有り余るバッテリーを分け与えられるモバイルバッテリー兼スマホ「OUKITEL K10000」

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前回の開封の儀に続き、今回はOUKITEL K10000のスペックや機能について紹介したいと思います。大きくて重いからこその、使いやすくするための工夫、そして有り余るバッテリーを活用する機能が、あるんです。

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ホーム画面

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OUKITEL K10000のホーム画面はドロワーがないタイプです。デフォルトでは3画面あり、すべてのアプリが画面上に表示されます。噂ではAndroid Nのホーム画面がこうなるんじゃないかと言われていますが、これ使いにくくて嫌なんですよね。必要ない、見たくないアプリやアイコンが消せないのはストレスになります。

プリインストールサれているアプリは特に無駄がなく…と言いたいところですが、『Clean Master』と『Opera mini』が入っているところが面白いですね。逆にChromeは入ってませんでした。Opera miniと競合するからでしょうか。

通知領域

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通知領域とボタン類は特に目新しいものはないですね。強いて言えばHotKnotがあることくらいでしょうか。これは日本国内だとFREETELの端末によくある機能で、対応した端末同士でファイルのやり取りができる、Android Beamのような機能です。OUKITEL K10000にもNFCは付いてないので、そういう端末では便利かもしれません。この機能はMediaTek製プロセッサーを使っている機種にあるようです。

ストレージとメモリ

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内部ストレージは16GB、デフォルトでは11.4GBほどの空き容量となっています。メモリは2GBで空きは1.4GBほど。軽く使っているうちではとくに引っかかりもなくスムーズに操作することができています。

その他スペック

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そのほか、簡単なスペックは端末情報にも記載されています。

OS Android 5.1
CPU MTK6735 64bit Quad Core,1GHz
RAM 2GB
ストレージ 16GB
外部メモリ microSDHC (最大32GBまで)
ディスプレイ 5.5インチ 1280×720 (HD 720)
カメラ 背面:1300万画素 前面:500万画素
バッテリー 10000mAh
サイズ 157.5 × 76.5 × 13.8 mm
重量 約317g

バッテリー

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バッテリーについては、さすがに10000mAhもあるので、なかなか減らない印象です。とは言え、公式サイトが言うnormal useで10-15daysというのはさすがに無いと思います。使わない待機状態ならそれくらいはもちそうですが。

普通に使って4,5日なら行けそうな気がしますが、メインで使うこと…あるのかな?そういうのも含めてnormal useで10-15daysなのかも…。

AnTuTuベンチマーク結果

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AnTuTuベンチマークの結果はv5.7.1で19923、v6.0.1で24306です。スペックからわかってはいましたが、それなりに低いですね。日本で発売されている格安スマホ系よりも若干低いと思います。使えないことはないけど、気になる人には気になる、という程度でしょうか。私は今のところ問題なく使えています。

ジェスチャー機能が豊富

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大きくて重い端末の操作性を少しでも上げようということでしょうか、ジェスチャー操作が豊富にあります。3本指でスクリーンショットを撮ったり、ダブルタップで画面ロックというのは意外と使えるかもしれません。

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面白いのは「クリップスクリーン」という機能です。これはメニューボタンを長押しで起動し、その後画面内の任意の範囲を指で囲むと、その範囲だけキル抜いた画像として保存できます。フリーハンドなのでなかなかいびつな形になってしまいますが、一部だけを画像として取り出して共有したい時には便利です。

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ほかにも、画面がオフの状態で画面をなぞるジェスチャーをすると、画面をオンにしたり任意のアプリを起動できます。起動するアプリはインストールされているものの中から自分で選ぶことができるのがいいですね。任意のアプリを起動できるジェスチャーはc, e, o, w, z, v, sの7種類です。

他の端末にバッテリーを分け与えて充電できる

そして、OUKITEL K10000の超大容量のバッテリーを活かした最も面白い機能がこれです。

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なんと、付属の専用OTGケーブルを使うことで、OUKITEL K10000から別のスマホに充電することができるんです。つまり、モバイルバッテリーとしても使えるということです。以前紹介したスマホ同士で充電できるUSBケーブルと同じようなことができるというわけですね。

この給電機能を使って、10台のOUKITEL K10000でラーメンを作っている動画もあります。…これ、公式の動画です。まぁ、どこかのキャリアも3秒クッキングとかやってる時代ですからね…。

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専用のOTGケーブルが必要で、充電側のスマホからはPC接続として認識されます。
なお、普通のOTGケーブルで繋いだり、向きを逆で繋いでも充電はされません。あくまで専用のOTGケーブルをOUKITEL K10000を給電側で繋いだ時のみ、この機能が発動します。

まとめ

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モバイルバッテリーとしてもスマホとしても使える1台2役なスマホです。テザリングで使えばルーター機能もあるので3役です。そう考えるとお得な気もしてきます?
ただやっぱり大きくて重いです。なんかもう人の頭の上に落としたら大怪我させちゃいそうな感じです。メインで持ち歩くことは、ないかなぁ…?でもまぁ変態端末って、所有欲が満たされていいですよね。オススメは、しませんよ。

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Oukitel K10000 スマート フォン 5.5″MT6735 4G 10000mAh 超大型容量 Android 5.1 13.0M+5.0M 2GB RAM16GB ROM メタルフレームカバー 日本語対応

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参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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