艦これAndroid版 先行試験運用を格安SIMの200kbps低速状態でプレイできるかやってみた

20160611-kancolle-1

いよいよ始まった艦これAndroid版 先行試験運用。これで外でもAndroidで艦これを楽しめる!…となると気になるのが通信量と実際の動作ですよね。格安SIMを契約している人であれば、外で大きな通信量はできるだけ避けたいところです。

高速データ通信量の節約のため、格安SIMの多くでは低速に制限して高速データ通信量を消費させないためのスイッチを設けています。その場合はたいてい最大通信速度が200kbpsになります。はたしてこの速度で艦これは楽しめるのか、実際にやって動画にしてみました。

  • 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

キャッシュ無しで初回起動

艦これAndroid版は様々なデータを一度読み込んだらキャッシュとして端末内に貯めておきます。次回同じデータを呼び出すときは通信しなくてもキャッシュとして貯めこんだものを利用すれば通信量も消費しないですし素早く表示できます。なのでこのキャッシュをうまく使ってくれるのが肝となります。

ただ、初回はキャッシュがない状態ですから、当然すべてのデータに通信読み込みが発生します。このキャッシュがない状態で、低速制限中の格安SIMで普通にプレイできるのか、やってみました。格安SIMはmineoのドコモプランを使用。mineoスイッチアプリで節約モード(200kbps制限)にしてあります。端末はXperia Z3 Compactです。

…めっちゃ時間かかる!
ていうか起動できないで終わった!

ガーンΣ( ̄□ ̄;)

20160611-kancolle-2

なお、この時点での通信量は10MBほどです。キャッシュ無しで艦これ起動しようとすると10MBほど消費するようです。

キャッシュアリで起動→出撃

気を取り直して、まずはWi-Fiで通信しながら編成画面や入渠画面など一通り回って、さらに1回出撃もして、キャッシュを貯めました。そこで一旦終了し、Wi-Fiオフの200kbps状態にしてプレイしなおしてみました。

今度はうまく起動し、出撃までは順調でした。戦闘前にはやはり読み込みが入り、それなりの時間中断してしまいます。ここはキャッシュだけではどうしようもないものがあるんでしょう。

戦闘後、母港に帰るとBGMが鳴らず、操作もしっかり受け付けない状態になってしまいました。動画はそこで終わっていますが、このあと少ししたら読みこみが終わってBGMも鳴り、普通にプレイできました。やはり読み込みに時間がかかるようです。

20160611-kancolle-3

この時の通信量は先ほどと比べると6MBほど加わっています。一通り戦闘を行ってそれくらい消費するということでしょう。これ1回ならいいですが、繰り返しプレイしているとそれなりに多くの通信量を消費してしまいそうです。

まとめ

さすがに200kbps状態でキャッシュがないものを、最初から全部読み込もうとするのは良くないようです。あらかじめWi-Fiでキャッシュしておきましょう。アプリ起動画面にキャッシュ削除のボタンもありますが、何か問題がない限りはこれもクリアしないほうがいいと思います。

それでも戦闘時などは読み込みが発生してしまうので、200kbps環境でプレイするのはちょっと無理がありそうです。母港画面では快適に操作できたので、やはり外では戦闘などは行わず、遠征管理などにおさえていたほうが良さそうですね。
通信量が余りまくっている、というのであればLTEでガンガンプレイしてもいいと思います。その場合でも、使いすぎにはご注意を。

  • 本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。
OREFOLDERの最新情報をお届けします
author icon
orefolder

OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

⇨orefolderの記事一覧