワイモバイルとb-mobile(D)がそれに続いています。b-mobile(S)は時々急激に下がるのですが、その後また復活するパターンです。

なお、この1年で新規に測定に加わったのはLINEモバイルS、mineo-S、楽天モバイル-Aの3つです。ソフトバンク系の格安SIMもだいぶ増えてきましたね。

ドコモ系だけ抜き出して拡大するとこうなります。まぁ拡大してもゴチャゴチャしてわかりにくいですが…。b-mobileが上下激しかったり、DTI SIMがだんだん良くなってるのがわかります。

格安SIMの速度は、常に変化していきます。今速いからといって半年後に同じような速度を維持しているかは分かりません。なので長期的に測定を見て、その中で常に速度が出ている、または一時的に速度が落ちてもすぐに設備増強で対応してくれるMVNOが信頼できると思います。orefolderでは1年以上にわたって測定を行っていますので、そういったことも含めての信頼できる格安SIMをオススメしています。

■orefolderの格安SIM速度測定・比較結果記事はコチラから
速度測定の記事一覧 | orefolder.net

格安SIMの基礎知識

格安SIMに関する基礎知識をQ&A形式で簡単に解説します。それぞれの質問をクリックすると答えが開きます。

ドコモやauと格安SIMの違いは?

格安SIMにすることで大きく変わるのは月額料金と速度です。通常の大手キャリアに圧倒的に安くなりますが、その分削られているところは削られています。その目立つものの1つが速度です。格安SIMはお昼の混雑時間帯にはかなり遅くなります。ネットの情報を受信・表示するのがかなり時間かかるようになります。

格安SIMはなぜ安いの?

格安SIMを取り扱う会社は自社で通信設備を持っておらず、ドコモなどのキャリアから通信帯域の一部をレンタルしてサービスを展開しています。なので基地局や通信設備の増強やメンテナンスに対するコストがかかりません。また、実店舗を持たない(または数を限る)ことで人件費の部分でもコストカットしています。

SIMカードって何?

通信サービスを提供する会社が発行する「契約者(加入者)情報を記録したICカード」のことです。SIMというのはSubscriber Identity Module(加入者識別規格)の略です。それぞれが固有の識別番号(≒電話番号)を持っていて、通信が可能になります。

SIMカードの種類
SIMカードは通信できる内容によって3つに分かれ、それぞれ主に3つのサイズがあります。

データSIM
データ通信のみできるSIMで、SMSや電話はできません。機能が限られているので一番安いです。ネットさえできればいい、というのならこれ。
SMS対応データSIM
データ通信とSMS(ショートメッセージ)が利用できるSIMです。SMSは使わないという人も多いですが、古いスマホによってはSMS機能のないデータSIMではバッテリー消費が激しい場合があります。
音声通話SIM
音声通話(普通の電話)ができるSIMです。SMSも利用できます。

サイズは主に3つあります。
スマホによって対応するものが異なりますが、現在発売されているものは一番小さいnanoサイズのSIMがほとんどです。

MNO/MVNE/MVNOって何?

■MNOとは?
Mobile Network Operator(移動体通信業者)の略で、自社回線を持っていてサービスを提供している事業者のことです。docomo・au・SoftBankなどのキャリアのことです。

■MVNEとは?
Mobile Virtual Network Enabler(仮想移動体サービス提供者)の略で、各キャリア(MNO)の保有する回線の一部を購入(レンタル)し通信事業を行っているMVNO支援事業者。
※自社でサービスを提供している場合はMVNEでありながらMVNOでもあります。

■MVNOとは?
Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略で、各キャリア(MNO)が持っている通信網の一部を借りて通信サービスを提供している事業者のこと。
※自分自身ではネットワークインフラを持っていない場合はMVNEと契約をしてサービスの提供を行っている

例えば、DMMモバイルはIIJをMVNEとするMVNOなので、「docomo(MNO)→IIJ(MVNE)→DMMモバイル(MVNO)」となります。

「SIMロック」と「SIMフリー」
ドコモなどのキャリアが販売するスマホは「SIMロック」がかかっています。これはそのキャリア以外のSIMカードを使えなくする(ロックする)ものです。

ドコモの場合は「ドコモ回線を使った格安SIM」なら使えるのですが、auの場合は「au回線を使った格安SIM」でもそのままでは使えなかったりするので複雑になります。

SIMロックフリー・SIMフリーと呼ばれるものはこのロックがかかってないスマホのことです。通信バンドなどの問題はありますが、SIMフリーならキャリアに関係なくSIMカードを利用できます。

SIMロックはどのキャリアもあとから解除できますが、契約している本人でないとダメだったりします。なのでもし自分のスマホを中古で売るときは、あらかじめSIMロックを解除しておいたほうが高く売れると思います。

今持っている端末でも格安SIMに変えられるの?
ドコモのスマホであれば、「ドコモ回線を使った格安SIM」が使えます。格安SIMを取り扱う各社はSIMだけの契約もできるので、そのほうが安く始められます。

auやソフトバンクのスマホについては、いろいろ複雑なのでそれぞれの格安SIMの会社のページで対応機種、動作確認機種を調べるといいでしょう。

キャリアと同じ回線を使ってるのになんで遅いの?
格安SIMはキャリアの回線の一部を間借りしているだけです。
回線はよく「高速道路」に例えられます。キャリアの持つ10車線のうちの1車線だけを借りるようなのが格安SIMです。残り9車線を使えるキャリアと1車線しか使えない格安SIMでは、一度に通れる人数に差が出ます。1車線でも使ってるのが1人なら速いですが、たくさんの人が集まるとすぐに渋滞になる、これが格安SIMが遅くなる仕組みです。