Ulefone Gemini レビュー:ダブルカメラのボケは独特で、多機能なホームキーなど全体的にそこそこ

GearBestより、Ulefoneのスマートフォン「Ulefone Gemini」をレビュー用に提供していただきました。

Ulefone Geminiは現在GearBestではセール価格15,000円程度で購入できる安価なスマートフォンです。それでいながら5.5インチディスプレイに3GBのRAMを持ち、指紋センサーも搭載、そして背面にはデュアルカメラを装備しています。

Ulefone Gemini 4G Phablet – BLACK

Ulefone
価格:14,846円(2017/3/12時点)

内容物

Ulefone Geminiを開封して最初に驚いたのは内容物の豊富さです。画面にはもともと液晶フィルムが貼られているのですが、それとは別にガラスフィルムが1枚とTPUケースが付いており、さらにスマホリングまで付いています。スマホリングがついてくるスマホは初めてみました。

外観デザイン

Ulefone Geminiは正面にホームキーの付いたタイプのデザインです。このホームキーは指紋センサーも兼ねています。

USBはmicroUSBで、もはや今だと少し時代遅れ感があります。ここはやはりType-Cが欲しかった。

SIMはSDカードと排他仕様のデュアルSIMです。SIMトレイの裏表両面に装着するというタイプです。

右側面にはキーが1つついています。これは電源ボタンではなく、中華端末ではファンクションキーとして搭載されているものが時々見られます。が、本機ではカメラキーとなっています。画面オフからでもこのボタンを長押でカメラが直接起動します。シャッターもこのボタンでOKです。

背面は上下アンテナ部分(?)だけデザインが異なります。素材だけ変えたようなものに比べると、デザインとしてしっかりなんとかしようとしているのは良いです。

そしてUlefone Geminiの最大の特徴とも言えるのがこのデュアルカメラです。Geminiはふたご座なので、Ulefone Geminiの名前もデュアルカメラを由来としているのかもしれません。

スペックとベンチマーク結果

OS Andorid 6.0(7.0へのアップデート予定あり)
CPU MTK6737T 1.5GHz Quad Core
RAM 3GB
ストレージ 32GB
外部メモリ microSDXC (最大256GBまで)
ディスプレイ 5.5インチ 1080×1920 (フルHD)
カメラ 背面:13.0MP + 5.0MP 前面:5.0MP
バッテリー 3250mAh
サイズ 約154.5 × 76.8 × 8.7 mm
重量 約185g

5.5インチクラスとなると仕方ないのですが、180gを超えるとズッシリ感がありますね。

指紋センサーとホームボタン

Ulefone Geminiは正面のホームキーが指紋センサーも兼ねています。これは使いやすく、精度も悪くありません。画面オフの状態からでもしっかりとボタンを押し込めば、それでロックも解除されます。机の上に置いたまま指紋認証できるのはやっぱりいいですね。

また、このホームキーは機能を自分で選ぶことができます。デフォルトでは1回押しでホームボタン、長押しでマルチタスクとなっていますが、「1回タッチ」と「タッチ保持」の動作を別で設定できます。

これを設定すればタッチで戻る、タッチ保持でスクリーンショット、押してホーム、長押しでマルチタスクと1つのボタンで4つの機能を使うことができます。何処かで聞いたような機能ですね。

なお、画面上にナビゲーションバーが表示されていますが、これは順番を変えたり非表示にすることもできます。ホームキーの動作を設定すれば、たしかにナビゲーションバーは表示しなくてもいいかもしれません。

そのほかの画面

ホーム画面はドロワーのないタイプ。テーマが幾つか用意されているので雰囲気をガラリと変えることができます。

設定画面はほぼ素のAndroidです。MediaTekのSoC搭載端末によくあるターボダウンロードやHotKnot、電源ON/OFFのスケジュール設定などもあります。

ちょっと面白いのは通知パネルから起動できるSuperScreenShotです。これを使うとスクロールしたスクショや、一部を切り抜いたスクショ、画面の録画などができます。1つ1つは特に珍しくもありませんが、こうして1つのボタンになっていると面白いです。

カメラはどうだろう?

カメラの機能としては、まぁ普通。シャッター音をオフにもできます。いわゆるビューティーモードによる補正はあまり強くありません。自然にごく僅かに補正してくれます。私自身をやってみても宇宙人にはなりませんでした。

いくつか撮影してみたものを載せてみます。

デュアルカメラの実力は?

さて、気になるのはこのUlefone Geminiの最大の特徴とも言えるデュアルカメラです。公式の製品ページではこんな画像で説明しているんですよね。

こういったボケの美しい写真が撮れる、と。というわけでこの機能を使って撮ってみました。

左:通常撮影 右:SLR撮影

確かに奥のドロイド君はボケています。…が、なんだか机の端あたりのボケ具合がどうにも違和感あります。もう1枚撮影してみました。

あ…。
これはあれですね、2つのレンズを使って焦点距離を変えてどうのというよりは、選んだ中心から、そのまわりをぼかすというものですね。これってデュアルカメラ必要なんだろうか…。

もう1枚比較画像を。

うーん…。指定した周りをボケさせる、というエフェクトとして使えば、使い所を選べば、それなりに面白いものが撮れるのかもしれませんね。でもなんだか期待していたものとはちょっと違う気がします…。

なお、似たようなものと思ってたHuawei P9のワイドアパーチャ機能を使ったときの写真は次のようになります。

左:通常撮影 右:ワイドアパーチャ

そのほかの使い勝手

それほど深く使いこんだわけではありませんが、一通りアプリを試したりしてみました。まぁ普通に動きますね、動きもとくに引っかかり等ありません。

『オルタナティブガールズ』も普通にプレイできました。Ulefone Geminiはセール価格とは言え約1万5千円で、先日レビューしたTommyとそう変わらない価格になります。それに比べると動きはいいように感じます。価格から考えれば、十分満足できるかな。

5.5インチなので少し重めであること、机の上に置いた端末を取ろうとすると、サイドが微妙に台形っぽくなっているので微妙に滑る、という点はあります。

まとめ

レビューしているときは価格を意識していなかったのですが、なんとなく感触としては2万円半から後半くらいかな、という印象でした。それがセールとは言え1万5千円程度なんですね…。価格から見れば、これはなかなかいい端末だと思います。この価格でまともに使えるレベルの前面指紋センサーがあって、カメラも(デュアルカメラ含め)悪くはないですし、ホームキーの機能も(FREETELボタンみたいですが)盛り込んでいます。Android 7.0のアップデートも予定しているとのことなので、そういう楽しみもあります。

ゲームをやるときにデータの読み込みが(Tommyなどに比べれば遥かにいいですが)若干遅い気がします。それ以外では普通に使える端末だと思います。中華端末を触ってみたい、でも地雷は掴みたくないし無難にそこそこ使えるものがいい、という人には合うと思います。安くなっているこのセール中に購入するというのも手ですね。

Ulefone Gemini 4G Phablet – BLACK

Ulefone
価格:14,846円(2017/3/12時点)

参考情報

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