ノートPCライクに使えるRemix OS 2.0搭載のデュアルOSタブレット CHUWI Vi10 Plus レビュー

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GearBestよりCHUWIの10.8インチタブレットVi10 Plusをレビュー用に提供していただきました。

CHUWI Vi10 Plusはスペックなどによりいくつかのモデルがありますが、今回レビューするのはWindows 10とRemix OS 2.0のデュアルOSのモデルです。GearBestでは現在16,590円ほどで扱われているようです。

CHUWI VI10 PLUS 10.8 inch Tablet PC-159.70 Online Shopping| GearBest.com

Remix OSというと聞き覚えがないかもしれませんが、これはAndroidをベースに開発されているOSで、マウスを使ってノートPCのように操作しやすいように改良されています。なので、今回のレビューはVi10 PlusというよりもRemix OS 2.0の紹介が多くなります。

なお、Remix OSについてはすでにAndroid 6.0をベースとしたRemix OS 3.0もリリースされているようですが、CHUWI Vi10 Plusに入っているのはAndroid 5.1ベースのRemix OS 2.0です。

外観チェック

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CHUWI Vi10 Plus、パッと見は…まぁ普通のタブレットですね。10.8インチなのでさすがに大きいです。重さもそれなり。
洗練されたなにかはないものの、しっかりがっしりした印象を持ちます。

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両側面にスピーカー。ちゃんとステレオで音が出ます。

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左側面にはたくさんの接続ポートが。左からイヤホンジャック、HDMI、Micro USB、USB Type-C、TFカード(Micro SDカード)となります。

USBがMicro USBとType-Cと2つありますが、Micro USBはマウスなどをOTGで繋ぐためのもので、Type-Cは充電やPCとの接続に使います。本体に付属しているUSBケーブルもType-Cのものしかありません。

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背面にはCHUWIロゴとIntelハイッテル。

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背面上部にはカメラ。まぁタブレットの背面カメラなんておまけ程度だと思いますが…。(いや、それでも使っている人がいないわけではありませんが、10.8インチクラスのタブレットではさすがに…。)

Remix OS 2.0を起動

CHUWI Vi10 PlusはWindows 10とRemix OS 2.0のデュアルOS仕様です。電源入れた直後の画面でどちらのOSを起動するのか選べるのですが、Windowsのほうを紹介しても仕方ないので、今回はRemix OS 2.0のみ触れます。

購入直後は初期設定もなくいきなりホーム画面になったのですが(GearBestで購入する中華端末ではよくある)一応初期化してから始めます。

初期設定

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最初の言語設定に日本語がありました。Remix OSでググると日本語は無いという記述もあるので、GearBest側で何かしら入れているのかもしれません。

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最初におすすめのアプリのようなものが出てきます。これ、最近ZenFone Goを初期設定したら同じようなのが出てきましたね。

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たしかにすごい人気の有りそうなものも出てくるのですが、明らかにお金の動きが見えるようなものもいくつかあります。まぁここからインストールしたから何か害があるというわけではないと思いますので、必要なアプリがあればここで入れてもいいと思います。

ホーム画面

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これがRemix OS 2.0のホーム画面です。
上にステータスバーはなく、下にタスクバーが表示され、そこに戻るキーやホームボタンも表示されています。左下にはスタートボタンもあるので、このあたりはWindowsライクに考えたほうが理解が早いです。

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スタートボタンをタップするとスタートメニューが表示され、最近使ったアプリやインストールされているアプリの一覧が表示されます。

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右上の電源ボタンでシャットダウンしたりWindowsに切り替えたりもできます。

スクリーンショット

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スクリーンショットは通常のAndroidと同じように電源キー+音量下で撮影できます。その際にまず中央の部分だけが範囲指定された状態になります。この範囲は自分で自由に変えられるので、好きな範囲だけを撮影できます。

でてきたボタン群の一番左、矢印なボタンを押すか、もう一度電源+音量下を押すと範囲が全体に広がります。

あとでトリミングする必要がないのは便利ですが、全体を撮りたい時は毎回範囲指定をしないとならないのでちょっと面倒です。

通知

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画面右下にあるボタンをタップすると画面右端に通知領域が表示されます。この見た目はWindows 10っぽいですね。

マルチウィンドウ

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Remix OS最大の特徴とも言えるのがこの、アプリをウィンドウモードで開けることです。設定やアプリを複数開いて並べて置くことができます。Androidでマルチウィンドウというと、2つのアプリ画面を左右に並べるというものですが、Remix OSではWindowsのように自由な大きさと位置で表示できます。

ノートPC的に使うのがいい

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Remix OSを最大限に使いこなすには、タブレットとしてよりも、キーボードとマウスを繋いでノートPCライクに使うのがいいです。
キーボードもマウスもBluetoothで繋ぐと便利ですが、そうでない場合は以前紹介したマルチOTGアダプタのようなものを使うといいでしょう。

ウィンドウモードとフルスクリーンモード

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タスクバーやスタートメニューにあるアプリアイコンを右クリックすると、「ウィンドウモードで開く」などのメニューが出てきます。アプリによってフルスクリーンモードで開くものとウィンドウモードで開くものがあります。

通常アプリを開くと、上の方にWindowsのように最大化・最小化ボタンがあるのですが、それがグレーアウトしているアプリもあります。そういったアプリでもスタートメニューから右クリックでウィンドウモード起動できたりします。

こういった動きがあるからこそ、マウスを繋いでPCライクに使うのがオススメです。スマホに最適化されたアプリではマウス操作は違和感あるかもしれませんが、プリインのファイルマネージャーを使っているときなどはかなりPCっぽく使えます。

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アプリをインストール

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Remix OSは、最初はPlayストアがインストールされていないそうです。…が、この端末には最初から入っていました。GearBestのストアROMとかそういうのでしょうか。Playストアが入っていない場合でも、プリインの似たようなアプリがあるので、そこからPlayストアをインストールできます。

ホームアプリは固定

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いくつかアプリをインストールしてみました。使いやすさのさはあるものの、大抵のアプリは起動できるようです。ただしホームアプリについては、デフォルトから変更できないようです。また、デフォルトのホーム画面はウィジェットが置けないので、Remix OS 2.0ではウィジェットが使えないようです。

そのほかのアプリについては、ウィンドウモードなりフルスクリーンモードなりで使いやすさの差はあるものの、動き自体には問題ありません。ただ、うーん、私があまりタブレットを使わないせいなのか、これを使ってなにしよう?と考えてしまいます。

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タブレットだと大画面でウェブを見たり電子書籍、動画視聴といった利用方法があります。これについては問題ありません。10.8インチもあると、文字もつぶれず見開きでちゃんと読めます。Amazonビデオも問題なく利用できました。ただそれなら普通のタブレットでいいわけで、Remix OSならではの使い方は何でしょうか…。

CHUWI Vi10 Plusでブログは書けるか

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ブログは大抵ウェブ上から入力・更新するので、CHUWI Vi10 Plusでブログ更新する事は可能です。キーボードとマウスを繋げばノートPCと同じような感覚で利用することができます。

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Androidアプリの中には写真の加工ができるものも多いので、だいたいのことはできるでしょう。慣れの問題もありますが、CHUWI Vi10 Plusでブログを書くことは十分に可能です。実際、この記事も一部分はCHUWI Vi10 Plusを使って書いています。(写真加工やネットワークの問題でデスクトップPCで書いている部分もあります。)
このあたりは、やはりマウスとキーボードがあると作業が楽で、通常のAndroidよりもマウス・キーボードの扱いに優れているRemix OSを使う利点となりそうです。

スペックなど

CHUWI Vi10 Plusの基本的なスペックは以下のとおりです。

OS Remix OS 2.0 (Andorid 5.1.1)
CPU Intel Z8300 Quad Core, 1.44GHz
RAM 2GB
ストレージ 32GB
外部メモリ microSDXC (最大128GBまで)
ディスプレイ 10.8インチ 1920 x 1280 (WUXGA)
カメラ 背面:200万画素 前面:200万画素
バッテリー 8400mAh
サイズ 約276.4 x 184.8 x 8.8 mm
重量 約686g

ベンチマークアプリの結果は以下の通り。

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ストレージは32GBですが、これにRemix OS 2.0とWindows 10が入っており、使えるストレージもそれぞれのOSで分かれています。Remix OS側でユーザーが利用できるのは約8GBです。これは…かなり少ないですね…。

まとめ

Remix OSとしての可能性は感じます。通常のタブレットとも、ノートPCやChromebookともひと味違った使い心地となります。ただやはり本領を発揮するためにはキーボードとマウスは必須かな、と思います。専用のキーボードもあるので(英語配列となりますが)一緒に使った方がいいですね。

画像加工などアプリの扱いはAndroidが慣れていて、それでいて大画面で外でブログ更新するなどノートPCライクに使いたいのであれば、アリかもしれません。それでも本製品はWindows 10と同居しているのでストレージがかなり少ないです。SDカードが使えるとはいえ、大量のアプリをインストールするという使い方には合いそうもありません。Remix OSに惹かれて、Windows一緒でなくてもいいのであれば、デュアルOSよりもRemix OSのみのモデルを買った方がいいと思います。

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普通のAndroidタブレットとして見たときは、かなりサクサク!とは言えないですがイライラするほどのものではありません。それでいて10.8インチタブレットが16,000円程度というのは安いですね。大画面のタブレット、もしくはお遊び用、Remix OSのお試し用としてはアリなんじゃないかと思います。

参考情報

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