Redmi Note 4X レビュー:カメラなど一部不満はあるがXiaomi入門機としては十分使える

GearBestより、Xiaomiの「Redmi Note 4X」をレビュー用に提供していただきました。

Redmi Note 4Xといえば、初音ミクコラボの限定品が出るということで話題になりました。しかし今回提供いただいたのは普通のモデルで、カラーもグレーとなっています。ミクさんコラボでなくてもライトグリーンという似た色があるのでそれが欲しかったのですが、それは発売日も後で価格も他色より高いようです。

Xiaomi Redmi Note 4X 4G Phablet – 3GB RAM 32GB ROM GRAY

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外観

パッと見の外観は中華スマホによくあるタイプです。これを書くのももう飽きましたが、iPhone系列というか、そういう系列を作ってきた1つもXiaomiなのかな、と思います。

背面はメタルシルバー。
質感は悪くないですが、特徴がないと言えばないですね。

上部にはカメラと指紋センサー。

下の方にXiaomiのロゴがあります。このロゴはなんだか正方形にうまく収まる形になっているので好きですね。

ナビゲーションバーはハードに装備されたタッチキーとなっています。操作するときは光るので暗いところでも安心。

USBはMicroUSBです。今ではType-Cでないのはちょっと残念です。USBポートの左はマイク、右はスピーカーです。

右側面に電源キーと音量キー。

左側面にSIMスロット。MicroSIMとnanoSIMのデュアルSIMで、nanoSIMはMicroSDカードと排他仕様になっています。

5.5インチに2.5Dスクリーンは、まぁ普通に持ちやすいですね。ちょうど自然に指紋センサー部分に人差し指が来る気がします。若干重い気もしますが、まぁギリギリ許容範囲でしょう。

ホーム画面とロック画面

ホーム画面はXiaomi独自のもので、ドロワーのない1レイヤータイプとなっています。必要なアプリは揃っており、不要なアプリはとくに入っていない、シンプルな構成です。

通知画面

通知画面は通知とスイッチが1画面にまとまっています。これは設定で従来の2画面に分かれているタイプに戻すこともできます。また、スイッチ類も順番や表示するものを設定から選ぶことができます。

MIUI8

設定画面も含め、Redmi Note 4XはXiaomi独自のMIUIと言うものを使っています。これはAndroidをベースにしたもので、ぶっちゃけiPhoneにかなり似せて作られてきました。日本でも発売している他のスマホで言うとHuaweiのEMUIがかなり近いです。

iOSに慣れた人やこれが初めてという人ならいいかもしれませんが、普通のAndroidに慣れた人はちょっと苦労するかもしれません。iOSが使いにくい私にはこれも使いにくく感じます。

また、Xiaomiの端末は通常日本語ロケールは入っていません。この端末はいわゆるGearBestロムが入っているため、最初から日本語が選べます。(元々のAndroidにない項目はすべて英語のまま。)ただし、その影響でアップデートが降ってくるかはわかりません。あまり期待しない方がいいでしょう。

タッチキーの設定

Redmi Note 4Xは画面外にタッチキーが装備されており、そこに戻るキーなどがあります。これの機能は設定から変更でき、戻るボタンを右にすることもできます。タッチキーのアイコン自体は変わらないので、戻るボタンをタッチしたら履歴が開く、といったチグハグな状態になってしまいます。

スペックとベンチマーク

Redmi Note 4Xには複数のモデルがありますが、今回提供いただいたのはRAM3GBのモデルです、簡単なスペックは以下。

OS Android 6.0 (MIUI8)
CPU Qualcomm Snapdragon 625 (MSM8953) 2GHz オクタコア
RAM 3GB/4GB
ストレージ 32GB/64GB
外部メモリ microSDXC (最大128GBまで)
ディスプレイ 5.5インチ 1080×1920 (フルHD)
カメラ 背面:1300万画素 前面:500万画素
バッテリー 4100mAh
サイズ 約151 × 76 × 8.5 mm
重量 約171g

AnTuTuベンチマーク

AnTuTuベンチマークの結果は61389点。あまり高くはないですが、普及機ならこれくらいでも十分でしょう。名前の似ているRedmi Note 4はRAM2GBモデルでも80359点でした。実際、総合的にスペックは落ちているようです。Xが付いて性能向上したのかと思ったら逆だったんですね。

GeekBench

GeekBenchでもこの通り。

ゲームやアプリ、実際の使用

私が普段やっている『オルタナティブガールズ』や『崩壊3rd』といったゲームなら普通にプレイできました。他のアプリでも特に引っかかりを覚えることはなく、問題ないですね。(それほど多くのものを試したわけではないですが。)やはりRAM3GBあると普通の使用であれば余裕ができます。

指紋センサー

指紋センサーの精度とスピードは悪くないと思います。よく反応してくれます。驚くほどではありませんが、使用するには十分です。
センサーの位置も、持ったときに自然と指が来るような位置になるのがいいですね。これなら使ってもいいかな、という気になります。

カメラ

カメラのUIは標準的でわかりやすいです。が、設定画面を見つけるのにちょっと苦労するかもしれません。Modeの中に設定へのボタンが有りました。

フィルタがなかなか面白いです。通常よくあるようなものに加え、魚眼レンズのようになったり、自由に位置と大きさを変えられる四角形にモザイクをかける機能などがあります。

ただ、実際に撮れる写真には少し不満が残ります。

全体的に微妙…。なんだか青っぽくなる気がします。設定でどうにかできるレベルな気もしますけど。ちょっとメインのカメラとして使う気にはなれないですね。とりあえず食べ物には向いてないと思います。

まとめ

RedmiシリーズはXiaomiの中でも廉価機というか、普及機にあたるものです。たしかに全体的に普通に「使える」スマートフォンになっており、Xiaomiの入門機としていいと思います。

基本的には日本語に対応していないこと、カメラが物足りないことなどありますが、初めての海外端末、初めてのXiaomi(MIUI)といった2台目としての使用なら十分だと思います。メインのスマホにはちょっとオススメしたくないですね。他の人のレビュー等を見る限りではXの付かないRedmi Note 4のほうが良さそうです。価格もそんなに変わらないですし。

ただ、初音ミクコラボのものや、ライトグリーンカラーには惹かれるものがありますね。それも含めて、やはり2台目としての利用が吉だと思います。MIUIは普通のAndroidとは違うところがたくさんあるので、その違いが楽しめるのであればアリですよ。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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