Zen Tour 2016 in Tokyoに参加!スタッフが多く、近く、話しやすくて楽しいイベントでした

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ASUSが2月末より日本全国6ヶ所で開催している「ZenTour 2016」の東京会場の回に当選し、15日に参加してきました。今回はその内容をレポートします。こういったイベントはいくつか参加していますが、その中でもASUSスタッフとの距離が非常に「近い」イベントだと感じました。

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Zen Tour 2016 in Tokyo

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会場に着き、受付で番号札をもらいました。今回はあらかじめ参加者にこの番号が振られており、その番号の席順になっているそうです。こういうイベントでは先に来た人から自由な席へ、というものが多かったのでちょっと新鮮でした。
4番だったので、最前列の席でした。さすがに真正面ではありませんでしたが、悪くない席です。

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そんなこんなでイベントが始まりました。

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今回の内容はこの通り。
イベント参加者にはASUSのAndroidタブレット「ZenPad S 8.0」がプレゼントされることになっており、今回はその商品に関するプレゼンテーションが主となります。

ASUSのタブレットは国内でも1番売れているのだとか。Nexus 7で国内で大きな評価を受け、その後も売れているようです。とはいえ私はタブレットにはそこまで興味もなかったのでASUSが売れているとは知りませんでした。自身のメインタブレットはNexus 9ですし。

ZenPad S 8.0プロモーション

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ZenPad S 8.0は画面サイズ7.9インチで、スペックにより複数のモデルが存在します。メモリが2GBストレージが16GBのものとメモリが4GBストレージが32GBの物があります。

⇒ASUS ZenPad S 8.0 (Z580CA) | Tablets | ASUS 日本

ですが、今回プレゼントしていただいたZenPad S 8.0はそれら一般販売されているものとは違い、4GBのRAMと64GBのストレージのものです。元々はメディアなどにレビュー用として貸与されていたものを特別にこちらに、ということです。(新品ではない、あえて言うなら新古品。)

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ZenPad S 8.0は背面のデザインも特徴的で、女性が持つクラッチバッグのような、そんなシンプルながらエレガントなものになっています。

ディスプレイの美しさに力が入ってる

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ZenPad S 8.0のディスプレイは7.9インチの画面比率が4:3とiPad mini3と同じ。ASUSにとって画面比率4:3のタブレットは初めてなのだとか。iPad mini3を意識して作られたんですかね。画面占有率は73%と、勝っています。

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また、ディスプレイの透過性も従来の86%から94%にアップしたとのこと。
この数字は文章にするときは楽でいいのですが、実際にその差がどれほどのものかよくわからないですね。その86%のものと94%のものを、実際に比べられるようなものがタッチアンドトライにあったらいいなと思いました。

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そのほか、「ASUS VisualMaster」や「Tru2Life+」「PixelMasterテクノロジー」といった言葉が並び、そのグラフィック性能について語られました。この辺りは文章や静止画でのプレゼンでは難しいですね。実機での差がわかるものが欲しかったです。

音もいいよ

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音に関しても、DTS – HD Premium SoundとSonicMasterに対応し、さらにAudio Wizardで自分好みにもできます。私はそこまで音には拘らないのですが、こだわりのある人には嬉しいのかな。

SnapView

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ロック画面で別のロックパターンで解除することで、別のアカウントでログイン、のようなことができるのがSnapViewです。家族で共用のタブレットとして使うには便利な機能でしょう。ただ、着信はアカウント関係なく来ますし、通知に関することなども、詳細なことはちょっとやってみないとわからないという印象です。

専用のスタイラスペンでより便利に

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ZenPad S 8.0には専用のスタイラスペンがあります。通常は別売りですが、今回はそのペン「Z Stylus」も一緒につけていただきました。なんと1024段階の筆圧も感知できるすぐれものです。

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これを利用した機能も用意されています。ASUSスタッフとしても一押しなのか、これについては実演での紹介が行われました。ここまで便利だと、やはりタブレットと一緒に持ち歩きたいもの。専用のカバーにはこのペンを一緒に収納できるものもあるそうです。

質疑応答など

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プレゼンテーションのあとは質疑応答が行われました。その流れの中ではZenPadではありませんが、ZenFoneの裏蓋の開け方講座まで行われることに。ZenFoneに関しては、この裏蓋がなかなか外せない、怖いという方が多いそうです。ZenFone 5ではそんなことは感じなかったのですが、ZenFone 2以降はそうなのでしょうか。蓋をあけるコツは力ではなく、爪・角度だそうです。

私も今までいろんな端末を触っていますが、そのなかでも裏蓋が剥がすのが怖い端末としてはAcer Z530がトップですね。次いでUPQ Phone A01でしょうか。この辺りはどこか壊れないか心配になります。

その他質疑応答

Q:ZenPad S 8.0は外でも使いたいからSIMフリー版が欲しいが、その可能性は?
A:ZenPadはこれまでWi-Fi版とSIMフリー版をどちらも出している。ZenPad S 8.0についてはWi-Fi版のみとなっており、SIMフリー版については出したい、けど…(微妙な表情)

Q:ZenFoneシリーズは非常にたくさんあり、今年だけでももう3台(ZenFone Zoom/Max/Go)ある。このペースで出されると買うほうとしては大変なんだけど。
A:それだけ本気なんです。

Q:タブレットだと特に考えてしまうのだけど、保護フィルムは貼った方がいいのか?
A:会社としては公式のフィルムも売ってるので答えにくいけど、個人的には貼らないほうがいいと思っている。輝度や透過性の問題、タッチセンサーなども貼らない状態が完全となっている。

Q:アンチグレアのディスプレイを持った端末は難しいか?
A:欲しいですか?欲しい人ー?(会場挙手多数)…なるほど、検討します。

Q:Android 6.0 Marshmallowの予定は?
A:今日タッチアンドトライに並んでるものは来る、ただしいつだとかそういうことは言えない。ZenFone5はこない。

Q:ZenFoneは名前がフクザツというかよくわからない。なにかしらネーミング規則はあるのか?
A:本社的にはあるけど、我々も混乱してる。ZenFone 5まで(ZenFone 4/5/6)は単に画面のインチ数。ZenFone 2以降のZenFone 2 Laseなどは、ZenFone 2のバリエーションとなっている。ZenFone 2の「次」は…まぁ、2の次の数字は…

ZenTour 2016 Tシャツ

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ちなみに、今回スタッフがみんな着用していたTシャツ、これは「Zen Tour」ということでライブなどのツアーを意識して作られたものです。カッコいいですね。

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参加者にもプレゼントされました。ライブツアーの帰りのように、ぜひ着て帰ってくださいとのことでした。この季節じゃ寒いけど。ちなみにMサイズはもう残りが少なくなってきているとのこと。東京の次は札幌で3月19日に最終回が予定されていますが、足りるのでしょうか…。

タッチアンドトライ

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会場にはタッチアンドトライとしてASUSの最近の製品がずらりと並んでいました。プレゼンテーションの前後にこれらを実際に触ることができました。なかにはまだ発売日の詳細が発表されていないZenFone Goも。
こちらにかんしては、また別の記事でお知らせできればと思います。

まとめ

ASUSのイベントに参加したのは初めてでしたが、ほかと比べてもスタッフが近いと感じたイベントでした。スタッフの数が多いこと、気軽に話しかけられる、話しかけてきてくれること、お揃いのTシャツを着ているので誰がスタッフか分かりやすい、というのが良かったです。

ちなみに、私はこういうイベントの時にはドロイドくんのプリント入りフリースやTシャツなど、ドロイドくんグッズを身に着けていくことがよくあるのですが、それについて反応してくれたのは今回が初めてでした。向こうから話しかけてくれるというのは嬉しいものですね。

ただ、展示内容としては、ただ製品を並べるだけではなく、もう一工夫あるといいかな、と思いました。ここまでの文中でも述べましたが、画面の綺麗さ、性能向上などは文章や静止画で見ても実感できないので(ブログなどで書く言葉としては提供されているのでいいのですが)その比較を実感できるものが欲しかったです。これまでの他のイベントだと、SONYのXperiaのイベントでは開けることができない端末の中身を公開したり部品だけを取り出したものの展示なども行われていました。そういう「普通の店頭で触ることができるもの以上のこと」があると、よりいいのでは、と思います。

ASUSとしてこういうイベントを開催するのはまだまだ新しいことのようなので、ぜひ今後も続けていってほしいと思います。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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