Essential Phone PH-1の前面カメラがめり込んでることで実際の表示がどうなるかチェック

Essential Phone PH-1の一番の特徴と言ってもいいのが「前面カメラがディスプレイ部分にめり込んでいる」ということです。これが実際の表示でどうなるのか、コンテンツの邪魔にならないのか、チェックしていきたいと思います。

これも結論から言えば、「無難に抑えているけど特徴を使い切れていない印象、意味も薄れ、見た目のインパクトでしかなくなっている」といった厳しいものになります。

ホーム画面

ホーム画面では、通知部分が透過され、その部分まで壁紙が表示されています。しかしそれはデフォルトの『Launcher 3』だけであり、Nova Launcherにすると右画像のように通知部分が黒塗りになります。これはほかの大抵のホームアプリで同様です。『Google Now ランチャー』はデフォルトと同じように透過表示されます。

Nova Launcherでステータスバーを非表示にした場合、単に黒塗り部分に時計等が表示されなくなるだけで、黒塗りは変わりません。なので、Essential Phoneらしさを捨てたくなければデフォルトのランチャーを使い続けたほうが良さそうです。

一般的なアプリ

まずは全画面表示したい度の高いギャラリー系アプリを見てみます。

プリインのGoogleフォトアプリで画像を見ると、通知部分は半透過になっているものの、一応表示できています。ですが別のギャラリーアプリを使うと、やはり黒帯となってしまい何も表示されません。

基本的に、Google系アプリであれば通知部分にもコンテンツが表示されるようです。単に通知部分が太くなっている、とも言えます。それ以外の一般的なアプリでは黒塗りになってしまいます。通常はアプリによってステータスバーの色も変わったりするのですが、Essential Phoneの場合は黒になってしまいます。

Chromeの場合はまた違って、特に設定がない場合は黒帯になっています。スクロールしてもこの部分にコンテンツが来ることはありません。が、サイトがURLバー部分の色を指定している場合、通知部分の色もそれに合わせて変化します。

ただし、画面を横向きにすると、どのアプリでもカメラ側に黒帯が表示されるようになります。

全画面表示するゲームアプリ

全画面表示するようなゲームアプリだと、通知部分は黒帯になります。本当に黒帯になるだけであり、そこに時計やバッテリー残量、通知アイコンは表示されません。

横向きの場合も一緒です。

ただ、この黒帯の高さは端末の向きによって変わってくるようです。縦の時は上から159ピクセルが黒帯となり、横の時は前面カメラのある方140ピクセルが黒帯となります。全画面でないアプリの時もピクセル数は変わりません。

動画視聴時

YouTubeで16:9の動画を全画面表示すると、黒帯が入ります。このとき、カメラ側に184ピクセル、反対側に44ピクセルの帯となります。残った動画表示部分は2332×1312ピクセル、当然16:9です。どうやら、カメラ側に140ピクセルの黒帯を付け、残った2420ピクセルの中に16:9、2332×1312ピクセルの動画を中央表示しているようですね。

より横長となる21:9サイズの動画を表示すると、やはり前面カメラ部分は黒帯となり、上下にも帯が付きます。前面カメラ部の黒帯140ピクセルは変わらず、残った領域をフルに使います。

これはYouTube以外のアプリでも同じです。ただ、Essential Phoneのカメラアプリで撮影した動画をGoogleフォトアプリで再生すると、全体の中央に表示され、カメラ部分で僅かに欠けるようになります。

全面に表示されるけどカメラ部分がくり抜かれたようになるのと、カメラ部分は黒塗りでなかったものとするのと、どちらがいいんでしょうね。

まとめ

ここまで見てわかるとおり、前面カメラの左右にあるディスプレイはそれを活かしきれてるとはいい難い状態です。大抵は黒帯となり、一応ステータスバーの役割は果たしますが、それで表示領域がどれほど増えているのか…。

カメラをディスプレイにめり込ませてディスプレイをギリギリまで広げる、というのは面白いアイデアですが、それをうまく活かすところまではきていない印象です。無駄になっているとさえ感じます。今後のアップデートでなんとかなる可能性がないわけではありませんが、あまり期待していません。

なんとも…微妙という言葉がよく似合う結果となりました。

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